2010年秋 紅葉の奥多摩ハイキングと自然観察会のご案内 [終了]

紅葉の奥多摩ハイキングと自然観察会: 五日市丘陵の横沢入(2010年 秋)  [終了]

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錦秋の奥多摩、五日市丘陵でハイキングをしながら秋の自然や山野草、地形や歴史などを見ていきます。東京都の里山保全第一号に指定された横沢入には豊かな里山の自然があり、終点の上村会館ではスタッフ特製の旬のキノコ汁を味わいます。春に歩いた同じコースの花や木々は、冬を迎える準備をしていますが、秋にはどのようになるのでしょうか?

期日  2010年11月14日(日)
集合  JR五日市線 武蔵五日市駅前 AM 9時30分 雨天決行(コースを変更)
参加費 2,000円(保険料、資料代、キノコ汁など)
    都岳連の会員は1,500円 小学生以下は無料
定員  60名(定員になり次第締め切ります)
主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
コース 初心者向き
    武蔵五日市駅→横沢入→天竺山→大悲願寺→秋川→上村会館(キノコ汁)(予定)
解散  15時頃 上村会館解散予定(お帰りは武蔵増戸駅からが便利)
持ち物 昼食、水筒、飴などの行動食、食器、箸、雨具、軍手、軽防寒具など
    ハイキングスタイルでご参加ください。
    軽登山靴かトレッキングシューズを推奨します。

申し込みと問い合わせ
   (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、メールでお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、11月9日(火)です。
    Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
     Eメール:
都岳連事務局宛へ

    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後

申し込み後に「秋の自然観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

東京都の里山保全第一号に指定された横沢入は、五日市丘陵の中に貴重な自然が残る地域で、谷地田の景観と自然の生態系が保たれています。現在、里山の生物多様性が見直されています。近くでは、伊奈石と呼ばれる良質の砂岩を産出して、江戸時代には信州伊那の石工が移住して石臼などに加工していました。
紅葉に色づいた里山の自然の中で、秋の一日をお楽しみください。ミニハイキング講座、ミニカメラ講座もあります。ご家族でもご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。

カラスウリの退治と芋ほり

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8月のお盆後の実家で、カラスウリがツツジなどの庭木に絡みついていたのでこれを退治しました。
カラスウリは、夕方に白いきれいな花を咲かせていましたが、この時期は覆っている木の上からツルを地面に向かって垂らします。ツルの先端が地面に届くとそこからまた根が生えてきます。おおもとのツルを何度引っこ抜いても後から芽が出てきます。根こそぎ退治しようと根を掘ってみると写真のように芋が出ました。地上のツルを引っこ抜いてもこの芋が残っていたわけです。これで我が家では雑草の退治がおわりました。

あとで調べてみると、この芋からとったデンプンはベビーパウダーなどに使えるそうです。また、カラスウリを朝顔や苦瓜の代わりに日よけとして窓辺などに植える人もいるそうです。もったいなかったかな?
カラスウリの名前の由来は、カラスなどの鳥が食べたり、残したりするというものと、実が熟すと朱色の墨汁の色に似ているので唐朱瓜(からしゅうり)となったというものがあるようです。

投稿:  野口

自然保護委員会のゴミ袋の配布が新聞取材されたとき

都岳連 自然保護委員会のゴミ袋の配布が取材されたこともありました。

 高尾山のクリーンハイクなどでおなじみのゴミ袋ですが、都岳連で配布していることが新聞で取り上げられたときの写真です。

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 国立公園協会が昭和47年にゴミ持ち帰り運動を始めたのをきっかけに、都岳連自然保護委員会もゴミ袋を配布して協力しようと始めました。新宿駅で23時55分発の夜行列車に乗る人などに配られました。
 1985年(昭和60年)12月29日に新宿駅でゴミ袋を配布しているところを新聞社から取材を受けたときの写真です。スキーを持っている右端は、元自然保護委員長の故尾林さんです。この後23時55分発に乗っていきました。21時30分ごろから並んでたんですね。25年前でした。

投稿 椎名

水質調査活動での様子 2010年8月

2010年8月21日(土)定例の奥多摩の水質調査を4名で実施しました。

前日の大雨の影響で道はしっとりとして歩き易いのですが湿度が高く少々熱中症気味での夏の低山はこたえました。

真夏にはやはり花は少なく、クズ(葛)、キツリフネ(黄釣船)、ヤマアジサイ(山紫陽花)、カメバヒキオコシ(亀葉引起)くらいしか目に映りませんでした。マルバ、ウリハダ、イロハの楓類は、葉が繁り合い深い所では群青色にさえ見えました。春に開花したサンショウ(山椒)も立派に結実し、ヤマブドウ(山葡萄)も確実に実を大きくしています。

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6月に珍しいタゴガエルの卵塊を発見した湧水地では5㎜程の真っ黒いオタマジャクシが200~300匹発生していました。

避難小屋にトイレットペーパを20個補充し、暑さのためちょっとペースダウンした水質調査は16時20分に無事終了致しました。

投稿 ヤマネ
写真: 西山

巻機山との出会い 植生復元の活動 :委員のつぶやきコラム

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 私が初めて巻機山での植生復元の活動に参加したのは1992年。その当時、登山道が荒れている、特に高山でのお花畑が踏み荒らされていくことに心を痛めていたことがきっかけでした。何かできることはないだろうかという思いでの参加でした。

 それからほぼ毎年のように行き、種取り、種まき、池塘の復元など、1年でたった2日の参加でも、毎年のように行くと自分たちが作業した結果が見えてきます。緑がよみがえるのが実感できました。反面、やってもやっても戻らなところも・・・、自然をもどす時間の長さが実感できました。
 そして、定期的に同じ山に行くことで山や自然の様々な変化が見えるようになってきました。
 どなたもホームグラウンドの山を持ってみてはいかがでしょうか。

