金剛の滝への山歩きと秋の自然観察ハイキングの写真による速報です。

2017年10月15日(日)2日前から秋雨が続き、小さな秋を楽しむ自然観察会は傘を差して行われました。
この雨のため沢の水かさが増してしまい、また道の状態が悪くなっていたため、金剛の滝へのルートを外して実施しました。沢を徒渉できるように敷石などを事前に整備していましたが、滝をご案内できず残念でした。
武蔵五日市駅に午前9時に集合し、20名の参加者を迎えて3班での観察会となりました。
p20171015komine.jpg p20171015koutokuji.jpg
p20171015gomzui.jpg p20171015mizosoba.jpg
小峰公園では、秋の花や実を観察し、廣徳寺では静かな古刹の雰囲気とタラヨウの木などを観ました。また、休憩所やルートの途中で、五日市地域の地形や地質の話、昆虫や食物連鎖などの話、降水確率などの気象の話を聞きました。
五日市郷土館にて、15時頃に解散となりました。
今回は状況の良くない中のハイキングとなり、お疲れ様でした。
咲いていたのは、ツリフネソウ、ミゾソバ、イヌタデ、アキノキリンソウ、キバナアキギリ、ヤブミョウガ、コウヤボウキ、ノハラアザミ、アズマヤマアザミ、シロヨメナなど
実のついていたものは、ヤブラン、シオデ、クサギ、ゴンズイ、ガマズミ、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、テイカカズラ、カラスウリ、ノブドウなど
ツチグリが開いていました。
写真: 小峰公園、廣徳寺のイチョウ、ゴンズイの実、ミゾソバ

里山歩きで見つける生き物 自然観察会[台風中止]

山の日記念 自然観察会: 里山歩きで見つける生き物の息づかい[台風のため中止になりました]

奥多摩の玄関口、あきる野市の里山でシカやイノシシ、猛禽類などの糞や食痕、獣道を見つけ、野生動物の気配を感じる観察会です。生き物目線の自然環境を知り、生物多様性や自然の面白さが発見できます。
今回は奥山と里山の多くの野生動物が関わる「横断山」を歩きます。
里山のオオタカと奥山のクマタカが出会う峰、ニホンザル、ホンドテンなどの哺乳類や森林性の冬鳥が多く見られる豊かな森。様々なコントラストを実感できる山歩きです。
また、東方面に広がる西多摩平野、及び、西方面に広がる奥山の展望が楽しめ、比較的短いコースの中で東京の代表的な自然と触れ合うことができます。
講師は、あきる野市森林レンジャーの皆さんにお願いいたしました。

期日: 10月29日(日)
集合: JR武蔵五日市駅 午前9時
コース:JR武蔵五日市駅…バス…荷田子~戸倉城山…バス…JR武蔵五日市駅 15:30頃解散
    歩程は約4時間半。雨天決行。(天候によってはコースを変更することがあります。)
参加費:2,000円(保険料、資料代など)、
    そのほかにバス代として600円程度かかります。
    都岳連会員、JRO加入者は1,800円。
定員: 25名(中学生以上。定員になり次第締め切ります。)
持ち物:昼食、飲料水、飴などの行動食、雨具、帽子、軽防寒具、軍手など
    ハイキングスタイルで、靴はハイキングシューズなど歩きなれたものでお越しください。
主催:(公社)東京都山岳連盟自然保護委員会

申し込みの手順と問い合わせ
p201810qrmailshizen.png
    申し込期間  9月13日(水)から 10月26(木)まで
    1.都岳連事務局へ右のQRコードやメールでご連絡下さい。
      氏名、ふりがな、年齢、携帯・電話番号、住所、一般/加盟員
      Email: ※都岳連事務局宛に

      Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
      Fax: 03-3526-2551
    2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認下さい。
    3.参加費をどちらかの方法でお振込みください。
     (1)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「生き物観察会参加費」と書いて下さい。
     (2)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ

