日本山岳協会 自然保護常任委員研修会の報告 2008

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 日本山岳協会自然保護常任会が2008年6/28-29(土日)に尾瀬で実施されました。尾瀬保護財団と尾瀬林業の格別な協力をいただき、参加者30名が研修をしてきました。
 28日は1969年から行われている荒廃したあやめ平の湿原回復状況を見てまわりました。回復にはミタケスゲという、種の収穫が多く、蒔いた後に成長しても他の植物の生育を邪魔しない植物が選ばれていました。現在ではほぼ緑の回復は進んだものの、引き続き作業を行っていく必要性を感じました。
 29日は熱帯低気圧のため雨となりましたが、熊と人間の共生のために作られた高柱木道を「熊は通るのかしら」と覗いて見ました。また、昨日開通した東電橋を渡りました。研修会では環境保全の思いを新たにして終了しました。

投稿:猪狩
写真:ギンリョウソウ、ガクウラジロヨウラク

参考:
→ ミタケスゲ from oNLINE植物アルバム

関連リンク

山の関連団体や情報

→ 公益社団法人 東京都山岳連盟 :自然保護委員会はこのなかのひとつの組織です。
→ 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会 :東京都山岳連盟はこのなかのひとつの組織です
→ 都岳連 自然保護指導員 フィールドレポート :都岳連所属の日山協 自然保護指導員の報告の掲示です。

ビジターセンターなど

→ 高尾ビジターセンター :高尾山の自然やハイキングコース、「山道ものがたり」に人による高尾山の登山道の崩壊の説明がある。
→ 奥多摩ビジターセンター :御前山など奥多摩での登山、自然などの情報提供・利用指導
→ 山のふるさと村ビジターセンター
→ 御岳ビジターセンター
→ 小峰ビジターセンター :秋川丘陵小峰公園の情報
→ 八丈ビジタセンター

→ 東京都レンジャーニュース :東京都レンジャーの活動や自然の情報など

植物園など

→ 箱根湿生花園 :植物園の花を紹介した花だより、四季の花がきれいでわかりやすい。

花や木の名前を調べる

→ 植物園へようこそ! :群馬大学社会情報学部 青木繁伸氏
→ 植物形態学 :福岡教育大学 理科教育講座 福原 達人氏
→ 木のぬくもり・森のぬくもり :樹げむ舎

関連団体など

→ 環境省
→ 環境省 自然環境・自然公園 :自然環境局、自然環境の保全とふれあいの推進
→ 東京都環境局 :東京都の自然環境保全やボランティアの募集など
→ 東京都公園協会 :東京都の各公園の情報
→ 一般財団法人 自然公園財団 :公園施設の維持管理、自然解説や情報提供事業
→ 日本自然保護協会(NACS-J)
→ NPO 尾瀬自然保護ネットワーク:25年間活動した「尾瀬の自然を守る会」からの尾瀬自然保護指導員の連絡組織
→ 尾瀬自然保護財団
→ 尾瀬自然保護財団の尾瀬なび :日々の尾瀬便りブログ(4月から10月)

高尾山 クリーンハイク 2008/6/8

高尾山クリーンハイクとセッコク観賞 2008年6月8日(日) 曇り(予報は午前中に小雨)

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 今日のセッコクを観賞しながらの高尾山の清掃山行は、6月の環境月間に合わせた自然保護の啓もう活動である。
 京王高尾山口駅前に8時ごろからスタッフが集まり、電車が着くたびに参加者が増えてくる。9時から開会式を行う。開催の挨拶、自然保護委員会の大島委員長の挨拶があり、今日の予定、班分けについて説明をする。
 参加者63名、スタッフ16名になった。参加人数が多いので、スタッフ2~3名、参加者10名前後、協力してくれた自然保護指導員も入り、5班の編成にする。
 9時25分に順次出発する。参道へ入るとシャガの花が咲いている。シャガは土止めに効果があり高尾山の参道、登山道の斜面に多く見られる。
 6号路(びわ滝コース)を行き、びわ滝分岐から15分位で杉の大木の上方にセッコクの花が咲いている。その先にも、薬王院あたりにも今年はセッコクが多く咲いている。黄色の花のジャケツイバラも見える。
 橋の脇の広場でカメラ講座を行う。水量の多い沢道から緩やかな道、急登の階段を登り、尾根の広場に出る。休憩しながら熱中症対策とハイキング講座を行う。薬王院からの道と合わさると賑やかになり、頂上は人で賑やかで、誰かかが山の銀座だと言っていた。
 高尾山頂上では気象講座、自然保護委員会が行っている水質調査についての説明もする。そして今日の清掃山行に参加していただいたことに対する感謝状を差し上げて、委員長挨拶があり解散する。

