日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした公開懇談会
2008年11月30日
(日)8:35〜12:00
国立オリンピック記念青少年総合センター
日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした自然保護指導員講習会が行われた。
自然保護指導員の新規申請・更新対象者・專門委員を含めて66名が参加した。今回は山岳団体自然環境連絡会として共に活動している7団体と日本自然保護協会の参加をえて実施された。各代表から熱のこもった報告が続き、内容も大変好評で盛り上がった。昼食をとりながらの交流・懇談では、引き続きこのような企画を希望する意見が出ていた。
1.都岳連自然保護委員会 委員長挨拶 大島文雄
2.山の自然保護・保全活動について次の団体における山の自然保護・保全活動の実績と現状の報告があった。
- 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
- 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
- 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
- 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
- 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
- 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
- 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、会津駒ヶ岳](辻村千尋氏)
- 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)
3.山の自然環境保全・保護を学ぶをテーマに報告者と意見交換を行った。
司会は徳永邦光 都岳連自然保護委員。
4.講演のあとの食事会では報告者を交えて親睦も深められた。