平成19年度 自然保護委員会主管 自然保護指導員活動一覧

平成19年度東京都山岳連盟自然保護委員会主管
自然保護指導員活動一覧(期間 自平成18年12月至平成19年11月) [平成19年12月9日版]

実施日 山域・会場・名称等 活動内容 参加人員 備考
2006
12/16~17
雲取山調査 ・雲取山荘のトイレ利用状況(蛎殻利用の完全循環型トイレ)
・雲取避難小屋のトイレ利用状況
・樹木の立枯れ・食害調査
・植林帯の状況調査
・コース上のゴミの状況
12名 うち委員会より6名 ○バイオトイレ閉鎖後の小屋設置の蛎殻トイレ視察
○避難小屋トイレは相変わらず汚い、管理を徹底するべきか
○石尾根の食害は想像を絶する程、早急な対策が必要
2007
4/14~22
5/14(撤収)
カタクリパトロール(御前山) ・カタクリ盗掘防止
・ポータブルトイレ普及活動
・山岳トイレについてのアンケート
・カタクリの保護と山のトイレマナー啓もうのためのチラシ配布
・登山道の清掃活動
◎山渓環境賞B賞受賞記念事業
惣岳~御前山にかけてのカタクリ群生地に保護ロ−プ設置
自然保護指導員延104名 ○週末は麓の駐車場が満杯となった
○カタクリ保護柵は効果的だが撮影用スペースが欲しい
○降雪後、滑り防止のため保護策内歩行目立つ
○簡易トイレの普及活動・アンケートに好意的
○ゴミは減ったがタバコのフィルター・飴の包紙などが目立つ
○ 山麓の駐車場か避難小屋に改善トイレ設置を行政に働きかける
*18~20日降雪のため中止
5/20 春の自然観察会(五日市秋川丘陵) ・登山マナーの啓もう活動
・春の山野草解説
・初級登山教室
・身近な食材のテンプラ試食
103名 うちスタッフ25名 ○子供連れ含めリピーター多い
○山菜のテンプラ好評
6/3 清掃山行(高尾山) ・ゴミ袋配布
・登山マナーの啓もう活動
・登山道の清掃活動
・全国一斉水質調査協力
91名 うちスタッフ9名 ○ゴミはほとんどなし
○予想以上の参加者で、指導員の協力を得て5班編制で実施
7/7~8 雲取山環境調査 ・雲取山荘のトイレ利用状況
・雲取避難小屋のトイレ利用状況・樹木の立枯れ・食害調査(特に深刻なシカによる食害チェック)
・コース上のゴミの状況
・秩父岳連との意見交換
11名 うち委員会より4名 ○冬季用蛎殻トイレ好調に4/28迄稼働(4年目)
○バイオトイレの稼動状況調査
○避難小屋トイレ清潔に保たれていたが、周辺の埋没ゴミは未処理
○鹿の食害益々甚大(幼木保護策効果なし)
10/20~21 日本山岳耐久レース(奥多摩) ・仮設トイレ設置
・ポータブルトイレ普及活動
・水溶性ペーパー使用の啓発活動
・大気汚染調査(NO2測定、35ヶ所)
・ゴミ袋配布
大会役員として委員会より13名 ○山域のNO2濃度測定実施、現在分析依頼中
○好天下、2000名以上の参加有、大会初の死亡事故発生、今後の大会運営方法再検討
10/28 奥多摩清掃山行(耐久レースコース) ・耐久レース後の清掃活動及び環境への影響調査   ○レース後の清掃で概ねゴミ等の回収は済んでいたが、乾電池や一般ハイカーのものと思われるタバコの吸い殻、回収できなかったコース上のテープ等回収
11/18 秋の自然観察会(五日市丘陵) ・里山の秋の植物・樹木解説
・奥多摩の成り立ち(地質)解説
・キノコ解説
・初級登山教室(ローインパクトな山登り)
・山岳写真講座
77名 うち外部講師1名
内部講師・スタッフ23名
○身近な植物の「秋の姿」紹介
○地元で採れるキノコの味噌汁・天ぷら提供
年間を通じて実施 主に秩父多摩国立公園 ・自然保護の啓もう、自然観察会の実施
・登山道の清掃活動
・ゴミ袋の配布
・ポータブルトイレの普及活動
・トイレットペーパー使用の呼びかけと使用済みペーパーの持ち帰り運動
・御前山周辺4ヶ所で3月から12月まで毎月水質調査実施、19年度は2種の試薬を使用し、データの信頼性・有効性を確認中
・19年度公益信託自然保護ボランティアファンドより補助金取得
・山岳7団体自然環境連絡会に参1加
・行政との関わり(課題)