参加スタッフ:  大島、藤井、徳永、小島、溝口、新村、小原、西山、山根、渡邊、小林、猪狩、野口、長谷川、CL 渋谷、 SL 森谷

投稿:森谷
写真:例年より多いセッコクの花、高尾山口駅での挨拶、高尾山頂上での感謝状、ヤマボウシ

春の自然観察会 2008/5/18

網代弁天山から城山ハイキングと自然観察
2008年 5月18(日)曇り

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 武蔵増戸駅前の広場で9時頃までに受付を済ませ、参加者はスタッフと共に観察会のスタート地点の網代公民館へ向かう。
 秋川に架かる網代大橋の下のフジの花が満開で美しい。網代公民館前広場で準備体操をして、主催者の自然保護委員会の徳永委員長の挨拶、今日の予定、観察の進行についてなどを説明する。同行スタッフ16名(内、講師2名)、参加者28名。スタッフが2~3名、参加者4名か5名で班を構成する。
 10時出発。田んぼには稲が植えられている。蛙の鳴き声が賑やかだ。ここのハルジオンから始まる。似ているヒメジョンとの違い、ノアザミとタムラソウとの違い。今日の観察の主なる植物を選び、廣田講師が用意した花や葉の写真、拡大写真のパネルを見ながら解説し、観察していく。
 弁天山の洞窟がどのようにして出来たのかの興味深い解説が藤井講師よりある。弁天山の頂上にネジキという樹木がある。木の肌が幹も枝もネジれている。ウツギ、ハナイカダと見て進む。
 城山の頂上で昼食後に、五日市盆地が太古の昔は湖であった話、熱中症の話があった。下山時にジャケツイバラの幹のトゲを触り幹の先に咲く黄色の花を見る。
 小峰公園で奥多摩の形成、河が作り出す段丘などの解説がある。山菜汁が待ちどうしい時間のようなので会場へ直行する。会場の「やまぼうし」へ到着して早速、料理班特製の山菜の天ぷら、山菜汁を味わう。盛りだくさんの内容であった観察会は15時に解散して無事に終了した。

講師:藤井 謙昌(地質学、歴史)、廣田 博(植物)
スタッフ: CL 森谷、SL 渋谷、会計 小原
徳永、大島、小島、渡邊、野本、新村、猪狩、山根、西山、野口、長谷川

投稿:森谷
写真:セリバヒエンソウ、ヘビイチゴ、城山頂上、山菜天ぷら

高尾山クリーンキャンペーンに関する考察

 地球温暖化問題を主なテーマとして、本年7月7日「2008北海道洞爺湖サミット」が開催された。約1000年から2000年前の中世期、地球の気温は、温暖期や小氷期等の変動を繰り返しながら比較的安定していたが、西暦1750年頃から、人間による化石燃料の使用によって平均気温が上昇し始めた。化石燃料に含まれる二酸化炭素やメタン等の温室効果ガスの放出が急速な地球温暖化の大きな要因とされている。このままでは、西暦2100年までの間に、平均気温が最大6.4℃上昇すると言われている。これは過去1万年の気温再現結果に照らして上昇の速度が明らかに異常である。今後20~30年の間に「京都議定書」「洞爺湖サミット」「09デンマーク会議」等でドラスティックな温暖化抑止対策を講じておかなければ、地球は取り返しのつかない事態に陥るだろう。

