カタクリパトロール隊員の募集(2009年度) [終了]

カタクリパトロール隊員の募集(2009年度)  [終了]

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 社)東京都山岳連盟自然保護委員会ではカタクリの群生で知られる御前山でパトロールを実施しています。
 開花まで7年もの年月をかけるカタクリを心ないハイカーの盗掘から守り、また沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ対策などの普及、啓もう活動がその目的です。
 今年も自然保護指導員や山岳環境問題に関心のある方のカタクリパトロールへのご協力をお願いいたします。
 なお、参加については山中での作業となるため「山岳保険の加入者」の方とさせていただきます。

期 間  4月18日(土)〜26日(日)、および5月10日(日)

   4月18日は保護柵の設置、5月10日は撤去日です。特に多くの方の参加をお願いいたします。

集 合  平日: JR武蔵五日市駅 9時、 土・日・祝日: 同 8時
           5月10日(日)は9時です。(5/7に追記)
コース  月夜見第2駐車場〜御前山
持ち物  行動食・軍手・ゴミはさみ、 通常のハイキングスタイルでご参加下さい。

申し込 3月31日までに、次の連絡内容を下記宛にFAX、または
メール
して下さい。
    自然保護委員会事務局   FAX ※現在使用していません
    携帯電話では、QRcodeから連絡先メールアドレスが読み込めます。
※岳連加盟団体から広く募集すること、車の乗車定員の制約などから、ご参加いただく期日を調整をさせて頂く場合がありますのでご留意ください。

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—- 連絡内容 ここから—-
希望日
氏名
住所
年齢
所属団体(あれば)
電話・携帯
FAX
メールアドレス
—- 連絡内容 ここまで—-

※ご記入頂いた個人情報は、自然保護委員会で責任を持って管理させて頂き、カタクリパトロール以外の目的で使用することはありません。

◎東京都山岳連盟自然保護委員会では、毎年4月中旬にカタクリパトロールを実施しています。この永年の活動が認められ、平成15年には山と渓谷社より「山岳環境B賞」が授与されました。

雲取山定点調査山行 2008年冬編

雲取山定点調査  2008/12/13-14

 10年目になる雲取山定点調査を行いました。毎年コースをいろいろ変えながら行っていますが、今回は鴨沢往復としました。
 途中の水場で水質調査をしましたが、大腸菌は検出されず、CODも全く問題ない数値でした。
 山頂から山荘への道はカチカチに凍っていてアイゼンを装着。アイゼンの「さび」落としがしっかりできました。
 小屋からワインと日本酒の差し入れがあって夜も盛り上がりました。翌朝は信太郎氏不在のために息子のテルカズ氏からお話を聞きました。話題が多岐にわたって、報告をまとめるのが大変です。詳細は後日掲載予定。
 夜半から降り出した雪は15cmほど積もったでしょうか。雲取山の景観はすっかり変わり、参加メンバーにとっては初雪で、素晴らしい景色に歓声を上げながら下山してきました。

参加委員: 小林、小原、小高、他
投稿:小高

日山協・自然保護委員総会報告 平成20年度

日山協・平成20年度自然保護委員総会の報告

2008年11月8日(土)から9日(日)  東大阪市

 日本山岳協会自然保護委員総会が「身近な里山の自然に親しみ、環境保全と活用を考える」との大会スローガンのもと、大阪で開催された。全国から110名が参加し、都岳連からは13名が出席した。
 11月8日は、大阪府立大学の石井教授の基調講演「生態学からみた里やまの自然と保護」があり、「さとやま」の多様な自然と重要な役割を解説し、興味を誘う話に参加者は耳を傾けた。他に各岳連の活動交流・情報交換、「自然保護指導員制度と活動の手引き」の説明があった。
 次回、2009年の開催地は愛媛県と確認された。
 11月9日は、枚岡(ひらおか)駅付近でほぼ8㎞のハイキングを楽しみつつ、晩秋の里山を堪能した。

 投稿:小原

総会配布冊子(PDF)が大阪府山岳連盟からダウンロードできます。
大阪府山岳連盟→日山協自然保護委員総会資料
リンクが切れたときは、大阪府山岳連盟から辿ってください。

平成21年度 都岳連 自然保護委員会の予定表 [終了]

平成21年度 自然保護委員会 予定表  [2009.11.24 4版]