美しい、大切な自然を末永く、子孫に引き継ぐために、いっしょに自然環境を考えてみましょう。

金剛の滝への山歩きと秋の自然観察ハイキング [終了]

p20131110icho.jpg爽秋の武蔵五日市エリアの山あいを歩き、静けさの中に川の流れや滝の音、小鳥の鳴き声、秋の植物などをご一緒に楽しみましょう。
東京から近く秋の一日を歩くには程よい奥多摩の入り口、山や谷、多くの森などが生物多様性を育む地域です。多様な生き物たちがお互いにつながり、支え合って生きています。美しい、大切な自然を末永く、子孫に引き継ぐために、自然環境保全も考えてみましょう。

金剛の滝は両側が狭まった沢の奥にあり、前の滝は直ぐに見られますが、本滝は手掘りのトンネルを抜けないと見られません。滝の脇の崖には修行者が昔に掘ったと思われる金剛仏があります。

期日  2017年10月15日(日)

集合  JR五日市線 武蔵五日市駅前 午前 9時 ※注
     雨天決行(コースを変更します)
参加費 1,000円(保険料、資料代など)
    都岳連の会員は800円、 小学生は無料
定員  30名 小学5年生以上(定員になり次第締め切ります)
主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
コース 武蔵五日市駅前〜佳月橋〜沢戸橋〜金剛の滝〜廣徳寺〜阿伎留神社〜武蔵五日市駅
    当日は班単位での行動になります。
解 散 武蔵五日市駅 16時ごろを予定
持ち物 昼食、飲料水、飴などの行動食、雨具、帽子、軍手など、
    軽登山靴かトレッキングシューズで、ハイキングスタイルでご参加ください。
    なお、登山ストックを使われる方は先端のプロテクタを付けて使用下さい。
申し込みの手順と問い合わせ
    申し込期間  9月4日(月)〜10月11日(水)
    1.都岳連事務局へ右のQRコードやメールでご連絡下さい。p201810qrmailshizen.png
      氏名、ふりがな、年齢、携帯・電話番号、住所、一般/加盟員
      Email: ※都岳連事務局宛に

      Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
      Fax: 03-3526-2551
    2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認下さい。
    3.参加費をどちらかの方法でお振込みください。
     (1)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「自然観察会参加費」と書いて下さい。
     (2)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ

ミニハイキング講座、地形や気象などの自然に関するお話しも企画しております。
お一人やご家族、友人をお誘いしてのご参加もお待ちしております。初秋の奥多摩の自然を楽しみましょう。

※注 9時着の電車:
 ホリデー快速あきがわ3号(武蔵五日市行、車両位置確認下さい) 新宿 7時44分発⥤武蔵五日市 8時48分着

〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F
公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会

雲取山の環境調査山行2017夏への協力のご案内[終了]

p20160710ishione.jpg公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会では夏季、冬季と年2回、東京都の最高峰、雲取山で定点観測を行っています。
2017年の今年、2017mの雲取には登山者が急増、また奥多摩小屋の存続も問題となっています。山岳環境問題に興味のある方、是非ご参加下さい。
なお、今回はロングコースを利用しての入山です。暑い時期でもあり、体調を十分に整えてご参加下さい。

東京都による浄化槽土壌処理方式(夏季用)、山荘自前の蛎殻を利用した循環式(冬季用)及び避難小屋(ソーラーシステムによる抜気)の各トイレの使用状況、石尾根の樹木の食害・立ち枯れ状況、沢水の水質等の調査に加え、小屋主から興味深いお話もうかがえます。

期日: 2017年 7月8日(土)から9日(日)
行動予定:
 8日(土)奥多摩駅8時30分集合―東日原…稲村岩…鷹ノ巣山…七ツ石山…雲取山荘泊 歩行 約7時間
 9日(日)雲取山荘…雲取山…奥多摩小屋…ヨモギ尾根…塩沢橋…お祭―奥多摩駅 歩行 約5時間30分
  (人数、天候によりルートの変更があります)

費用: 10,000円位(実費精算)
申込: 7月5日まで
  メールで次の情報をお送り下さい。
  氏名、住所、電話番号、年齢、血液型、緊急連絡先、山岳保険の種類、所属山岳会など
お問合せ、申込先:
  Email: 都岳連事務局 宛へ

