高尾山と城山の間、一丁平にの桜が咲き始めました。2008/4月6日
下部の方の桜が咲き始めたので、一丁平としては4月12日から20日あたりまでが見ごろかもしれません。一丁平の上部、景信山などはつぼみでした。下を見るとスミレが白や紫の花をつけています。写真はエイザンスミレ、切れた葉の形に特徴があってわかりやすい。
投稿:野口
高山植物や動物、登山道などの自然は非常にデリケートです。すばらしい自然を次の世代に残すため私たちは山の自然と環境の保護について活動しています。登山道から出ない、ゴミを拾う、花や植物を取らないなど、ご協力をよろしくお願いいたします。
新緑の高尾山でセッコクの花の観賞と清掃ハイキングを行います。
ゴミの無い、花と緑の美しい山。環境保全活動の裾野を広げていきましょう。
実施日 2008年6月8日(日) 小雨決行
集合 京王線 高尾山口駅前 午前9時
(都岳連の旗が目印です)
申し込み 不要、集合場所に直接お集まりください。
参加費 無料
持ち物 昼食、水、雨具、軍手、ゴミばさみなど
日帰りハイキングのスタイルで参加してください。
解散 正午過ぎ頃、高尾山山頂で感謝状を差し上げて解散になります。
主催 (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
(公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
でお願いいたします。
Tel: 03-3526-2550(平日の13時 – 17時)
6月は全国環境月間です。当委員会では、環境月間に合わせてこの企画を続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
この時期は、杉の木などに寄生するランの「セッコク」の花が美しく咲いていて参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があればよく見えます。この他に、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花も見られます。
気象、写真、ハイキングなどの話もあります。お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。
カタクリの群生で知られる御前山でパトロールを実施しています。
開花まで7年もの時間を費やすカタクリを心ないハイカーの盗掘から守り、また沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ問題等の普及啓もう活動が目的です。
今年も自然保護指導員はじめ、山岳環境問題に関心のある方のご協力をお願いいたします。
期 間 4月19日(土)〜27日(日)、29日(祝)、および5月11日(日)
4月19日は保護柵の設置、5月11日は撤去日です。特に多くの方の参加をお願いいたします。
コース 月夜見第2駐車場〜御前山
集 合 平日: JR武蔵五日市駅 9時
土・日・祝日: 同 8時
持ち物 行動食・軍手・ゴミはさみ、 通常のハイキングスタイルでご参加下さい。
申し込 3月31日までに、次の連絡内容を下記宛にFAX、または
メール
して下さい。
広く岳連加盟団体から募集するため、日程調整をさせて頂く場合もあります。
自然保護委員会事務局 FAX ※現在使用していません
—- 連絡内容 ここから—-
希望日
氏名
住所
年齢
所属団体(あれば)
電話・携帯
FAX
メールアドレス
—- 連絡内容 ここまで—-
※ご記入頂いた個人情報は、自然保護委員会で責任を持って管理させて頂き、カタクリパトロール以外の目的で使用することはありません。
◎東京都山岳連盟自然保護委員会では、毎年4月中旬にカタクリパトロールを実施しています。この永年の活動が認められ、平成15年には山と渓谷社より「山岳環境B賞」が授与されました。
大陸性高気圧に覆われた好天気の2007年12月15日~16日、雲取山調査山行が実施された。9:42、鴨沢から9名で入山。10:40、最初の水場で水質調査COD(化学的酸素消費量)測定。今夏の調査では登山道を横切る迄のパイプが破損しており検査は上部の湧水地点で行われたが山の管理者の御陰で綺麗に補修されており本来の箇所で充分な水量が得られた。水場上方は樹林帯で水路はその中を通っている為に岩質経由の水の味とは若干異なる。水温7℃反応時間10分設定、結果は標準色数値の「7」、夏の測定値より少し下がってはいるが水中の酸素量は少ない、夏期測定値比較で今回は①水量が多い(少量では地下水の地中通過時間が長いとバクテリアとの接触時間が増加)、②気温、水温の下がるこの時期は水中微生物の繁殖度が下がっていること等が考えられる。この水場では嗽程度の利用をお勧めする。
堂所経由でマムシ岩辺りから山道に僅ながら雪が現れ始める、例年同時期の調査では見られなかった積雪が七ツ石を巻きブナ坂迄の日陰斜面では凍り始めている。登山道には堅果が多くみられ、今年は堅果類が豊作のようである。