    ※下線の付いたイベントは一般の方を対象としています。

 
委員会
実施内容 /担当
準備事項
都岳連・日山協
2008年 12
6

6(土)企画会議、忘年会

13(土)〜14(日)雲取山 冬季環境調査 /調査

3月〜12月● 水質調査

自然保護指導員申請者確定  
2009年
1
27

18(日 )地学・地質学習会(五日市)

27(火)委員会新年会

(上旬)指導員日山協へ申請 17(土)日山協新年会
2
12
(土)カタクリ資材整理

日山協指導員承認

24(火)予算会議
※第2木曜日
3
24

(中旬)自然保護指導員通信 春号発行 /育成

15(日)地学・地質学習会(五日市)

指導員認定証明書交付

(未定)PC利用の研修会/ICT-Proj

●3月〜12月 水質調査

カタクリパトロール隊員募集 環境省表彰
1(日)広沢寺清掃
7(土)都岳連60周年式典
4
14

18(土)〜26(日)カタクリパトロール /調査
開花期により調整

25(土)委員研修(五日市)、春の観察会講師養成 /研修

29(祝)春の自然観察会(五日市城山)/啓もう

17(金)夜から準備 11(土〉環境省 自然公園指導員活動報告

※第2火曜日 →品川地区労働組合協議会

5
14

10(日)カタクリ保護柵の撤収

(下旬)新規指導員募集案内

26(火)都岳連総会
担当理事発表

※第2木曜日

6
23

7(日)高尾山クリーンハイキング /啓もう

28(日)日山協・自然保護指導員 新規認定実地講習 /育成

(未定)新人委員研修

1(月)〜27(土)自然保護指導員 新規募集期間

環境月間/全国一斉水質調査
7
28

4(土)〜5(日)雲取山 夏季環境調査 /調査

 
8
25
   
9
29

(中旬)自然保護指導員通信 秋号発行 /育成

  ※第5火曜日 3F小会議室
10
27

11(日)〜12(祝)山岳耐久レース環境調査

18(日)耐久レース清掃[予定]

指導員・公開講習案内  
11
24

14(土)秋の委員研修(五日市)、観察会の下見 /研修

15(日)秋の自然観察会(五日市城山/啓もう

28(土)日山協・自然保護指導員(更新)公開講習会 /育成

  7(土)〜8(日)日山協全国総会 愛媛県:銅山峰

※公開講習会の日付変更6/23

12
5

5(土)企画会議、忘年会

12(土)〜13(日)雲取山 冬季環境調査 /調査

3月〜12月● 水質調査

自然保護指導員申請者確定 ※第1土曜日
都岳連3F会議室
2010年1
26

26(火)委員会新年会

(上旬)指導員日山協へ申請 日山協新年会
2
9
15
(未定)指導員承認 日山協指導員承認

予算会議

※第3月曜日 ※岳連2F
11/24場所変更

3
23
(未定)指導員認定証明書交付

カタクリパトロール準備開始

指導員認定証明書交付

環境省表彰

● 3月〜12月は、水質調査を毎月実施しています。

高尾山からの夕日、ダイヤモンド富士

p20081223diafuji.jpg12月23日 高尾山から見る夕日が富士山の頂上に沈むダイヤモンド富士を見に高尾山に登ってきました。
16時過ぎまで富士山は見えませんでしたが、この美しい自然のショーの5分前頃から富士山のシルエットが見えて、雲もほとんど無くなり短い時間で見る見る富士山の頂上に沈んでいきました。毎年冬至の前後の数日が楽しめるそうです。
また、朝は昨日からの雪が残り雪景色で、氷の粒や雪が日に溶けて雨のように枝から落ちるのも美しく感じました。

投稿:野口

公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」 2008/11/30

日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした公開懇談会

2008年11月30日
(日)8:35〜12:00
国立オリンピック記念青少年総合センター
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 日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした自然保護指導員講習会が行われた。
 自然保護指導員の新規申請・更新対象者・專門委員を含めて66名が参加した。今回は山岳団体自然環境連絡会として共に活動している7団体と日本自然保護協会の参加をえて実施された。各代表から熱のこもった報告が続き、内容も大変好評で盛り上がった。昼食をとりながらの交流・懇談では、引き続きこのような企画を希望する意見が出ていた。

1.都岳連自然保護委員会 委員長挨拶 大島文雄

2.山の自然保護・保全活動について次の団体における山の自然保護・保全活動の実績と現状の報告があった。

  • 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
  • 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
  • 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
  • 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
  • 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
  • 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
  • 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、会津駒ヶ岳](辻村千尋氏)
  • 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)

