2009年秋 紅葉の奥多摩ハイキングと自然観察会のご案内 [終了]

紅葉の奥多摩ハイキングと自然観察会(2009年 秋)
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 錦秋の奥多摩、あきる野丘陵をハイキングしながら自然や山野草、地形などを観察します。
 春に歩いた同じコースの花や木々は、冬を迎える準備をして秋にはどのようになるのでしょうか?
 丘陵の自然の爽やかな冷気に触れて、地球とは?自然とは?なぜ紅葉するのか?、森林の重要性や生態系などの自然環境保全について考える楽しい一日です。
 初めて参加される方にも楽しめるように写真入の説明パネルを用意して解説します。ミニハイキング教室や山岳写真講座も予定しています。
 終着点の秋川河畔では秋の味覚「キノコ汁」を用意しています。小学生は無料です。ご家族でもご参加ください。

主催 (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
期日 2009年11月15日(日)
集合 JR五日市線 武蔵増戸駅前 午前9時 (雨天決行、コースを変更します)
参加費 一般参加の方  2,000円 (保険料、資料代、キノコ汁など)
    都岳連加盟の方 1,500円
定員 50名(定員になり次第締め切ります)
コース 武蔵増戸駅 → 弁天山 → 網代城山 → 秋川河畔(キノコ汁)
解散 午後3時頃予定(お帰りは武蔵五日市駅から)
持ち物 昼食、飴や菓子、食器、雨具、軽い防寒具、軍手など
    ハイキングスタイルでご参加ください。軽登山靴かトレッキングシューズ推奨。
参加申し込み
  申し込みの締め切りは、11月9日(月)まで
  東京都山岳連盟 事務局に電話かメールで申し込みの上、参加費を郵便振替で振り込んでください。
  電話 03-3526-2550(月~金の13時~17時)
  〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
  申し込み後に「秋の観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

 

イベントへの協力のご案内: 自然保護指導員の方へ 2009年[終了]

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2009年度は、希望する人数に達しましたので締め切らせていただきました。
自然保護指導員の皆様のご協力に感謝いたします。

都岳連自然保護委員会が一般の参加者を対象に実施するイベントについて、この運営ご協力いただける都岳連所属の自然保護指導員の方を若干名募集いたします。

(1)2009年春の自然観察会

日時  2009年 4月29日(祝)自然観察会

観察会の班に入っていただき、一緒に主催者側として行動していただける自然保護指導員を若干名募集いたします。先着順を原則として依頼いたします。
希望される方は→自然保護委員会HPからご連絡をお願いいたします。

(2)高尾山クリーンハイク

日時  2009年 6月8(日)クリーンハイク:高尾山の1日

当日編成する参加者の班に入っていただき、参加者の助言などをしてサポートしていただける自然保護指導員を募集します。希望される方は腕章を持参の上、当日お申し出ください。

(3)2009年秋の自然観察会

日時  2009年 11月15日(日)自然観察会

観察会の班に入っていただき、一緒に主催者側として行動していただける自然保護指導員を若干名募集いたします。先着順を原則として依頼いたします。
希望される方は→自然保護委員会HPからご連絡をお願いいたします。

雲取山調査山行 2009年夏編

雲取山定点調査山行 2009/07/11-12(土、日)

 前週4-5日の日山協自然保護常任委員北岳研修会の筋肉痛も未だ癒されないうちに雲取山調査山行が実施された。
 登りは昨夏と同じ大ダワ林道コースだが、今年は途中崩壊による車両通行止めも無く機動力を最大限に発揮し、前年比2時間の歩程短縮となる。