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 さて、2007年6月23日、中央高速と関越道間の圏央道が開通した。高尾山を隧道でぶち抜き、圏央道高尾トンネルの掘削工事が2009年度貫通を目指し現在着々と進行している。圏央道は、神奈川県横須賀市から高尾山を通り、埼玉県、茨城県を抜け、千葉県木更津市を結ぶ首都圏中央連絡自動車道路である。高尾山は東京都心から50キロ、電車で1時間足らずで、家族連れや若者達、中高年とあらゆる階層の人々に愛され、年間250万人が訪れるという。東京を訪れる外国人観光客の人気は、浅草、秋葉原に次いで高尾山だそうだ。最近、フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」が、高尾山を三ツ星にランクしたほどだ。
 近郊に緑豊かな憩いの場を持つことが近代的な大都市の条件なら、高尾山はその役割を十分に果している。南斜面が温暖帯、北斜面は冷温帯であるため、約1300種の植物、5500種の昆虫類、130種の野鳥、30種の哺乳動物が棲息しているという。貴重な自然の宝庫であり、見事な食物連鎖のシステムが構築されている。トンネルによって水脈が分断され、生命の根源である水がむやみに放出され、滝が涸れ、高尾山の豊かな自然に多大な悪影響を及ぼすことが懸念される。
 宇宙の出現は137億年前、地球が46億年前、生命の誕生が40億年前、そして人類が現れたのが600万年前とは、元自然保護委員長・藤井謙昌が唱えるところである。想像も出来ない驚くべき時間をかけて形成された地球の歴史を考えるならば、我々人間は、地球に対してもっと謙虚にならなければならないだろう。産業革命後僅か260年で、人類は鉄とコンクリートにより自然界の循環サイクルを断ち切り、生態系破壊を始めた。今さら260年前の社会に戻ることは不可能であるが、これからは便利さばかり求めることにブレーキをかけて行かねばならない。
 1972年6月5日、スウェーデンの首都ストックホルムで国連人間環境会議が開催された。以来、6月5日が「世界環境デー」となった。我々は毎年6月初旬の日曜日、新聞等で参加者を募集して高尾山清掃キャンペーンを実施している。同年尾瀬で始まったゴミ箱撤去運動以来、高尾山にもゴミは殆ど見当たらなくなった。20年余も続けてきたことが世間の風潮と相まって漸く効果が出てきたものと認識している。継続は力なりだ。
 時代は今、将に環境の世紀、自然保護という傲慢な考えを捨て、人類は動植物と平等に地球の恩恵を享受するという思考へと展開して行かなければならないと考えている。

 自然保護指導員 徳永 邦光
 (都岳連通信第4号 巻頭言より)

空木(ウツギ)がたくさん咲いてます!

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5月18日(日)、武蔵増戸駅を出発し、弁天山〜網代城山〜小峰公園を巡る春の観察会が行われました。観察会でたくさん見かけた白い花々を紹介します。

この時期、低山や雑木林でよく見られる小さな白い花々があれば「ウツギ」ではないでしょうか。「ウツギ」は枝の中が空洞になっているため「空木」と言うそうです(全てではありませんが)。「ウツギ」と名のつく木々は、ユキノシタ科、バラ科、スイカズラ科、アジサイ科....などなど、種類が豊富でまぎらわしく悩ましいのですが、よく見るといろいろな特長があります。
今回の観察会だけでも「ウツギ」「マルバウツギ」「ツクバネウツギ」「コゴメウツギ」などを観ることができました。
その中でもその名の通り!というものが「衝羽根(ツクバネ)空木」、
花の下についている萼片(ガクヘン)が羽根衝きの羽根に似ていることからこの名がついたとのこと。
また、「小米(コゴメ)空木」はお米の粒のような蕾から小さくてかわいらしい花をたくさんつけます。
珍しい花ではありませんが、名前を漢字にして知るとなるほど!と感心します。
小さな発見をしながらの山歩きも楽しいものです。