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3.山の自然環境保全・保護を学ぶをテーマに報告者と意見交換を行った。

司会は徳永邦光 都岳連自然保護委員。

4.講演のあとの食事会では報告者を交えて親睦も深められた。

秋の自然観察会 2008/11/16

網代弁天山から城山ハイキングと自然観察

2008年 11月16(日)曇り時々小雨
 

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 前日の夕方からの雨が朝まで降っていたが、集合時間の午前9時は止んでくれた。
 JR五日市線の武蔵増戸駅前で受付を済ませて、観察会の出発地点の網代公民館前へ移動する。ここで、大島自然保護委員会委員長の挨拶、スタッフ紹介、今日の予定の説明、班分けをする。
 前日の調査では雨で滑りやすい場所があり、これからも雨が降る予報もあることから、参加者の靴や服装を見てコースを変更する。網代弁天山を一周して戻り、一部は車道歩いて城山を迂回した。
 途中では各班ごとに廣田講師の設置した植物パネルでの説明やハイキング講座を行い、小峰公園などで地形や地質などの話を藤井講師から聞いた。
 弁天山付近の紅葉と植物の観察、秋川沿いの流れと紅葉、小峰公園の紅葉、廣徳寺境内の大銀杏の黄葉を楽しんだ。
 最終地点の東屋「やまぼうし」では、特製のきのこ汁と甘酒を味わい、無事終了した。
 観察会の途中で小雨があったが、参加者の皆さんは秋を楽しんでほぼ満足の様子であった。

参加者 35名。
講師  藤井 謙昌、 廣田 博
観察スタッフ 13名、 キノコ汁作りと会場作りスタッフ 7名。
 CL 森谷、SL小原
  徳永、椎名、新村、大島、野口、岡田、溝口、猪狩、渡邊、西山、小島、小高、小林、西川

投稿:森谷
写真:左上 網代公民館前から、右上 網代弁天山からの下り、左下 廣徳寺、右下 きのこ汁

ユニセフチャリティー山岳映画会のおしらせ [終了]

山岳映画サロン 創立40周年
ユニセフチャリティー映画会 25周年記念特別映画会のお知らせです。  [終了]
キタダケソウがテーマに挙がっています。

期日:平成20年10月22日(水)
開場:17時45分
上映:18時15分~21時
会場:みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)
JR山手線池袋駅東口下車 徒歩約5分
参加費 500円(ユニセフに寄付)
主 催:山岳映画サロン

プログラム
1 キタダケソウを訪ねて(北岳・間ノ岳)
2 穂高連峰 青春の踏み跡を辿る
3 秘める山上の池 バーラポカリトレッキング
4 白馬に遊ぶ 1988年8月
5 黒部川源流 上の廊下を行く 1983年8月

公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

自然保護指導員 公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

(公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会 

日時:11月30日(日) 8:35〜12:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター (センター棟 セ-304号室)

対象:日山協自然保護指導員、2008年度新規指導員申請者、日山協関東地区自然保護委員会、
   各団体自然保護関係者および山岳環境保全に関心のある方など

プログラム:
1.山の自然保護・保全活動の報告
 各団体における山の自然保護・保全活動の実績(環境保護活動、調査・研究、普及、教育等)と現状の報告です。

 【報告者】

  • 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
  • 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
  • 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
  • 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
  • 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
  • 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
  • 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、他](辻村千尋氏)
  • 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)

    演題と講演者は11月25日時点での予定です。

2.山の自然環境保全・保護を学ぶ
 これまでの活動のレビュー、これからの目指す姿などについて報告者との忌憚の無い意見交換により、自然保護に係る人の役割を学びます。

 【司会】 都岳連 前自然保護委員長  徳永 邦光

 
定員: 80名
申し込み:(公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話、または
メール
をお願いいたします。
      電話 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

参加費: 800円 (但し、2008年度新規指導員認定申し込み者は無料)
  申し込み後に郵便振り替用紙に「懇談会」と書いて参加費をお振込みください。
  郵便振り替口座番号 00130-9-317605
  振込先名称    (社)東京都山岳連盟
  ※なお、懇談会参加費は当日会場でも受け付けます。