石尾根は見晴らしの良い防火帯でここから立枯れ現象が現れる、数年での比較で立枯れの推移は如実に判明しないが他の山域同様徐々にではあるが樹木の勢いが無い様に見える。北斜面は唐松の樹林帯でニホンジカの食害防止の為に所々の幼木にも保護柵が巻かれているが柵内の木々は殆ど枯死状態であった。夏には勢力を誇示していたマルバダケブキもきれいに刈取られている。奥多摩小屋辺りから霰が舞い始め山荘までは巻道を行く、9月6日の台風9号の爪跡著しく栂やシラビソが山道から見える範囲で数十本、推定で百本位倒木との事、雪を被った山道も様相が変わっていた。15:20雲取山荘到着。
翌日、雲取山荘主人新井氏よりお話をうかがう。冬季利用の牡蠣殻トイレ:この冬は例年より寒さが早く11月10日頃から稼動。昨今騒がれている地球温暖化について、雲取山にいたっては年間を通して氷点下プラス・マイナスの日数をトータルすると、毎年ほぼ同じ数字であるとの事。ただ、台風は昔より大型で倒木被害が多くなってきている。
実際利用してみた山荘のトイレは山の中とは思えない程清潔で快適である。雲取山は都心に近いこともあり「きれいで設備がよくて当たり前」と思っている人が多く、利用者のトイレ基金もマイナスとの事。それでも「自然が好きだから、守りたいから」山を汚さないトイレを維持管理していくという氏の言葉が印象的であった。山小屋生活52年、この山を知り尽くした氏の一言一言には重みがあり山への愛情を強く感じた。
雲取山登頂、避難小屋トイレ調査、トイレットペーパーは無いが清掃されている。
避難小屋前より改めて石尾根を見る「やはり樹木全体に元気がない」森の400年周期の為だけなのか?
投稿:山根、長谷川、 写真:小原
写真:雪の尾根の左の林は鹿の食害で皮が無い、夏はマルバダケブキの草原になる、中央が新井新太郎氏
主催 (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
日時 2008年 5月18日(日)
集合 JR五日市線武蔵増戸駅前広場 AM9時 雨天決行
参加費 2,000円(保険料、資料代、山菜汁、山野草の天ぷらなど)
都岳連加盟会員は1,500円
定員 50名(定員になり次第締め切ります)
コース 武蔵増戸駅→ 弁天山→ 網代城山→ 秋川河畔
解散 15時頃 秋川河畔解散予定(お帰りは武蔵五日市駅から )
持ち物 昼食、食器、雨具、軍手など
申し込みと問い合わせ
(公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
でお願いいたします。
参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
申し込みの締め切りは、5月8日(木)です。
Tel: 03-3526-2550(平日の13時 – 17時)
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
申し込み後に「春の観察会」と書いて参加費をお振込みください。
郵便振り替口座番号 00130-9-317605
振込先名称 (社)東京都山岳連盟
新緑のあきる野丘陵で自然や山野草、地形等について、都岳連・自然保護専門委員の20名のスタッフが懇切丁寧に解説します。終着点の秋川河畔ではスタッフ手作りの旬の山菜てんぷら、山菜の味噌汁が出ます。
なお、秋にも同じコースを歩き春と秋の変化を観察し自然界の成り立ちを勉強します。小学生は無料ですのでご家族でもご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。
長瀞のポットホールが載っていましたので、先日探索してきました八丈島のポットホールなどを紹介いたします。三原山(東山)大の川は、大小のポットホールが数百m連続しています。一見の価値は有ります。
会津只見川上流阿賀川(大川)の辺、湯野上温泉には、川辺に直径2m深さ1.5m位のポットホールがあり、底に穴が開いていて温泉が湧き出ており、天然温泉・自然形成の岩風呂(タコツボ)となっています。湯船の温度が適当な時期は、雪解けの頃だそうです。岩の上には露天風呂があり、いずれも無料です。あまり知られていないようです。
また、ニュージーランドのミルホードトラックには、直径5〜6m高さ2.5m位のポットホールの部分だけが流出、逆さに着地した釣鐘形のものがあります。(トレッカーに対しての説明スポットになっています)
投稿:椎名
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なお、著作権については新聞社の例などが参考になるかと思います。
http://www.asahi.com/policy/copyright.html
http://www.yomiuri.co.jp/policy/copyright/
自然保護憲章
自然をとうとび、自然を愛し、自然に親しもう。
自然に学び、自然の調和をそこなわないようにしよう。
美しい自然、大切な自然を永く子孫に伝えよう。
自然保護憲章 抜粋(昭和49年6月5日・自然保護憲章制定国民会議)
自然保護憲章の全文はこちらから
→ 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会
→ 鬼怒沼湿原物語HP
A.