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 天気は時々薄日の差す程度で木々の枝葉も生茂り夏場にはもってこいの山行、下界では湿度が90%だがコースは大雲取谷からの吹き上げる風が心地良かった。
  10時の歩行開始から30分地点で高さ約2.5mの植物保護フェンスが張り巡らされていた。景観的には今ひとつだがフェンス内の植物は守られているようである。証拠にフェンス前までは偶蹄目の足跡が多数見られたがそこから先の草木は元気に育っていた。
 大ダワ手前のスズタケ群は更新中で完全に枯れてシオジ、クマシデ、ミズナラの大木が根元まではっきりと見渡せる静かな林である。コメツガ、カラマツの新緑の香りが素晴らしい。
 熊穴窪で水質調査CODと大腸菌検査を行う。落葉が多いためかCODはやや高めだが大腸菌は検出されなかった。
 13:05雲取山荘到着、日帰り出来る時刻だが小屋前で充分時間を掛けて野鳥観察、ツツドリ、カケス、ホトトギス、ウグイス、ヒタキ類が今を盛りと囀っている。
 翌朝、雲取山荘主の新井信太郎氏より樹木の寿命、生命力、自然界の不思議、野生鳥獣の生態、山小屋のトイレ事情など拝聴。その一例、山や林が荒れるのは昔のように炭や薪を取るため定期的に伐採しなくなったから、木には充分再生能力がある。鹿の食害は確かに増えた、小屋の前に栽培したヤナギランまで食べに来る。5年間禁猟になった熊も60年間で実際に目撃したのはたったの3回だけ、熊も餌の少ない山の中より食料たっぷりの人里を好むようだ、など々。
 今回心に残ったご主人の「60年、山に居てもわかんねえ事ばかり」なんと謙虚なお言葉か。早朝気温11℃の1時間の講義では身も心も引き締まる思いがした。

参加委員: 小高、小原、小林、山根  その他参加者4名、計8名
投稿:山根
写真:小原  雲取山山頂付近とマルバダケブキ、 水質検査の様子

参考:マルバダケブキ、メタカラコウ属[oNLINE 植物アルバム]

富士山写真展を観てきました。

「日本の心 富士山展」(於 FUJIFILMSQUARE)を観てきました。

毎年、登山者数が増加している富士山。日本人の心、富士山の美しさや歴史を改めて見直してみるのはいかがでしょうか。
7月29日(水)まで。 無料。

http://fujifilmsquare.jp/detail/09070401.html

※このリンクはイベントの終了で動かなくなります。

終了後の FUJIFILMSQUAREは → http://fujifilmsquare.jp/

投稿:は

都民の森 コアジサイとイワガラミなどが咲いています

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6月28日自然保護指導員の講習で都民の森を歩きました。
コアジサイやイワガラミなどが咲いています。コアジサイはほんのり紫を帯びて高貴に、イワガラミは白くシャープな印象を受けます。
他には、ヤマアジサイ、ツルアジサイが咲いていました。

写真:コアジサイ、イワガラミ   三頭大滝までの山道で
投稿: 野口

日山協 自然保護指導員の2009年度 認定講習会の速報

自然保護指導員の2009年度 認定講習会 2009/06/28(日)

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 曇りのち雨ではあったが講習に影響もなく、奥多摩三頭山の檜原都民の森で、(社)日本山岳協会 自然保護指導員の認定講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われました。
 実施状況を写真で速報します。14名の受講者は、水質検査、地層の見学、自然保護について熱心に受講されました。
 詳細の報告は後日掲示します。

写真:都民の森で講習開始、 水質の調査、 地質の講義、 膝を合わせて自然保護

イベントのご案内  自然保護委員会 2009年度 [終了したもの]

2009年度 都岳連自然保護委員会のイベントのご案内 [終了したもの]

都岳連自然保護委員会の2009年度イベントとしてご案内して終了したものです。
ご参加いただき、ありがとうございました。

● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、群生地での保護ロープの設置や監視、トイレ指導などを行います。
 対象:自然保護指導員、ご協力いただける方

  4月 18(土)から26(日)奥多摩 御前山
  5月 10(日)カタクリ保護柵の撤収

● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキングです。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  4月 29(祝)春の自然観察会(武蔵増戸駅、武蔵五日市駅、網代・城山)

● 高尾山クリーンハイク
 環境月間に合わせて、都心に近く自然豊かな高尾山で清掃ハイキングを行います。セッコクやシャガの花を見ながらのボランティアハイキングです。植物や山の歩き方などのお話もいたします。感謝状をお渡しています。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  6月 7(日)高尾山 クリーンハイク (高尾山口駅から高尾山山頂)

● 自然保護指導員の募集
 社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員

  6月 1(月)から6月27(土)新規 自然保護指導員の募集
  6月 28(日)檜原都民の森 研修室、および三頭山、 JR武蔵五日市駅 9:00集合

  研修内容:水質調査の実際と三頭山系の地理・地勢、活動の現状と山の自然保護関連法規

● 秋の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。紅葉と山野草などを楽しむハイキングです。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  11月 15(日)秋の自然観察会(武蔵増戸駅、武蔵五日市駅、網代・城山)

● 日山協・自然保護指導員(新規、更新)公開講習会
  対象:都岳連所属の日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規予定者、
    および山岳環境の保全に関心のある方