以上

自然保護指導員の手引きの配付のおしらせ

自然保護指導員の手引きなどの配付のおしらせ  2008年9月30日発送

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 自然保護指導員の日常の山岳環境保全活動の指針として利用していただくために『日山協 自然保護指導員の手引き』が作成されています。自然保護指導員がどのような活動をしているか、また、して欲しいかを解説するこの手引きを利用していただくことで、皆さまの今後の活動に弾みがつくことを期待しております。
 都岳連所属の自然保護指導員と2008年度新規指導員申請予定者の方々に下記の資料を送付いたします。資料は2008年9月30日に都岳連自然保護委員会から発送いたしました。
 発送作業の不手際による同封資料の不足や住所記載ミス、住所の更新がなされていないなどにより本資料が届かないことなどが考えられます。各山岳会やお知り合いなどでこのような情報がありましたらご連絡をお願いいたします。情報を入手次第、再送いたします。
 なお、住所の変更や資料が届かないなどのご連絡は、都岳連事務局か→お問い合わせとご連絡について、からお願いいたします。
 

  1. 日山協「自然保護指導員の手引き」 
          ※2008年度新規指導員申請予定者には11月30日以降にお渡しいたします。
  2. 自然保護指導員通信(2008年後半)
  3. 秋の観察会(紅葉の奥多摩)のご案内
  4. 公開懇談会のご案内「山の自然環境保全・保護を学ぶ」
  5. 郵便振込み用紙(懇談会用800円) ※11月30日の懇談会の参加費
  6. 自然保護指導員新規・更新申請書 ※2008年度新規指導員申請予定者
  7. 郵便振込み用紙(指導員申請用4,500円)※これから新規指導員申請費用を支払う方
  8. 都岳連自然保護委員会ホームページのご案内

     なお、これらの内容には変更が生じることもありますので、ご承知ください。

以上

日山協 自然保護指導員の2008年度 認定講習会の報告

日本山岳協会 自然保護指導員の認定講習会の報告(2008年度)

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9月7日(日)、ブナの自然林が残る奥多摩三頭山の檜原都民の森で、(社)日本山岳協会 自然保護指導員の新規認定「机上・実地」講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われた。
 
JR武蔵五日市駅前に9時集合、貸し切りバスで檜原都民の森へと向った。講習は車内で始まり、小高講師から都岳連活動紹介、森林に囲まれた研修センターでは、藤井講師
から三頭山の地質・地勢の特徴の講義と三頭大滝付近にて奥多摩の地質、断層を探索した。昼食後は、岡田講師から自然保護指導員の基礎知識と心得、水質調査とその目的が講義されて、3班に別れて沢の水の水質調査実習を行った。
 帰りの車中では積極的な意見が出され、来年度から始まる新指導員の活躍が期待される講習会となった。

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帰路の車中での感想:(参加者20名中、18名からの感想)

  • 山でトイレに行き難くなる。
  • 地質が少し難しかった。
  • 自分の山行が常にインパクトを与えていると思っていたが、やはり複雑な思い。
  • 水質検査が有意義だった。
  • 山の準備をしてきて、歩かなくてすんだのは良かったのか?(物足りない?)これから先のことを思うと責任が重いと感じる。
  • 数時間の講習で指導員とは心配。メルマガでもっと情報が欲しい。
  • トイレ使用料を100円払っていたが、200円位支払わなければと感じた。
  • トイレの持ち帰りは実施しているが、現物の持ち帰りに抵抗があったが、今回考え直さねばと思った。
  • 山が疲弊していくのを感じた。自分に何が出来るのか考えていきたい。
  • 人間との共存が大事。ほったらかしではいけないと思った。
  • 考えるのに良いきっかけとなった。
  • 米国では施設を整えて入山料として30$くらい徴収している。そろそろ日本でも徴収するべく検討したらどうだろうか。
  • 人が山へ入るインパクトとの折り合いを考えなくてはと思った。
  • 歳とともにトイレの快適性を求めてきた。雲取山の500円は妥当だと思えた。
  • 自分も山を汚してきたのかと反省しながらの参加でした。
  • 今年のカタクリパトロールに参加した。山の成り立ちに興味を覚えた。”お花つみ”は好きだったが反省し、(携帯トイレを)自ら実施して行く事で広めたい。
  • トイレの意識を新たにした。地質は楽しかった。
  • 三頭の大滝を別の目で見られて良かった。テントを指定地以外で張らないよう注意していきたい。
  • 自分に何が出来るかわからないが、努力していきたい。