  都岳連自然保護委員会 

写真:シカの食害でマルバダケブキは未だ残る

高尾山のクリーンキャンペーン(2017年)の速報

世界環境月間の6月、2017年6月4日(日)に新緑の高尾山で行われたクリーンキャンペーンの写真による速報です。
初夏の爽やかな日に、50名の一般参加者と都岳連会員13名の63名の参加者、およびスタッフにより、自然に優しい山歩きをアピールしながら清掃山行を行ないました。
p20170604start.jpg p20170604hyosho.jpg
p20170604yamaboushi.jpg p20170604uratakao.jpg
高尾山山頂付近の終点では、気象の話、携帯トイレやストックのキャップ使用などの話があり、感謝状をお渡しして解散となりました。
参加者の皆さま、自然保護指導員の皆さま、ご協力ありがとうございました。
ゴミ拾いをしながら観察すると、サイハイランやイチヤクソウ、セッコク、テイカカズラやウリノキなどの花が咲いていていました。ウグイス、ホトトギスの鳴き声も聞かれました。
閉会式の後に、希望者により奥高尾まで自然観察とクリーンキャンペーンを行いました。 城山からは、日影沢林道を下りるコースと相模湖に下りるコースに分かれて行ないました。
途中の桜の木に付いたテイカカズラが花をびっしりと咲かせ、ヤマボウシも雪が積もったように花を咲かせていて皆さんが感激していました。
また、この日は全国一斉の環境調査が行われ、自然保護委員会では日影沢と琵琶滝、御前山で水質調査を行ないました。
ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。
写真:出発前ルートの説明、高尾山山頂付近での閉会式、ヤマボウシの花、奥高尾でのクリーンハイク

   写真をクリックすると大きくなります。

奥多摩 七代の滝から御岳山へのハイキングと自然観察会の写真による速報です。

奥多摩 七代の滝から御岳山へのハイキングと自然観察会の写真による速報です。

2017年5月14日(日曜)  前日の雨の影響はほとんど無く、曇りの天気の柔らかな光と新緑の中で自然観察会は行われました。
観察会参加者用の臨時バスで武蔵五日市駅を9:35に出発して、観察会の説明と班分けの後、上養沢10:30から自然観察会が始まりました。 天気を心配してか若干の欠席者がありましたが、14人の参加者が2班に分かれてきめ細かな観察会が行われました。

p20170514nanayotaki.jpg p20170514mitake.jpg
p20170514mamushugusa.jpg p20170514himerenge.jpg

山野草などの花の変化は早く、10日前の事前調査で観察した主な植物の一部は他の種類に入れ替わっていました。 フジの花はやっと咲き始め、フタリシズカやエンレイソウ、ミズキはつぼみで、今年のこのルートの花は少し遅いようです。
七代の滝の岩にはイワタバコの緑の葉が付いています。見に来た人の中には濡れた岩に足を取られる方も見られました。
始めて山歩きをした方も参加されましたが、全員予定通りに初夏の緑と滝、御岳神社などを楽しんで、15時頃にケーブルカー御岳山駅で解散しました。

今回のルートで観察した主な植物
木本
ヤマブキ、ハナイカダ、ウツギ、タニウツギ、ミツバウツギ、コゴメウツギ、ヤマツツジ、フジ、バライチゴ などの花
草本
ネコノメソウ、ムラサキケマン、ヒメレンゲ、セリバヒエンソウ、カキドオシ、マムシグサ、ホウチャクソウ、ニリンソウ、カラスビシャク などの花; フタリシズカ、エンレイソウ などは蕾み; ウバユリ、イワタバコ、ヤブレガサ などの葉が観察できました。

写真:七代(ななよ)の滝、御岳神社からの日の出山、マムシグサ、ヒメレンゲ

日山協 自然保護指導員 新規募集のご案内 2017年[終了]

p20160605wansho.jpgのサムネイル画像

公益社団法人 東京都山岳連盟では、公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会※の自然保護指導員規定に基づき、自然保護指導員の認定講習を実施いたします。

