水質調査活動での様子 2010年8月

2010年8月21日(土)定例の奥多摩の水質調査を4名で実施しました。

前日の大雨の影響で道はしっとりとして歩き易いのですが湿度が高く少々熱中症気味での夏の低山はこたえました。

真夏にはやはり花は少なく、クズ(葛)、キツリフネ(黄釣船)、ヤマアジサイ(山紫陽花)、カメバヒキオコシ(亀葉引起)くらいしか目に映りませんでした。マルバ、ウリハダ、イロハの楓類は、葉が繁り合い深い所では群青色にさえ見えました。春に開花したサンショウ(山椒)も立派に結実し、ヤマブドウ(山葡萄)も確実に実を大きくしています。

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6月に珍しいタゴガエルの卵塊を発見した湧水地では5㎜程の真っ黒いオタマジャクシが200~300匹発生していました。

避難小屋にトイレットペーパを20個補充し、暑さのためちょっとペースダウンした水質調査は16時20分に無事終了致しました。

投稿 ヤマネ
写真: 西山