(1)始めに
自然保護委員会メルマガは、都岳連全体のメルマガに統合いたしました。都岳連のトップページから申し込みのリンクがあります。
なお、自然保護指導員への連絡用のメルマガは自然保護指導員通信として、別途存在いたします。後述のお問い合わせのページからお問い合わせください。
(2)受信側の環境にもよりますが以下の理由が考えられます。
・hotmailなどの迷惑メールの受信拒否機能
メールアドレスが hotmailなどのFreeメールアドレスをご利用の場合、迷惑メールとして扱われて、正しく届かない場合があります。詳しい設定方法は、メールのプロバイダのヘルプなどをご覧ください。
・携帯のメールアドレスを利用している場合
参加者が携帯のメールアドレスの場合、指定受信機能または、ドメインによる受信拒否を行っている場合があります。設定などは各キャリアのWebサイトをご覧ください。
・メールソフトによる受信拒否
参加者がメールソフトで、メッセージルールなどでこのメルマガを削除するように設定されている場合があります。メールソフトの設定をご確認ください。
・メールマガジン登録時のメールアドレスの入力誤り
メールマガジン登録時に、登録ボタンを押した後に登録を確認するメールが届かない場合は、入力したメールアドレスに誤りがあります。お問い合わせ・ご連絡方法と地図のページからメールアドレスをご連絡ください、少々お時間を頂きますが確認いたします。
今年も高尾山清掃山行が6月5日から始まる環境週間に合わせて行われた。天気は晴。午前9時、京王線高尾山口駅前に82名が集まってくれた。スタッフは9名、徳永委員長の環境保護を交えての話の後、参加者を5班に分けて準備体操をして出発する。自然保護指導員の方には各班に入って協力していただいた。一般の方が参加しやすいように清掃と共にセッコクの花の観賞も入れ、6号路の沢沿コースだけにする。
琵琶滝の下、修行堂の前の広場で、「全国環境月間全国一斉水質調査」担当委員から、調査の目的と内容の説明を行った。杉の大木の上方の枝にセッコクの花が咲いている。その先の方に黄色いジャケツイバラの花も咲いている。マタタビの葉も見える。実が成っているハナイカダ、フタリシズカ、サイハイランなどが見られる。シャガの花も咲いている。シャガは根を張り土砂崩れを防いでいるという。
12時、山頂に全員が揃ってから城所先生の気象の話、ハイキング講座、デジタルカメラ講座、熟中症予房などの話があり、徳永委員長から参加者の皆さんに感謝状を差し上げて解散する。
参加者の皆さんや行き交う人に対し、高尾山を美しい山にしようという啓発になったのではないかと思う。
(森谷)
奥多摩御前山にて、4月14日から22日、および5月13日(このうち18日から20日は積雪のため中止)、のべ104名によりカタクリパトロールを実施した。カタクリ保護や沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ問題を問うアンケートを行うなどの自然保護啓発活動にあたった。また山渓環境賞受賞事業として、期間中は惣岳山周辺のカタクリ群生地に保護ロープや看板を設置し、行政からも高い評価を得た。また来年以降、他コースにも保護柵を増設するための情報収集も行った。
なお、期間中に奥多摩に降雪があり、御前山でも最大20cmも積もり、カタクリにはあいにくの春となった。地球環境がどこかおかしいことがまたまた実感されたパトロールでもあった。
実施日 | 山域・会場・名称等 | 活動内容 | 参加人員 | 備考 |
2006 12/16~17 |
雲取山調査 | ・雲取山荘のトイレ利用状況(蛎殻利用の完全循環型トイレ) ・雲取避難小屋のトイレ利用状況 ・樹木の立枯れ・食害調査 ・植林帯の状況調査 ・コース上のゴミの状況 |