山岳環境の保護・保全活動に関心のある会員皆様のご応募をお待ちしております。また、自然保護指導員のいない山岳会などにおかれましては、この機会に自然保護指導員のご推挙をお願いいたします。
自然保護指導員の認定は、9月から10月ごろに予定しています。資格期間は、認定から2022年3月31日までで、更新が可能です。

募集期間:5月 1日(月)~6月 2日(金)
応募対象:
    1)東京都山岳連盟加盟団体の会員、または都岳連個人会員である方。
    2)入山日数が多く山岳環境の保護・保全活動を自覚的に実行出来る方。
    3)机上・実地講習会を受講できる方。
定員:20人(定員になり次第締め切りますので早めに申込んで下さい)
講習および登録費用:
    講習会受講費:5,500円(資料代、講師料、保険代、2018/1月研修会含む)
    登録諸費用 :4,500円(指導員章、登録証、登録等の事務費用)

机上講習会
    2017年 6月 7日(水) 19:00〜21:00
    場所 :公社)東京都山岳連盟 事務所
    持ち物:自然保護指導員新規申請書、筆記用具
    内容 :山の自然保護について、指導員の役割など。
実地講習会
    2017年 6月11日(日) 9:20〜17:00 (雨天決行)
    場所 :御前山
    集合 :JR奥多摩駅 9:20  解散は、奥多摩駅 17:00ごろ
    持ち物:ハイキング装備、筆記用具、昼食など
    内容 :自然観察を通して、自然に親しみ、大切にすることを学ぶ。

申込み:都岳連事務局
    E-mail: ※都岳連事務局宛に
    返信がない場合は、メールアドレスの誤りや、インターネットでの障害が考えられますので、再度ご連絡をお願いいたします。
    03-3526-2550 (月曜日~金曜日 13時~17時)

受付後に全額、10,000円をどちらかの方法でお振込みください。
     (1)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「自然保護指導員新規」と書いて下さい。
     (2)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ

自然保護指導員新規申請書は、ご記入の上、6月7日の机上講習会にご持参下さい。
    PDF形式の申請書は、→こちらからダウンロードできます。

都岳連自然保護委員会は、御前山のカタクリパトロールと水質調査、雲取山での定点観測、トイレ調査や一般の方を対象とした春と秋の自然観察会、高尾山クリーンキャンペーンなどの自然を守る活動を定期的、継続的に推進しています。

※ 公社)日本山岳協会は、平成29年4月に、公社)日本山岳・スポーツクライミング協会と名称変更をしています。

奥多摩御前山のカタクリの調査を行いました。速報

4月15日に奥多摩御前山のカタクリの集中調査を自然保護指導員の方々の協力も得て17名で行いました。
また、カタクリ保護の看板を御前山山頂、惣岳山山頂、トチノキ広場等に設置しました。
今年もシカによるカタクリの食害が見受けられました。

p20170415shokugai.jpg p20170415panel.jpg

今年はカタクリが本当に少なくて、枯葉の中で時折見つけた大きな片葉にさえ、参加者から歓喜の声が揚がる程でした。
ご協力いただける自然保護指導員の方などは調査期間中、御前山に登って頂いて分布状況お知らせ下さい。
ご協力をよろしくお願いいたします。

高尾山クリーンキャンペーンのご案内 2017年[終了]

p20130602takao02.jpgのサムネイル画像

 6月は環境月間、6月5日は世界環境デーです。公益社団法人東京都山岳連盟 自然保護委員会ではこれに合わせて”東京都の山”高尾山に登って清掃活動、自然環境保全などを訴える「高尾山クリーンキャンペーン」を実施します。新緑に彩られた高尾山はこの時期、杉の大木に着生する蘭の一種、セッコクの花が満開になるなど魅力にあふれています。
 当日の登山コースは、一般の方が歩きやすい京王線の高尾山口駅から薬王院経由で山頂に至る1号路をはじめ6号路、稲荷山コースなど3つのコースから山頂を目指します。各コースとも山のベテランが先導します。ご家族連れでの参加も歓迎です。
 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