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投稿:は

写真:マルバウツギ、ツクバネウツギ、コゴメウツギ

御前山、カタクリなどの花が5月連休も楽しめます

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東京に近く自然豊かな奥多摩御前山のカタクリなどを見てきました。 2008/4/29 晴れ、山頂では薄曇り。
体験の森管理事務所で周辺案内図(御前山と惣岳山までのルートがわかる)をいただいて、一般車両通行止めのところの空き地に駐車して出発。これに並行する栃寄沢の登山道は一部崩壊のため閉鎖中。通って沢に落ちたという人に会った。ヤマブキ、ウワミズザクラが咲く。
体験の森入り口のあずまやからも車道上部の崩壊のため通行止めで、しばらく並行して付けられた山道を行く。この付近では、キケマン、スミレ4種類くらい、マムシグサ?、ハシリドコロ、ヨゴレネコノメ、エンゴサクが咲いている。
涸れた沢を渡るあたりから、ニリンソウ、アズマイチゲ、エンレイソウ、避難小屋に近づいてくると落葉松林でスミレ類、カタクリが咲いてくるが、数はそれほど多くない。
避難小屋からの登山道が御前山からの稜線とぶつかる分岐点付近から、稜線を大岳方面に下って保護ロープを設置してある範囲はカタクリの花が満開のようである。カタクリは登山道際まで有り、道が柔らかく歩きづらいことから、都岳連自然保護委員会が設置した保護ロープや枯れ枝での通路制限は有効に機能しているようである。
分岐から御前山1405mまでは、咲く寸前のつぼみが多く、5月連休の1週間あたりで咲くものと思われる。御前山から惣岳山まではあちこちで花が開いている状態である。スミレ類も咲いている。惣岳山の月夜見側の直下は、カタクリの花が少ない。カタクリは唐松などの落葉樹林に多かったが、この稜線斜面は防火帯なのか帯状に木が無い。
御前山と惣岳山の間の分岐から下山して、体験の森を抜けて駐車場に向かう車道に出る。このルートは、分岐後まもなくカタクリの花はほとんど無くなる。しかし、一枚葉のカタクリは少ないながら車道の近くなるまで続いている。体験の森ヒノキの広場付近の広葉樹の明るい場所では少数の開花があり、一部は花後の実を大きくしていた。主に広葉樹の樹林帯ではエンレイソウ、ヒトリシズカ、ニリンソウ、ヨゴレネコノメ、フサザクラが開花してきれいであった。体験の森のこのルートは針葉樹林が長く、あまりおもしろいとは思えない。ただ、針葉樹を抜けたあたりの標高1100mあたりにはブナ林があり、ちょっと驚きであり、人工林と明るい自然林の違いが顕著に観察できた。分岐直下の落葉樹の広場では水が流れている。ここには、タチネコノメソウ?が少しあった。
13時頃の御前山頂上の人数は、70名。20名くらいのツアー団体、10名くらいの高校生ワンゲル部など。避難小屋では7名。出勤に挟まれた休みのためか、道路も空いていた。
朝、奥多摩ビジターセンターからは、レンジャー15人くらいが出発しているようであった。

投稿:岡田、野口

2008年度 カタクリパトロール 終了しました

「都岳連関係者、日山協・自然保護指導員」等皆様のご協力に御礼申し上げます。

 昨日4月26日、保護ロープを残すのみで器材も撤収し、一応カタクリパトロールを切り上げました。
 今シーズンは、週末があまり天気に恵まれず、例年より入山者は少なかったようです。
 保護ロープを設置した土曜日こそ何とか雨に遭わずに済みましたが、翌日曜はパトロールが山頂に着く頃に雨となってトイレも設置できず、寒さに耐えきれず避難小屋に避難した次第です。また一昨日も寒くて、カタクリも終日うつむいていました。昨日も時より薄日が差す程度、カタクリにもパトロール参加者にも寒い一日でした。
 カタクリの花は本当に少ないです。ただし例年より花は大きく、春の陽射しの中で反り返ったら絵になるような株を沢山見かけました。
 20日と26日、湯久保尾根を降りました。カタクリは例年並み、ただ惣岳山から御前山ルートとは違う環境に咲いていますので、印象はかなり異なります。
 寒かったせいで、29日以降ゴールデンウィークもまだまだ見頃かと思います。

 投稿:オダカ

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カタクリパトロールのマニュアル 2008/4版

御前山のカタクリパトロールのマニュアル
                          都岳連自然保護委員会 調査部 2008/4作成

1.目的

(1)カカクリ保護のため、頂上付近およびコースにおける踏み付け、盗掘防止等のパトロール、および安全登山の指導
(2)トイレ行為に対し水質の汚染を訴え、携帯トイレをPR、ローインパクトな山登りの啓もう活動

2.具体的な役割

(1)月夜見登山口の仮設トイレの使用状況のチュック、および駐車台数のチェック
(2)コース中のカタクリ保護のための指導(保護柵の設置、撤収、踏付け・盗掘行為に対する注意等)
(3)コース中のゴミの回収
(4)頂上に都岳連幟(ミドリ)を掲げ、下山時元の場所に撤収する
(5)頂上でトイレ用テントの設置(同封の設置要領参照)し、下山時元の場所へ撤収する
(6)携帯トイレのPRと配布(協力金としてパットのみ100円、外袋付き200円を頂く)
(7)避難小屋トイレの使用状況把握とトイレットペーパー補充および使用済みペーパーの回収(ペーパー不足の際は奥多摩ビジターセンターから補充を受ける)
(8)頂上でアンケートを配布しその場で回収、協力者に「水に溶けるティッシュ」を差し上げる
(9)リーダーは回収したアンケートを集計し、委員会に提出する
(10)チラシを配布し、山頂通過の登山者数を把握する
(11)パトロール報告書(リーダー宛に事前に送付)に必要事項を記入の上提出
(12)下山時、未使用の携帯トイレ・ティッシュ・ゴミ袋等の残数をチュックし、リーダーは同封の引き継ぎ用紙に記入、天野邸自然保護用ロッカーに掲示し、次の当番に引き継ぐ
 *登山者に聞かれたら説明できるよう、カタクリ以外の動植物についても予め学習しておく