 全体として「地質を有意義と感じた参加者多数。これから山に登る時に、山を見る眼が変わる」との感想もありました。

アンケート:
 し尿持ち帰り袋(トイレパック)を使用した経験のある受講生は1名のみ。今後のPRが必要と思われた。

受講生:20名 (女性6名、男性14名、40代が2名、残りは50代と60代が半々) 

委員会スタッフ16名
講師:藤井、岡田、小高
委員:渡邉、西山、山根、猪狩、大島、徳永、溝口、小島、廣田、野口、小林、野本、小原

投稿:大島、西山、小島
写真:基礎知識の講義、水生生物の調査、地質の調査

2008年 秋の自然観察会(紅葉の奥多摩)のご案内 [終了]

紅葉の奥多摩 網代城山ハイキングと自然観察

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 錦秋の奥多摩、あきる野丘陵でハイキングをしながら当委員会のベテラン講師陣と自然や山野草、地形などについて観察します。丘陵の自然の爽やかな冷気に触れて、なぜ紅葉するのか? 自然とは? 地球とは?森林の重要性、生態系などの自然環境保全について考える楽しい一日です。
 春には同じコースで自然観察会を行いました。そのときの花や木々がどんな実をつけ、何色に紅葉しているでしょうか。寒い冬を越して春に再び美しい花を咲かせる準備を始めているのでしょうか。
 初めて参加される方にも楽しめるように写真入の説明パネルを用意し、ミニハイキング講座、山岳写真講座なども行います。また、終着点の秋川河畔では秋の味覚「きのこ汁」を用意しています。小学生は無料ですのでご家族でもご参加ください。

主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
日時  2008年 11月16日(日) 雨天決行(コースを変更します)
集合  JR五日市線 武蔵増戸駅 駅前広場 午前9時
参加費 2,000円(保険料、資料代、キノコ汁など)
    都岳連加盟会員は1,500円
定員  50名(定員になり次第締め切ります)
コース 初心者向き
    武蔵増戸駅→ 弁天山→ 網代城山→ 都立小峰公園→ 秋川河畔(きのこ汁) 
解散  15時頃 秋川河畔解散(お帰りは武蔵五日市駅から )
持ち物 昼食、飴、菓子、食器、雨具、軽い防寒具、軍手など
    ハイキングスタイルでご参加ください。

申し込みと問い合わせ
   (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
をお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、11月7日(金)です。
    電話:03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)
    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後

申し込み後に「秋の観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

写真:昨年の紅葉(出発まもなく貴志嶋神社前)

2008年度 (社)日本山岳協会・自然保護指導員 新規募集 [終了]

(社)日本山岳協会・自然保護指導員 2008年度新規募集のご案内

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 東京都山岳連盟では、(社)日本山岳協会の「自然保護指導員」規定に基づき自然保護指導員を認定しております。
 都岳連所属の自然保護指導員は御前山のカタクリパトロール・水質調査、フィールドレポートや一般の方を対象とした春・秋の自然観察会、高尾山清掃山行など幅広く活躍しております。
 本年も、下記の要項で自然保護指導員の募集と認定講習会を行います。指導員がおられない山岳会からのご推挙、山岳環境の保護に関心のある個人会員の方をはじめ、幅広く募集しております。

1.募集人数と資格
 資格:
  (1)東京都山岳連盟加盟団体の会員または都岳連個人会員である方。
  (2)入山日数が多く自然保護活動を自覚的に実行できる方。
  (3)所属山岳会(個人会員にあっては都岳連会長)の推薦がある方。
  (4)実地・机上講習会を受講できること。
 定員: 20人 (定員になり次第締め切りますので、早めにお申し込みください)

2.実地・机上講習会
 9月7日(日) 10:00~16:30 雨天決行
 場所:  檜原都民の森 研修室、および三頭山 
 研修内容:水質調査の実際と三頭山系の地理・地勢、活動と山の自然保護関連法規
 集合:  JR武蔵五日市駅 9:00

3.講習および認定費用等
 実地および机上の講習会費用として9,000円 (資料代、交通費、事務費、保険代等)です。
 なお、指導員認定時に腕章、認定証明書発行等用等(4,500円)が別途必要となります。
 認定証明書は、2009年4月1日から5年間有効です。

