日山協 自然保護指導員 講習会(公開)2011年度の速報

社)日山協 自然保護指導員 講習会(公開)2011年度の写真による速報です。

 

2011年11月26日(土)、日本山岳協会認定の自然保護指導員 公開講習会が、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて開催されました。

ごあいさつ
 日山協自然保護委員会の石倉昭一委員長
 都岳連自然保護委員会の西山常芳委員長

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更新者対象講習
 関連法規など

関東都県自然保護活動の現状報告
 神奈川県山岳連盟
 埼玉県山岳連盟
 千葉県山岳連盟
 東京都山岳連盟

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山岳団体自然環境連絡会の報告
 山の野生鳥獣目撃レポート 中間報告

講演
 東日本大震災に学ぶ「人と自然の持続的未来へ」
 東京都市大学教授 涌井史郎氏

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事務連絡

 

写真: 日山協自然保護委員長、都岳連自然保護委員長、関東都県の山岳連盟パネラー、涌井氏の講演

撮影: 宮崎

日山協・自然保護指導員2010年度公開講習会の速報

社)日山協 自然保護指導員 公開講習会2010年度の写真による速報です。

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 2010年11月26日(金) 18:30より、日本山岳協会認定の自然保護指導員 公開講習会が、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて開催されました。
 今回は、日本山岳協の主催、都岳連が主管で、県岳連との合同開催となりました。茨城、神奈川、群馬、埼玉、千葉、栃木などからも広く参加されて、参加者は一般の方を含めて約70名になりました。

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公開講習会は充実した内容で、夜の時間帯にもかかわらず参加者の皆さんの高い意識も感じられました。

日山協関東3県の山岳自然環境保護・保全活動の現状と問題点
 千葉県山岳連盟  自然保護委員長 重政 憲之氏
 埼玉県山岳連盟  自然保護委員長 岩崎 繁夫氏
 神奈川県山岳連盟 自然保護副委員長 松隈 豊氏
 コーディネータ 日本山岳協会副委員長 徳永 邦光氏

山岳団体自然環境連絡会の報告
 山の野生鳥獣目撃レポートの中間報告
  日本山岳協会自然保護副委員長 松隈 豊氏

基調講演
 「山岳団体(山を愛する岳人)への期待と国立公園の役割」
  財団法人国立公園協会研究員(前理事長)  鹿野 久男氏
写真: 日山協自然保護委員長、都岳連自然保護委員長、関東3県の山岳連盟パネラー、鹿野氏の講演
撮影: 宮崎

公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」 2008/11/30

日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした公開懇談会

2008年11月30日
(日)8:35〜12:00
国立オリンピック記念青少年総合センター
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 日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした自然保護指導員講習会が行われた。
 自然保護指導員の新規申請・更新対象者・專門委員を含めて66名が参加した。今回は山岳団体自然環境連絡会として共に活動している7団体と日本自然保護協会の参加をえて実施された。各代表から熱のこもった報告が続き、内容も大変好評で盛り上がった。昼食をとりながらの交流・懇談では、引き続きこのような企画を希望する意見が出ていた。

1.都岳連自然保護委員会 委員長挨拶 大島文雄

2.山の自然保護・保全活動について次の団体における山の自然保護・保全活動の実績と現状の報告があった。

  • 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
  • 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
  • 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
  • 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
  • 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
  • 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
  • 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、会津駒ヶ岳](辻村千尋氏)
  • 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)

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3.山の自然環境保全・保護を学ぶをテーマに報告者と意見交換を行った。

司会は徳永邦光 都岳連自然保護委員。

4.講演のあとの食事会では報告者を交えて親睦も深められた。

公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

自然保護指導員 公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

(公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会 

日時:11月30日(日) 8:35〜12:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター (センター棟 セ-304号室)

対象:日山協自然保護指導員、2008年度新規指導員申請者、日山協関東地区自然保護委員会、
   各団体自然保護関係者および山岳環境保全に関心のある方など

プログラム:
1.山の自然保護・保全活動の報告
 各団体における山の自然保護・保全活動の実績(環境保護活動、調査・研究、普及、教育等)と現状の報告です。

 【報告者】

  • 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
  • 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
  • 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
  • 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
  • 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
  • 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
  • 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、他](辻村千尋氏)
  • 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)