  11月 28(土) 国立オリンピック記念青少年総合センター 

以上

高尾山クリーンハイク 2009/06/07

高尾山クリーンハイクとセッコク観賞  2009年6月7日(日)天候は晴れ

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 天気に恵まれた京王高尾山口駅前に、小学生、大学生、専門学校学生、若い人から中高年とたくさんの参加者がぞくぞくと集まってきました。保険兼受付名簿に記名して、ゴミ袋、手袋、チラシを受け取りました。
 午前9時から渋谷リーダの開会の挨拶、大島自然保護委員長の挨拶、今日の行動についての説明と続いた後、参加人数が多いので3コース、8班に希望により分かれました。1号路は3班、6号路は4班、稲荷山は1班となりました。各班には、自然保護指導員の方にも加わっていただき、参加者の安全確認、助言などで協力していただきました。
 参加者も一般登山者も多い6号路では、セッコクの花は昨年より咲き始めが早く、少なめのようでした。稲荷山コースはセッコクが見られないので、帰りに希望者と同行して1号路を下りて観賞しました。
 一般登山者や観光客が非常に多く、集合場所の頂上は大変な人出でした。動物もビックリでしょう。ビジターセンターの北側の広場で班が到着するたび、大島委員長の挨拶、城所先生の気象の話をしていただき、参加者に感謝状を差し上げて順次解散しました。

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 クリーンハイクの参加者がゴミバサミやゴミ袋を持って行動しているのを見て、一般登山者が「ご苦労様です」「有難う」など声をかけてくれました。登山道にゴミは少なかったのですが、「ゴミを捨ててはいけない」「ゴミを持ち帰ろう」などの啓もう、啓発の良い機会になったと思います。参加した皆さんも自然保護運動に一助を尽くした思いで、一日を過ごされたのではないかと思います。

 200名を超える大人数の参加者があったクリーンハイクは、細かい心遣いには難がありましたが無事終了。皆様、有難うございました。自然保護指導員の方々には、ご支援いただき誠に有難うございました。今後も他のイベントなどでのご協力をよろしくお願いいたします。

 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を広げていきましょう。

 環境月間の例年の行事で、クリーンハイクと同時に水質調査も行われました。(藤井、山根)
 新聞へ大きく掲載されたり、インターネット検索から団体の申し込みがあったりで、参加者の合計は210名でした。

参加委員  CL渋谷、SL野口、大島、小島、徳永、西山、新村、廣田、山口、椎名、小原、渡邊、小林、猪狩、長谷川、宮崎、森谷
投稿:森谷

 

写真:高尾山口駅前で集合、 1号路の杉の枝先のセッコク、 高尾山で見かけた紫ラン、 高尾山山頂直下の木陰で感謝状

日本山岳協会・自然保護指導員 2009年度新規募集のご案内 [終了]

(社)日本山岳協会・自然保護指導員 2009年度新規募集のご案内 [終了]

 
東京都山岳連盟では、(社)日本山岳協会の「自然保護指導員」規定に基づき自然保護指導員の認定申請を取り扱っております。本年も、下記の要項で自然保護指導員の募集と認定講習会を行います。加盟団体からのご推挙、特に指導員がおられない山岳会からのご推薦、山岳環境の保護に関心のある個人会員の方をはじめ、皆様のご応募をお待ちしております。
 都岳連自然保護委員会では、御前山のカタクリパトロール・水質調査、雲取山での定点観測・トイレ調査や一般の方を対象とした春・秋の自然観察会、高尾山クリーンハイクなどの自然を守る活動を定期的、継続的に推進しております。自然保護指導員の皆さまにもこれらの活動にご協力をいただいております。
             記

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1.募集人数と資格
 資格:
  (1)東京都山岳連盟加盟団体の会員、または都岳連個人会員である方。
  (2)入山日数が多く山岳環境の保護・保全活動を自覚的に実行できる方。
  (3)実地・机上講習会を受講できること。
 定員: 20人 (定員になり次第締め切りますので、早めにお申し込みください)

2.実地・机上講習会
 6月28日(日) 10:00から16:30 雨天決行
 場所:  檜原都民の森 研修室、および三頭山
 研修内容:水質調査の実際と三頭山系の地理・地勢、活動の現状と山の自然保護関連法規
 集合:  JR武蔵五日市駅 9:00

3.講習および認定費用等
 講習会費用は 6,500円(資料代、事務費、保険代等)
 交通費としてJR武蔵五日市駅から会場までの往復バス代を別途ご負担ください(2,500円程度で参加人数により変動)
 また、指導員認定登録手続きで腕章、証明書発行費用、推薦事務費として 4,500円が別途必要となります。
 認定証明書は、2010年4月1日から5年間有効です。