実施日  2017年6月4日(日) 雨天決行
集合   京王線 高尾山口駅前広場 午前9時
     (都岳連の清掃山行を示す青い横断幕が目印です)
事前申込 不要。※1 当日、集合場所に直接お越しください。
     受け付け時に傷害保険に加入します。*必ず参加者名簿にご記入ください。
     都岳連所属の自然保護指導員の方は→こちらをご覧下さい。

参加費  一人100円 (保険代として現地で集金しますので100円玉をご用意ください)
持ち物  昼食、飲料水、飴などの行動食、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイル、歩きやすい靴でご参加ください。
     特にお子様は長袖、長ズボン着用をお勧めします。
解散   午後13時ごろ、高尾山山頂で感謝状を差し上げて終了、解散となります。※2
主催   公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へメールか電話でお願いいたします。
      E-mail: ※都岳連事務局宛に
      Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

 当委員会では、国連が定めた6月5日の世界環境デーに一番近い6月第一日曜日に、この企画を20年近くも続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
 この時期は、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花が咲いて、参加した皆さんが楽しまれています。また、双眼鏡か望遠鏡があれば杉の木などに着生するランのセッコクの花もよく見えます。
 当日は山登りの基礎講座、気象講座、植物観察なども予定しています。
 お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。

※1 職域など多人数の団体で参加される方は予め都岳連事務局にお問い合わせください。
※2 山頂での解散となりますが、希望者には尾根道を小仏峠から小仏バス停まで自然観察を兼ねてご案内します。現地で参加者を募りますので、ご希望の方はご参加ください。

日山協自然保護指導員の方へ:イベント応援のお願い2017年

都岳連自然保護委員会が一般の参加者を対象に実施するイベントについて、運営にご協力いただける都岳連所属の自然保護指導員の方を若干名募集いたします。

打ち合わせや下見を行う都合上、協力いただける方は事前にご連絡をお願いいたします。

p201810qrmailshizen.png
自然保護委員会Webページか右のQRコードからメールで、イベント名、氏名、電話番号、指導員番号、メールアドレスをご連絡下さい。
電話の場合は、都岳連事務局へご連絡ください。03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
なお、多数のご応募があった場合は、先着順を原則として依頼いたします。

参加される当日は、日山協自然保護指導員の腕章を持参ください。

 

2017年度のイベントは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

●春の自然観察会

2017年5月14(日)春の自然観察会(七代の滝から御岳山へ)

観察会の班に入っていただき、主催者側として参加者の安全管理や運営の補助をしていただける自然保護指導員を若干名募集いたします。
事前の下見(4月2日に予定)への参加と観察会の終了後に感想や希望などのレポートをお願いいたします。

●高尾山クリーンキャンペーン

2017年6月 4(日)クリーンキャンペーン:高尾山

当日に編成する参加者の班に入っていただき、参加者への助言などをしてサポートしてくださる自然保護指導員を募集します。
集合場所の京王線高尾山口駅前で、一般の方の集合時間の前に打合せを行います。8:20に集合ください。

●秋の自然観察会

2017年10月15(日)秋の自然観察会(金剛の滝〜廣徳寺)

観察会の班に入っていただき、主催者側として参加者の安全管理や運営の補助をしていただける自然保護指導員を若干名募集いたします。
事前の下見(10月14日、またはそれ以前に予定)への参加と観察会の終了後に感想や希望などのレポートをお願いいたします。

カタクリパトロール 2017年度の実施について[終了]

p20080429kata1.jpgのサムネール画像公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会ではカタクリの群生で知られる奥多摩 御前山でカタクリの保護のために保護柵を設置するなどのパトロールを20年にわたって実施してきました。併せて簡易トイレブースを設置、携帯トイレを紹介して山のトイレマナーの啓もう活動も行ってきました。
これらの活動が奏効し、カタクリの盗掘や踏み付けは減り、携帯トイレの認知度も上がりました。しかしながら、目下の課題はシカによるカタクリ食害の対策となりました。
このような状況の下、今年度よりカタクリパトロールの活動内容を見直すことにしました。自然保護指導員の皆様の協力を頂きながら、カタクリの分布状態を調査し、データを集めて分布地図を作成します。
狩猟などによるシカ生息数の調整効果を待つ間、防鹿柵の設置は山野草を守る手段としては有効な策といえます。今後、防鹿柵をどこに設置すべきかを行政に働きかけるためにも、カタクリの群落の分布推移の把握は必要であると考えます。
つきましては、カタクリパトロールの実施要領により分布調査へのご協力をお願いいたします。

