最近、一般道を走る市民マラソンは異常なほどの盛り上がりである。トレールランニングも市民権を得つつある。辞書には「森林・原野・山地などにコースを設定して、走破するタイムを競う耐久レース。トレラン。」とある。
都岳連が主催するハセツネCUPも大変な人気。自然保護委員会では自然保護の観点、安全性、登山道占拠などからトレランには厳しい目を向けている。
ならば一度走ってみようと、いざ高尾山方面へ。山の楽しみと走る楽しみ、両方味わえた。
少人数でかつ自然や人を思いやる心を持ち、マナーを守り安全を確保できれば、スポーツとして認めてもいいのでは。大人数で駆け抜けるレースとはやや違う。みんなの宝、山を大いに考えさせられた。
福田博明