日山協・自然保護指導員2009年度公開講習会を開催しました。
2009年11月28日(土) 、日本山岳協会認定の「自然保護指導員公開講習会(更新)」が、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて開催されました。
(社)東京都山岳連盟内では、現在約270名の会員・個人会員が自然保護指導員として認定されていて、山岳地での自然保護活動に参画しています。
今回は2010年3月31日に更新を迎える方々を中心に、35名の皆さんが出席されました。実施日の設定が行事が重なる年末の土曜日の為か参加者が少なめだったのですが、その分参加者の意欲が伝わってくる講習会でした。
講師陣も7年前から活動している「山岳団体自然環境連絡会」の中核の方々にお願いし、「山岳地域での自然保護・保全活動を考える」のテーマで熱のこもったご講演をいただきました。お礼申し上げます。
なお、今回更新対象の自然保護指導員と新規登録申請された方は、都岳連と日山協理事会の確認を得て、2010年4月1日から5年間活躍していただくことになります。
今回、ご講演いただいたテーマと講演者は次の通りです。
ツールド谷川トレイルランにどう行動したか 日本勤労者山岳連盟:浦添 嘉徳氏
環境教育「国際交流を中心に」 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト:室岡 和彦氏
山岳地のトイレ「問題点と対策」 山のECHO:上 幸雄氏
山の自然保護活動への想いと日本山岳会の自然保護活動 日本山岳会:山川 陽一氏
山の野生鳥獣目撃レポート集計「現況と特徴」 日本山岳協会:松隈 豊氏
都岳連自然保護委員会の活動 東京都山岳連盟:小高 令子氏
講演の後、自然保護委員会からホームページのご紹介と更新手続きの事務連絡があり、閉会となりました。
写真: 大島自然保護委員会委員長挨拶、 講演の様子、 終了時は気持ちの良い空、講師を交えて食事会