期間: 4月1日(土)~5月31日(水)
    この期間中に、参加される自然保護指導員の方は自由に調査活動を実施願います。
    また、4月15日(土)には、JR奥多摩駅に集合して集中調査を行います。
場所: 御前山に至る登山コース
調査概要:
① 登山コース上から観察できる範囲で、カタクリの群落を分布調査ワークシートに記入します。
② 証跡として、その場所の写真を撮ります。
③ 調査結果をメール、または郵送で都岳連自然保護委員会までお送りください。

資料のダウンロード:
次のリンクから、カタクリパトロールの実施要領と分布調査ワークシートのPDFファイルをダウンロードしてください。
 →カタクリパトロールの実施要領 f20170331katakurimanual.pdf
 →分布調査ワークシートと記入サンプルf20170331katakuriws.pdf

参加申し込み:
p201810qrmailshizen.png ◎4月15日の集中調査については、4月10日迄に次の方法でお申し込みください。
メール: 都岳連事務局 宛へ
◎4月15日以外の調査期間については、自然保護委員会へのエントリーは不要です。自然保護指導員の皆様ご自身で、自由に日時とコースを選び、安全に十分留意された上で調査頂きますようよろしくお願いいたします。
なお、参加される方はご自分で山岳保険などへご加入されることを推奨いたします。

都岳連 自然保護委員会の2017年度イベントのご案内

都岳連自然保護委員会の2017年度イベントのご案内です。
イベントの詳細については、個別のイベントのご案内にてご確認ください。
● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、登山道での監視や分布の調査などを行います。
 対象:自然保護指導員、ご協力いただける方
  4月1~5月31の開花期 個別に監視や分布の調査
  4月15(土)カタクリの分布の集中調査日
● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキングです。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員
  5月14(日)春の自然観察会(七代の滝から御岳山、急登あり)
● 高尾山クリーンキャンペーン
 環境月間に合わせて、清掃や自然に優しい登り方などを考えるボランティアハイキングです。植物や山の歩き方などのお話もいたします。感謝状をお渡ししています。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員
  6月 4(日)高尾山クリーンキャンペーン
● 自然保護指導員の募集
 公益社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員
  6月 7(水)自然保護指導員 机上講習会 都岳連事務所
  6月 11(日)自然保護指導員 実地講習会 御前山周辺
● 秋の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。紅葉と山野草などを楽しむハイキングです。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員
  10月15(日)秋の自然観察会(金剛の滝)
● 自然保護指導員の更新手続き
 都岳連で登録、更新をされた日本山岳協会 自然保護指導員で、2018年3月31付けで資格が終了となる皆様の更新手続きを行います。詳細は後日お知らせする案内をご覧ください。
 対象:2013年(平成25年)4月に認定された方、および更新された方が対象になります。(2012年に、東京都山岳連盟経由で新規に申請された方、および更新の申請をされた方。)
  10月 2(月)から11月3(金)自然保護指導員 更新受付
● 日山協 自然保護指導員 研修会(公開)
 詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規申請者、都岳連会員、
    および山岳環境の保全に関心のある一般の方
  2018年 1月 21(日)国立オリンピック記念青少年総合センター
● おもしろ地球観察会
 地質、地形、段丘、川の流れ、幻の五日市湖など変化に富んだ秋川流域の地学観察のポイントを歩いて地球形成の不思議を見ます。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員
  2018年 3月 4(日)おもしろ地球観察会(JR五日市線 武蔵五日市駅周辺)