3.パトロールに必要な器材と携行品

(1)頂上に荷揚げしてあるもの
  トイレ用テント一式、トイレ便座、携帯トイレ、持ち帰り用袋、ゴミ袋、都岳連幟
(2)当事者が持参するもの
  指導員腕章、トイレテントの設置マニュアル・報告書・引き継ぎ用紙(リーダー宛同封)、分担表、マニュアル、カタクリパトロール注意事項
(3)当日天野邸から持参するもの
  当日分のアンケート用紙、チラシ、携帯トイレ・ゴミ袋・ティッシュ、のほか引き継ぎ用紙に記入されたもの

4.基本的なパトロールコース

<入山>五日市駅=天野邸=月夜見第2駐車場-小河内峠-惣岳山-御前山
<下山>往路を戻る

5.パトロールの望ましいタイムスケジュール

五日市駅      週末8:00 平日9:00
月夜見登山口      9:00   10:00
御前山         11:30頃から15:00頃

以上

高尾山の一丁平の桜が咲き始めました

高尾山と城山の間、一丁平にの桜が咲き始めました。2008/4月6日
下部の方の桜が咲き始めたので、一丁平としては4月12日から20日あたりまでが見ごろかもしれません。一丁平の上部、景信山などはつぼみでした。下を見るとスミレが白や紫の花をつけています。写真はエイザンスミレ、切れた葉の形に特徴があってわかりやすい。

投稿:野口


高尾山の清掃ハイキングの案内 (2008年度) [終了]

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新緑の高尾山でセッコクの花の観賞と清掃ハイキングを行います。
ゴミの無い、花と緑の美しい山。環境保全活動の裾野を広げていきましょう。
 
実施日  2008年6月8日(日) 小雨決行
集合   京王線 高尾山口駅前 午前9時
     (都岳連の旗が目印です)
申し込み 不要、集合場所に直接お集まりください。
参加費  無料
持ち物  昼食、水、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイルで参加してください。
解散   正午過ぎ頃、高尾山山頂で感謝状を差し上げて解散になります。
主催   (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール

でお願いいたします。
     Tel: 03-3526-2550(平日の13時 – 17時)

 6月は全国環境月間です。当委員会では、環境月間に合わせてこの企画を続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
 この時期は、杉の木などに寄生するランの「セッコク」の花が美しく咲いていて参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があればよく見えます。この他に、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花も見られます。
 気象、写真、ハイキングなどの話もあります。お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。

カタクリパトロール隊員の募集(2008年度) [終了]

カタクリの群生で知られる御前山でパトロールを実施しています。
開花まで7年もの時間を費やすカタクリを心ないハイカーの盗掘から守り、また沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ問題等の普及啓もう活動が目的です。
今年も自然保護指導員はじめ、山岳環境問題に関心のある方のご協力をお願いいたします。

期 間 4月19日(土)〜27日(日)、29日(祝)、および5月11日(日)

    4月19日は保護柵の設置、5月11日は撤去日です。特に多くの方の参加をお願いいたします。

コース 月夜見第2駐車場〜御前山
集 合 平日: JR武蔵五日市駅 9時
    土・日・祝日: 同 8時
持ち物 行動食・軍手・ゴミはさみ、 通常のハイキングスタイルでご参加下さい。
申し込 3月31日までに、次の連絡内容を下記宛にFAX、または
メール
して下さい。
    広く岳連加盟団体から募集するため、日程調整をさせて頂く場合もあります。
    自然保護委員会事務局   FAX ※現在使用していません

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—- 連絡内容 ここから—-

希望日
氏名
住所
年齢
所属団体(あれば)
電話・携帯
FAX
メールアドレス

—- 連絡内容 ここまで—-
※ご記入頂いた個人情報は、自然保護委員会で責任を持って管理させて頂き、カタクリパトロール以外の目的で使用することはありません。

◎東京都山岳連盟自然保護委員会では、毎年4月中旬にカタクリパトロールを実施しています。この永年の活動が認められ、平成15年には山と渓谷社より「山岳環境B賞」が授与されました。