4.申込み方法
 受付期間:6月1(月)から6月27(土) 電話の受付は、月曜から金曜の13時から17時
 事務局に電話(03-3526-2550)、または
メール
で予約の上、下記の口座に「自然保護指導員 新規認定講習会受講費」と明記し、講習会費6,500円をお振り込みください。
 郵便振替口座名義:社団法人東京都山岳連盟 00130-9-317605番

 なお、27(土)については、この自然保護委員会の連絡ページより申し込みのご連絡をお願いします。
 また、実地・机上講習への参加が日程上難しい方には別途講習会を準備いたしますので、お申し出下さい。

以上

高尾山のクリーンハイクのご案内 (2009年度) [終了]

セッコクの花咲く高尾山クリ−ンハイキング

 新緑の高尾山で登山道の清掃ハイキングとセッコクの花の観賞を行います。
 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を広げていきましょう。

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実施日  2009年6月7日(日) 雨天決行
集合   京王線 高尾山口駅前 午前9時
     (都岳連の青い旗が目印です)
申し込み 不要、集合場所に直接お集まりください。
参加費  無料
持ち物  昼食、水、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイルで参加してください。
解散   午後13時ごろ、高尾山山頂で感謝状を差し上げて解散になります。
主催   (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール

でお願いいたします。
     Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

 6月は全国環境月間です。当委員会では、この企画を全国環境月間に合わせて長く続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
 この時期は、杉の木などに寄生するランの「セッコク」の花が美しく咲いていて参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があればよく見えます。この他に、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花も見られます。
 気象、写真、ハイキングなどの話もあります。お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。

丹沢の大山へ、雨の中の新緑 2009/05/06

 ゴールデンウィーク最後の6日に、雨の中をヤビツ峠から大山を登り、大山寺経由のハイキングをしました。

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 この時期の丹沢の新緑はきれいでしたが、桜は雨で花びらが散ったところでした。ヤビツ峠からの登りでは目前を雲が横切る中、ギンリョウソウが数株、多くのマムシグサ、タチツボスミレが見られました。シカの食害と見られる傷跡があり、付近は長い防鹿ネットが張られていました。

 雨天時のハイキングで、木が水を集めて自分の根本に流し込んでいる様子、登山道を流れる水が登山道を浸食する様子と水を斜めに登山道外に流す排水溝の効果、登山者がステッキを突いて開けた跡からの浸食などが観察できました。大山の下りでは長い間に登山道が背丈以上に浸食されているところもありました。

 阿夫利神社下社の茶店でお茶と団子で休憩、大山ケーブル追分駅の下で名物大山豆腐料理(2,000円くらいから)を味わって、雨の濡れも癒されます。

写真は、登山道横のマムシグサ、 シカの食害と見られる傷跡
投稿:野口

新緑の奥多摩ハイキング 自然観察会 2009/04/29

新緑の奥多摩ハイキング 自然観察会 2009/04/29

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 春の奥多摩と里山の自然を舞台に、都民に広く呼びかけて開催しているこの行事ですが、今年は3週間ほど時期を早めて、4/29に実施しました。大型連休の時にと心配されたが「新聞、放送、ミニコミ誌等」八方手を尽くした広報が功を奏し、50人からの申込みがありました。

 朝から好天の武蔵増戸駅前で受付、スタート場所の公民館に集まっていただき、大島委員長挨拶・講師紹介・班分けと進んで、10人から15人に2~3人の自然保護委員を配置し出発しました。

 「ハイキングをしながら植物などの自然観察」を楽しめるこの企画は毎回好評ですが、今年は時期のためか花が少し早いようでした。例年5月中旬で「少し遅め」と思っていましたが、時期設定はほんとに難しい。それでも、植物を「五感-見る、嗅ぐ、触れる、聴く-で感じて」もらうことは、新しい発見につながります。味わう場所は「最後のヤマボウシ」、それまでに藤井講師と要所で「五日市の地質・地形と生活」の勉強もしていただきました。