奥多摩 七代の滝から御岳山へのハイキングと自然観察会[終了]

p20170330mitakefall.jpg

奥多摩の盟主である御岳山へ、南側の養沢から歩いて七代の滝を見て登ります。標高929mの御岳山は、古くから霊山として崇められてきました。奥多摩や秩父地方では、おいぬ様(狼)信仰が盛んであったので、御岳山の狛犬には狼像が鎮座しています。最近は、パワースポットとしても知られ、天空の宿坊は東京のマチュピチュと呼ばれることもあります。
七代の滝の風景と養沢林道からの山野草を観察して奥多摩の自然を楽しみましょう。

期日  2017年 5月14日(日)
集合  【JR五日市線】武蔵五日市駅前 AM 9時 ※注1
     雨天決行(コースを変更します)
参加費 1,000円(保険料、資料代など)
    都岳連の会員は800円、 小学生は無料
    なお、バス代などが別途1,350円かかります。※注2
定員  30名 小学5年生以上(定員になり次第締め切ります)
主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
コース 初級者向き (急な登りあり。班単位での行動になります)
    武蔵五日市駅 9:35発①バス⥤10:12着 上養沢→(林道)→七代の滝→長尾平→御岳神社→富士峰園地→御岳山駅ケーブルカー⥤滝本駅バス⥤JR御嶽駅
解散  16時30分ごろ 【JR青梅線】御嶽(みたけ)駅
持ち物 昼食、飲料水、飴などの行動食、雨具、帽子、軍手など、
    軽登山靴かトレッキングシューズで、ハイキングスタイルでご参加ください。
    また、登山ストックも役に立ちますが先端のプロテクタを付けて使用下さい。
申し込みの手順と問い合わせ
    申し込期間  4月3日(月)から5月11日(木)
    1.都岳連事務局へ右のQRコードやメールでご連絡下さい。
      氏名、ふりがな、年齢、携帯・電話番号、住所、一般/加盟員
      Email: ※都岳連事務局宛に

      Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
      Fax: 03-3526-2551
    2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認下さい。
    3.参加費をどちらかの方法でお振込みください。
     (1)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「自然観察会参加費」と書いて下さい。
     (2)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ

ミニハイキング講座、自然に関する講座などを企画しております。
お一人やご家族や友人をお誘いしてのご参加をお待ちしております。
新緑の奥多摩の自然を楽しみましょう。

※注1 9時着の電車:
 ホリデー快速あきがわ3号(武蔵五日市行) 新宿 7時44分発⥤武蔵五日市 8時48分着
※注2 1,350円の内訳:
 武蔵五日市駅⥤上養沢のバス代480円、御岳山駅⥤滝本駅のケーブルカー代590円、ケーブル下⥤JR御嶽駅バス代280円

〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会

地球の歴史を訪ねる〜おもしろ地球観察会の写真による速報です。

2017年3月5日(日) 晴れて暖かな早春の武蔵五日市駅付近で、おもしろ地球観察会が行われました。今年も応募者が多く、定員まで受け付けて30人の参加者により行われました。
集合場所を公園に代えて、資料の配付と移動の班分けを行い、ご挨拶と準備体操をして観察会が始まりました。下見の後で観察ルートを多少変更し、およそ次のようなルートで回りました。
武蔵五日市駅近くで河岸段丘の観察と発見された化石の説明 → 秋川での観察(五日市町層群・伊奈石切り出し跡・ポットホール・地層の向きを示すソールマークの観察) → 岩走神社(WC) → 横沢入(WC・昼食) → 伊奈石石切場跡 → 三内神社の伊奈石の石段 → 駅近くで15:30頃に解散。
p20170305akipawa.jpg p20170305pothole.jpg
p20170305yokosawairi.jpg p20170305sannai.jpg
講師の「あきりゅうジオの会」のメンバーにより、五日市付近の河岸段丘や断層、日本がどのように出来て来ているかなどについて写真や図を表示して説明いただきました。
特に現物を観察した秋川での、水平だった海底が押されて縦になった地層や海底に有ったときの上下を示すソールマーク、泥岩を崩して見つけた貝などの化石、秋川の流れが削った岩やポットホールなどにより地球の歴史が身近に感じられました。
また、狭い範囲の砂岩の地層から切り出した伊奈石のたて堀の跡、均質な砂粒の伊奈石、加工した石臼や庚申塔を観て人の暮らしとの関わりも分かりました。里山保全地域の横沢入ではトウキョウサンショウウオなどの話もあり、カヤネズミの巣は子供さんが帰りに見つけていました。
地質関連の観察会は川に下りたり小山に登ったりで少々パワーを使いますが、普段訪れないところや気に留めていない物の遠い昔からの物語に触れて満足されていました。
また、春を感じる植物の花が観察会の中で見られました。
梅、椿、桜、ミツマタ、ネコヤナギ、ウグイスカグラ、オオイヌフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ。
写真:秋川で地層や化石の観察、流れが削った岩やポットホール、石切場跡近くの横沢入で伊奈石の解説、三内神社の伊奈石の石段