雲取山調査山行 2007年冬編

 大陸性高気圧に覆われた好天気の2007年12月15日~16日、雲取山調査山行が実施された。9:42、鴨沢から9名で入山。10:40、最初の水場で水質調査COD(化学的酸素消費量)測定。今夏の調査では登山道を横切る迄のパイプが破損しており検査は上部の湧水地点で行われたが山の管理者の御陰で綺麗に補修されており本来の箇所で充分な水量が得られた。水場上方は樹林帯で水路はその中を通っている為に岩質経由の水の味とは若干異なる。水温7℃反応時間10分設定、結果は標準色数値の「7」、夏の測定値より少し下がってはいるが水中の酸素量は少ない、夏期測定値比較で今回は①水量が多い(少量では地下水の地中通過時間が長いとバクテリアとの接触時間が増加)、②気温、水温の下がるこの時期は水中微生物の繁殖度が下がっていること等が考えられる。この水場では嗽程度の利用をお勧めする。
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堂所経由でマムシ岩辺りから山道に僅ながら雪が現れ始める、例年同時期の調査では見られなかった積雪が七ツ石を巻きブナ坂迄の日陰斜面では凍り始めている。登山道には堅果が多くみられ、今年は堅果類が豊作のようである。
 石尾根は見晴らしの良い防火帯でここから立枯れ現象が現れる、数年での比較で立枯れの推移は如実に判明しないが他の山域同様徐々にではあるが樹木の勢いが無い様に見える。北斜面は唐松の樹林帯でニホンジカの食害防止の為に所々の幼木にも保護柵が巻かれているが柵内の木々は殆ど枯死状態であった。夏には勢力を誇示していたマルバダケブキもきれいに刈取られている。奥多摩小屋辺りから霰が舞い始め山荘までは巻道を行く、9月6日の台風9号の爪跡著しく栂やシラビソが山道から見える範囲で数十本、推定で百本位倒木との事、雪を被った山道も様相が変わっていた。15:20雲取山荘到着。
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 翌日、雲取山荘主人新井氏よりお話をうかがう。冬季利用の牡蠣殻トイレ:この冬は例年より寒さが早く11月10日頃から稼動。昨今騒がれている地球温暖化について、雲取山にいたっては年間を通して氷点下プラス・マイナスの日数をトータルすると、毎年ほぼ同じ数字であるとの事。ただ、台風は昔より大型で倒木被害が多くなってきている。
 実際利用してみた山荘のトイレは山の中とは思えない程清潔で快適である。雲取山は都心に近いこともあり「きれいで設備がよくて当たり前」と思っている人が多く、利用者のトイレ基金もマイナスとの事。それでも「自然が好きだから、守りたいから」山を汚さないトイレを維持管理していくという氏の言葉が印象的であった。山小屋生活52年、この山を知り尽くした氏の一言一言には重みがあり山への愛情を強く感じた。
 雲取山登頂、避難小屋トイレ調査、トイレットペーパーは無いが清掃されている。
 避難小屋前より改めて石尾根を見る「やはり樹木全体に元気がない」森の400年周期の為だけなのか?
 投稿:山根、長谷川、 写真:小原

 写真:雪の尾根の左の林は鹿の食害で皮が無い、夏はマルバダケブキの草原になる、中央が新井新太郎氏

2008年春の自然観察会(奥多摩)のご案内 [終了]

p20080426hanaikada.jpg春の奥多摩 山野草観察会と網代城山ハイキング

主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
日時  2008年 5月18日(日)
集合  JR五日市線武蔵増戸駅前広場 AM9時 雨天決行
参加費 2,000円(保険料、資料代、山菜汁、山野草の天ぷらなど)
    都岳連加盟会員は1,500円
定員  50名(定員になり次第締め切ります)
コース 武蔵増戸駅→ 弁天山→ 網代城山→ 秋川河畔
解散  15時頃 秋川河畔解散予定(お帰りは武蔵五日市駅から )
持ち物 昼食、食器、雨具、軍手など

申し込みと問い合わせ
   (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
でお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、5月8日(木)です。
    Tel: 03-3526-2550(平日の13時 – 17時)
    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後

申し込み後に「春の観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

新緑のあきる野丘陵で自然や山野草、地形等について、都岳連・自然保護専門委員の20名のスタッフが懇切丁寧に解説します。終着点の秋川河畔ではスタッフ手作りの旬の山菜てんぷら、山菜の味噌汁が出ます。
なお、秋にも同じコースを歩き春と秋の変化を観察し自然界の成り立ちを勉強します。小学生は無料ですのでご家族でもご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。