4.申込み方法
★定員になりましたが、2〜3人受け入れができますので9/1(月) まで受付を延長します。★
 受付期間:7/1(火)~8/22(金)  受付は、月曜~金曜の13時~17時
 事務局に電話(03-3526-2550)又は
メール
で予約の上、
 下記の口座に「自然保護指導員 新規認定講習会受講費」と明記し、講習会費9,000円をお振り込みください。
 なお、実地・机上講習への参加が日程上難しい方には別途講習会を準備しますので、お申し出下さい。
 郵便振替口座名義:社団法人東京都山岳連盟 00130-9-317605番

以上

巻機山景観保全ボランティアの参加者募集2008のご紹介

 巻機山景観保全ボランティアーズが主催する、2008年の巻機山の景観保全活動についてご紹介します。
 巻機山の美しい景観を取り戻すために、是非、ご参加ください。山中1泊で、山の上での活動で大変ですが、一度は体験されることをおすすめします。

1.夏季活動  8月23日(土)から8月26日(火)
  集合:巻機山避難小屋前
  23日:13時/24日:7:30、13:30/25日:7:30

2.秋季活動  9月19日(金)から9月21日(日)
  集合:同上
  19日:13時/20日:7:30、13:30/21日:7:30

3.資材荷上げボランティア募集 8月23日(土)
  集合:南魚沼市清水・桜坂駐車場(巻機山登山口)6時

●申し込み、詳細はこちら 巻機山景観保全ボランティアーズ
http://www.asahi-net.or.jp/~vj3m-yki/makihatatop/makihatatop.html

私は次の予定で参加します。
8/22金曜夜20:30ごろ、または土曜の早朝出発
8/23朝から登山開始、午後から景観保全活動。
  現地避難小屋泊(またはテント泊)。
8/24午前中、景観保全活動。午後下山。夕方帰京
また、秋季活動にも参加を予定しています。

投稿:岡田

雲取山調査山行 2008年夏編

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 恒例の雲取調査山行を梅雨前線停滞中の2008年7月5-6日に実施。今回も参加者が19名と多く、足の確保に難があったが、機動力を活かし雲取山荘迄歩程4時間の最短コースを選択。しかし、長雨で落石の危険性があるため天祖山分岐地点で3日前に車両通行止め、真夏を思わせる強い陽射しと高湿度の中、富田新道分岐迄は2時間超の林道歩きを強いられた。
 日原林道2ヶ所で水質調査を行う。CODは〈低濃度〉。天祖山下方のカジ小屋窪では、水温18度C測定時間5分20秒設定で標準色「2」を観測、少々酸素不足か。されど炎天下には美味い水分補給となった。
 大ダワ林道では蝉時雨の中、カエデ、ブナ、ナラ、カツラ、ホウ等の広葉樹林帯が日光を遮り、沢からの風が心地よい。
 今年御前山でも多く見られたシカ除けのネットフェンスがここでも各所に張り巡らせてあった。水源林保護のため、生態系保全のための施工であろうが根本的な問題解決が必要に思う。
 3年前に開花したスズタケが60年の更新期を向え総て枯死状態、見慣れた緑も灰色に包まれていた。3〜4年もすると新生スズタケで樹木の下は覆われるであろう。
 16時前に先発の小雲取谷遡上組3名に迎えられて雲取山荘に全員無事到着。
 翌日6日、お忙しい新井信太郎氏から、今年は5月初旬迄利用した冬期用牡蠣殻トイレも排泄物分解の必要上からバクテリア育成の温水確保や、ゴミの搬出でヘリコプター使用に関して山小屋管理の大変さ、大切さについて拝聴。
 下りは富田新道を採る、ここでも灰色一色スズタケ畑の中に所々マルバダケブキを見るが、ここは夏場でもまだフキの猛烈な勢力は及んではなさそうだ。上り下りで少し気になったのは羊蹄目の足跡は例年通り多数発見されたが、至る所で山道から踏外したような、滑ったような痕跡が多くあった、本来彼らのフィールドでありながら珍しく思えた、少々野性味を失いつつあるのだろうか。
 暑い林道歩きを経て13時ゲート着。無事に調査山行を終えた。鷹ノ巣山北斜面では数ヶ所の大規模な崩壊、林道の落石状況や多数の倒木状況から昨年9号台風の爪跡は未だ生々しく残っていた、改めて自然の脅威を痛感する山行であった。

参加委員:山根、西山、栗山、小林、小原、小高

投稿:山根、小高
写真:西山 小雲取谷、雲取山荘で新井氏と