今から丁度100年前の1912年、ドイツのヴェゲナーが南北アメリカ大陸の東海岸線と北欧~アフリカ南端までの西海岸線がピッタリ合う事から大陸が割れて移動したと発表した。しかし、地質学者が取り合わなかった。
その後、彼は証明のためグリーンランドに行き過労死。一時この学説は立ち消えた大戦後、地磁気の研究で大陸が移動したと考えないと証明できず、東日本大震災でもわかるようにプレート説が浮上、確たるものとなった。これにより大地震予知研究等が大きく進んだ事は確かだ。
ヴェゲナーのように広い視野に立って、多くの知識を会得し、新しい発想で自然を見つめ直す時代が来ているのではないだろうか?
藤井謙昌