    演題と講演者は11月25日時点での予定です。

2.山の自然環境保全・保護を学ぶ
 これまでの活動のレビュー、これからの目指す姿などについて報告者との忌憚の無い意見交換により、自然保護に係る人の役割を学びます。

 【司会】 都岳連 前自然保護委員長  徳永 邦光

 
定員: 80名
申し込み:(公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話、または
メール
をお願いいたします。
      電話 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

参加費: 800円 (但し、2008年度新規指導員認定申し込み者は無料)
  申し込み後に郵便振り替用紙に「懇談会」と書いて参加費をお振込みください。
  郵便振り替口座番号 00130-9-317605
  振込先名称    (社)東京都山岳連盟
  ※なお、懇談会参加費は当日会場でも受け付けます。

以上

日山協 自然保護指導員の2008年度 認定講習会の報告

日本山岳協会 自然保護指導員の認定講習会の報告(2008年度)

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9月7日(日)、ブナの自然林が残る奥多摩三頭山の檜原都民の森で、(社)日本山岳協会 自然保護指導員の新規認定「机上・実地」講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われた。
 
JR武蔵五日市駅前に9時集合、貸し切りバスで檜原都民の森へと向った。講習は車内で始まり、小高講師から都岳連活動紹介、森林に囲まれた研修センターでは、藤井講師
から三頭山の地質・地勢の特徴の講義と三頭大滝付近にて奥多摩の地質、断層を探索した。昼食後は、岡田講師から自然保護指導員の基礎知識と心得、水質調査とその目的が講義されて、3班に別れて沢の水の水質調査実習を行った。
 帰りの車中では積極的な意見が出され、来年度から始まる新指導員の活躍が期待される講習会となった。

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帰路の車中での感想:(参加者20名中、18名からの感想)

  • 山でトイレに行き難くなる。
  • 地質が少し難しかった。
  • 自分の山行が常にインパクトを与えていると思っていたが、やはり複雑な思い。
  • 水質検査が有意義だった。
  • 山の準備をしてきて、歩かなくてすんだのは良かったのか?(物足りない?)これから先のことを思うと責任が重いと感じる。
  • 数時間の講習で指導員とは心配。メルマガでもっと情報が欲しい。
  • トイレ使用料を100円払っていたが、200円位支払わなければと感じた。
  • トイレの持ち帰りは実施しているが、現物の持ち帰りに抵抗があったが、今回考え直さねばと思った。
  • 山が疲弊していくのを感じた。自分に何が出来るのか考えていきたい。
  • 人間との共存が大事。ほったらかしではいけないと思った。
  • 考えるのに良いきっかけとなった。
  • 米国では施設を整えて入山料として30$くらい徴収している。そろそろ日本でも徴収するべく検討したらどうだろうか。
  • 人が山へ入るインパクトとの折り合いを考えなくてはと思った。
  • 歳とともにトイレの快適性を求めてきた。雲取山の500円は妥当だと思えた。
  • 自分も山を汚してきたのかと反省しながらの参加でした。
  • 今年のカタクリパトロールに参加した。山の成り立ちに興味を覚えた。”お花つみ”は好きだったが反省し、(携帯トイレを)自ら実施して行く事で広めたい。
  • トイレの意識を新たにした。地質は楽しかった。
  • 三頭の大滝を別の目で見られて良かった。テントを指定地以外で張らないよう注意していきたい。
  • 自分に何が出来るかわからないが、努力していきたい。

 全体として「地質を有意義と感じた参加者多数。これから山に登る時に、山を見る眼が変わる」との感想もありました。

アンケート:
 し尿持ち帰り袋(トイレパック)を使用した経験のある受講生は1名のみ。今後のPRが必要と思われた。

受講生:20名 (女性6名、男性14名、40代が2名、残りは50代と60代が半々) 

委員会スタッフ16名
講師:藤井、岡田、小高
委員:渡邉、西山、山根、猪狩、大島、徳永、溝口、小島、廣田、野口、小林、野本、小原

投稿:大島、西山、小島
写真:基礎知識の講義、水生生物の調査、地質の調査