 最後に駅近くの秋川河畔のヤマボウシで、野草、茸などの天ぷらと味噌汁、ビール(有料)で体と胃腸を癒し、皆さん満足の内に15時過ぎ現地解散しました。 

参加委員20名。

投稿: 森谷

写真: 城山山頂での五日市盆地の説明、 ヤマブキソウの花、 クマガイソウの花、 観察会のハイキング風景

カタクリパトロールの様子 2009/04/26

奥多摩の御前山のカタクリパトロールの様子です。  東京都山岳連盟 自然保護委員会 2004/04/26

2009年のカタクリパトロールの最終日の様子を写真で速報いたします。

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9:30  月夜見第2駐車場の仮設トイレをチェックしたあと、御前山に向かって出発。
11:30 御前山頂上で携帯トイレ用のテントを設置、携帯トイレの紹介とアンケート調査を実施。
13:30 最終日のため山頂の看板とテントなどを撤収して、下山開始。
月夜見第2駐車場に戻る班と、避難小屋経由で藤倉へ下りる班に分かれて下山。
15:00、15:30 駐車場着。その後、器材などの荷物の整理を行い17:00ごろ解散。

頂上では東京都のレンジャーの方々も立ち寄られました。
避難小屋では、トイレから使用済みトイレットペーパのゴミ袋4袋を下ろしました。
下山途中でぐらついたカタクリ保護の立て札をハンマーで補修しました。
保護柵は有効ですが、あっても写真のために保護柵内に踏み込んでいる人がいました。

写真:  カタクリの花、アンケート調査 、御前山山頂の携帯トイレ用のテント、雲取山を背景に携帯トイレの説明

山の野生鳥獣の目撃レポートへの協力依頼 2009年4月から

野生鳥獣の目撃情報の報告について、皆さまにご協力をお願いいたします。

 公益社団法人 東京都山岳連盟では、他の山岳団体と一緒に野生鳥獣の調査活動を行っています。
 山を歩いている際に野生の鳥獣を目撃したときには、「山の野生鳥獣目撃レポート」サイトへご連絡をお願いいたします。
 このサイトは2009/04/01から運用されて、5年間実施されます。
> この調査は平成26年度以降も継続することとなりました。[2014/02/05現在、引用元より]

 次に、「山の野生鳥獣目撃レポート」のホームページの一部を引用しました。(2009/04/01現在)

【この活動は日本を代表する山岳団体(日本山岳協会,日本勤労者山岳連盟, 日本山岳会,日本ヒマラヤンアドベンチャートラスト,東京都山岳連盟(自然保護),山のECHOの協働事業として行われているものです。

 高山帯のシカの食害が急速に拡大しています。本来低地性動物と言われていたシカが、近年の個体数の急増により、餌場を求めて高山帯へ進出し、高山植物が全滅するなど、山岳地帯の生態系に大きな影響を与え、放置できない状況になっています。

 これらの野生動物の棲家を活動のフィールドにする山岳団体関係者として、その保護と適正管理は大きな関心事ですが、まずは、生息の実態を把握することからはじめるべきと考えました。

シカ、カモシカ、ライチョウ、クマなど、種類を限定しない。
平地や里山などを除き、亜高山帯以上の高標高を含む日本国内の山岳の各地。

 詳細、および、ご報告は次のリンクからお願いいたします。


https://www.jma-sangaku.or.jp/conservation/yaseichoju/index.html

2009年春 新緑の奥多摩ハイキングと自然観察会のご案内 [終了]

新緑の奥多摩ハイキングと自然観察会 (2009年 春)  [終了]

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新緑のあきる野丘陵でハイキングをしながら春の自然や山野草、地形や歴史などを見ていきます。終点の秋川河畔ではスタッフ手作りの旬の山菜てんぷらと山菜の味噌汁を味わいます。

主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
期日  2009年 4月29日(祝)
集合  JR五日市線 武蔵増戸駅前 AM 9時 雨天決行
参加費 2,000円(保険料、資料代、山菜汁、山野草の天ぷらなど)
    都岳連会員は1,500円
定員  50名(定員になり次第締め切ります)
コース 初心者向き
    武蔵増戸駅→ 弁天山→ 網代城山→ 秋川河畔
解散  15時頃 秋川河畔解散予定(お帰りは武蔵五日市駅から)
持ち物 昼食、水筒、食器、雨具、軍手など
    ハイキングスタイルででご参加ください。軽登山靴かトレッキングシューズ推奨。

申し込みと問い合わせ
   (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
をお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、4月22日(水)です。
    Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時~17時)
    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後

申し込み後に「春の自然観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

新緑と山の花などの自然を楽しみ、自然環境保全についても考えてみたいと思います。ミニハイキング講座、ミニカメラ講座もあります。ぜひご参加ください。小学生は無料ですのでご家族でもご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。

写真:セリバヒエンソウ