12名 うち委員会より6名 | ○バイオトイレ閉鎖後の小屋設置の蛎殻トイレ視察 ○避難小屋トイレは相変わらず汚い、管理を徹底するべきか ○石尾根の食害は想像を絶する程、早急な対策が必要 |
2007 4/14~22 5/14(撤収) |
カタクリパトロール(御前山) | ・カタクリ盗掘防止 ・ポータブルトイレ普及活動 ・山岳トイレについてのアンケート ・カタクリの保護と山のトイレマナー啓もうのためのチラシ配布 ・登山道の清掃活動 ◎山渓環境賞B賞受賞記念事業 惣岳~御前山にかけてのカタクリ群生地に保護ロ−プ設置 |
自然保護指導員延104名 | ○週末は麓の駐車場が満杯となった ○カタクリ保護柵は効果的だが撮影用スペースが欲しい ○降雪後、滑り防止のため保護策内歩行目立つ ○簡易トイレの普及活動・アンケートに好意的 ○ゴミは減ったがタバコのフィルター・飴の包紙などが目立つ ○ 山麓の駐車場か避難小屋に改善トイレ設置を行政に働きかける *18~20日降雪のため中止 |
5/20 | 春の自然観察会(五日市秋川丘陵) | ・登山マナーの啓もう活動 ・春の山野草解説 ・初級登山教室 ・身近な食材のテンプラ試食 |
103名 うちスタッフ25名 | ○子供連れ含めリピーター多い ○山菜のテンプラ好評 |
6/3 | 清掃山行(高尾山) | ・ゴミ袋配布 ・登山マナーの啓もう活動 ・登山道の清掃活動 ・全国一斉水質調査協力 |
91名 うちスタッフ9名 | ○ゴミはほとんどなし ○予想以上の参加者で、指導員の協力を得て5班編制で実施 |
7/7~8 | 雲取山環境調査 | ・雲取山荘のトイレ利用状況 ・雲取避難小屋のトイレ利用状況・樹木の立枯れ・食害調査(特に深刻なシカによる食害チェック) ・コース上のゴミの状況 ・秩父岳連との意見交換 |
11名 うち委員会より4名 | ○冬季用蛎殻トイレ好調に4/28迄稼働(4年目) ○バイオトイレの稼動状況調査 ○避難小屋トイレ清潔に保たれていたが、周辺の埋没ゴミは未処理 ○鹿の食害益々甚大(幼木保護策効果なし) |
10/20~21 | 日本山岳耐久レース(奥多摩) | ・仮設トイレ設置 ・ポータブルトイレ普及活動 ・水溶性ペーパー使用の啓発活動 ・大気汚染調査(NO2測定、35ヶ所) ・ゴミ袋配布 |
大会役員として委員会より13名 | ○山域のNO2濃度測定実施、現在分析依頼中 ○好天下、2000名以上の参加有、大会初の死亡事故発生、今後の大会運営方法再検討 |
10/28 | 奥多摩清掃山行(耐久レースコース) | ・耐久レース後の清掃活動及び環境への影響調査 | ○レース後の清掃で概ねゴミ等の回収は済んでいたが、乾電池や一般ハイカーのものと思われるタバコの吸い殻、回収できなかったコース上のテープ等回収 | |
11/18 | 秋の自然観察会(五日市丘陵) | ・里山の秋の植物・樹木解説 ・奥多摩の成り立ち(地質)解説 ・キノコ解説 ・初級登山教室(ローインパクトな山登り) ・山岳写真講座 |
77名 うち外部講師1名 内部講師・スタッフ23名 |
○身近な植物の「秋の姿」紹介 ○地元で採れるキノコの味噌汁・天ぷら提供 |
年間を通じて実施 | 主に秩父多摩国立公園 | ・自然保護の啓もう、自然観察会の実施 ・登山道の清掃活動 ・ゴミ袋の配布 ・ポータブルトイレの普及活動 ・トイレットペーパー使用の呼びかけと使用済みペーパーの持ち帰り運動 ・御前山周辺4ヶ所で3月から12月まで毎月水質調査実施、19年度は2種の試薬を使用し、データの信頼性・有効性を確認中 ・19年度公益信託自然保護ボランティアファンドより補助金取得 ・山岳7団体自然環境連絡会に参1加 ・行政との関わり(課題) |