第1回 山岳自然環境セミナー 深刻化するニホンジカの被害[終了]

第1回 山岳自然環境セミナー「山の自然が崩壊する、深刻化するニホンジカの被害」[終了]

p20141125-d20141009t010210osusika.jpgのサムネイル画像

近年、日本列島の各地で二ホンジカの個体数が急激に増加し、その生息域が高山・亜高山帯にまで拡大し、山岳地の生態系に深刻な影響与えています。シカの被害として、森林の衰退、希少植物の消失、土壌の浸食などが発生し、わが国の豊かな生物多様性を守る上で、一刻も放置できない問題となっています。登山者も、山岳地域でその状況をつぶさに見ており、山を愛する者として何らかの行動をすべきと考えております。
本セミナーは、国立公園等の被害の現状、捕獲作業の状況、人間との共生、登山者から見た問題点などを紹介し、山岳地におけるシカ問題の緊急性を強く訴えるとともに、被害対策の促進をはかることを目的として開催いたします。
これからの自然保護、野生動物との共生を考える良い機会であり、多くの方々のご参加を期待します。

主催 山岳団体自然環境連絡会※
協力 環境省

◆日程:   2017年3月11日(土)13時~17時
◆開催場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター[センター棟102号室]
        (小田急線参宮橋駅から 徒歩約7分)
◆プログラム:

◎基調講演 「国立公園におけるニホンジカの被害と対策」
   講演者:環境省自然環境局国立公園課 専門官  笹渕 紘平

◎パネルディスカッション 「山岳地のシカ対策、共生を促進するための課題」
(1)パネリストからの報告
 ①「登山者から見たシカの問題」
   (公社)日本山岳ガイド協会 常務理事  武川 俊二
 ②「山の恵みとしてのシカと人間との共生について、林業と狩猟者の視点から」
   (株)柳沢林業 代表取締役  原 薫
 ③「南アルプス国立公園のシカ対策、現場からの報告」
    環境省南アルプス自然保護官事務所 自然保護官  仁田 晃司
 ④「山岳地おけるシカの捕獲」
   (一財)自然環境研究センター 上席研究員  青木 豊
(2)討議&質疑応答
   モデレーター:山岳団体自然環境連絡会 代表幹事  花村 哲也

プログラムの詳細は→こちらよりダウンロード出来ます。

◆参加費(資料代):500円
◆参加予定人数:  150人(どなたでも参加できます。)
◆申し込み:

・期日 2月28日まで。なお、定員に満たない場合は当日受付も可。
・都岳連会員は、次の都岳連事務局に、氏名、所属をご連絡ください。
  Email: 都岳連事務局 宛へ

  Tel:03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)  Fax:03-3526-2551
・一般参加者は、次の事務局にお申し込みください。
  山岳団体自然環境連絡会事務局(幹事団体:日本勤労者山岳連盟)
  Fax:03−3421−4782

※山岳団体自然環境連絡会構成メンバー:
(公社)日本山岳協会、日本勤労者山岳連盟、(公社)日本山岳会、(NPO法人)日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト、(公社)東京都山岳連盟、(公社)日本山岳ガイド協会、山はみんなの宝クラブ〕