岡田

ご参考: 今年も巻機山の植生復元の活動が行われます。重労働はありません、気軽に参加ください。
巻機山景観保全ボランティアーズ
http://www.asahi-net.or.jp/%7Evj3m-yki/makihatatop/makihatatop.html

山登りやアウトドアに使える携帯トイレ

p20100727keitaitoire1.jpg 山の自然環境を守るために利尻岳や早池峰山、屋久島などで、トイレの持ち帰りを進めているところがあります。登山やハイキングで長時間歩いてもトイレがない場合もあります。このようなときに利用できる携帯トイレのご紹介です。

山行中に使用できるこの携帯トイレは、東京都山岳連盟とメーカーで協力して開発したものです。もちろん、防災用などとしても使用できます。
白い袋が携帯トイレの本体で、この中に凝固剤が入っています。これだけでも使用できますが、ザックの中に詰めて帰ってくるときには緑の袋が役に立ちます。緑の袋は厚めのビニールでできており、入り口もしっかりと閉じることができます。緑の袋をザックのタッシュに着けて歩いているのを見かけると、山の環境に配慮している人なのだなあーと感心します。

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東京都山岳連盟のカタクリパトロールの時には、奥多摩の御前山の山頂で、サンプルの販売と説明をして実際に使っていただいています。1度使った方は汚いトイレより快適とおっしゃいます。
緑のチャック袋は特殊構造(エクシールPAT)で、臭いも水も漏らさず、密閉されます。便袋を処分して何回も使用できますが、大便を入れた時は衛生面でチャック袋ごと処分して下さい。

ご質問は都岳連自然保護委員 椎名まで。
メール: 
都岳連事務局宛へ

写真: サイズが大きいですが、右クリックで新規のウインドウで表示すると大きく見えます。

参考:メーカ資料 →携帯トイレ普及状況資料(作成時期は不明です)

2010年度 都岳連自然保護委員会のイベントのご案内 [終了]

2010年度 都岳連自然保護委員会のイベントのご案内  [終了]

都岳連自然保護委員会の2010年度イベントとしてご案内して終了したものです。
ご参加いただき、ありがとうございました。

<<< 以降はすでに終了したイベントです >>>

● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、群生地での保護ロープの設置や監視、トイレ指導などを行います。
 対象:自然保護指導員、ご協力いただける方

  4月17(土)から25(日)奥多摩 御前山
  5月 9(日)カタクリ保護柵の撤収

● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキングです。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  5月16(日)春の自然観察会(奥多摩の横沢入)

● 高尾山クリーンハイク
 環境月間に合わせて、都心に近く自然豊かな高尾山で清掃ハイキングを行います。セッコクやシャガの花を見ながらのボランティアハイキングです。植物や山の歩き方などのお話もいたします。感謝状をお渡ししています。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  6月 6(日)高尾山 クリーンハイク (高尾山口駅から高尾山山頂)

● 自然保護指導員の募集
 社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員

  5月25(火)から6月25(金)新規 自然保護指導員の募集
  6月27(日) 奥多摩の横沢入

  研修内容:水質調査などの活動の現状と山の自然保護について、地質など

● 秋の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。紅葉と山野草などを楽しむハイキングです。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  11月14(日)秋の自然観察会(奥多摩の横沢入)

● 日山協 自然保護指導員 公開講習会
  対象:都岳連所属の日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規予定者、
    および山岳環境の保全に関心のある一般の方

  11月26日(金) 国立オリンピック記念青少年総合センター  ※開催日変更しました7/30

以上

風蓮湖 丹頂鶴とラムサール条約 :委員のつぶやきコラム

 東京の梅雨を避け北海道に出かけてきました。もしかして丹頂鶴に会えるかなと思って春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターに立ち寄りました。

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 2005年11月、風蓮湖・春国岱はラムサール条約に登録されました。ラムサール条約の「ラムサール」って何のこと?
 「ラムサール」とはイランのカスピ海に面した小さな町の名前なのです。条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます。世界で初めて生まれた自然保護のための国際条約です。

 現在は日本全国に33箇所の登録地があります。水資源としても重要な湿地(ウエットランド)は特有の動植物を育む生物生産力を持っています。
 雄大な風蓮湖を眺めて大切にしていきたいと新たに思っております。

委員:アンカー

自然保護指導員の2010年度 認定講習会 2010/06/27(日) 速報

自然保護指導員の2010年度 認定講習会 2010/06/27(日)

 (社)日本山岳協会 自然保護指導員の2010年度認定講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われました。実施状況を写真で速報します。
 今回は、あきる野市五日市ファインプラザで机上の講習を実施し、午後からは横沢入で実地講習を実施しました。曇りがちで小雨が残る天気でしたが無事に横沢入で自然観察ができました。
 今日の講習会の参加者は、都岳連加盟山岳会の会員や個人会員の17名で、自然保護活動などについて熱心に受講されました。

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講習会の主な内容

机上講習(五日市ファインプラザ)
 自然保護指導員としての知識、法規や規程
 都岳連自然保護委員会の活動の紹介
 地質や植物について

実地講習(横沢入)
 NPO法人横沢入タンボの会の活動について
 谷地田を中心とした植生の観察
 伊奈石の石切り場跡や大悲願寺の見学

写真: 左上:五日市ファインプラザで講習、 右上:携帯トイレ、 左下:横沢入の植生観察、右下:ヤブランの花

撮影:宮崎、森谷、野口

高尾山クリーンハイクの実施報告  2010/06/06実施

セッコクの花咲く高尾山クリーンハイクの報告です。(2010/06/06実施)

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全国環境月間で世界環境デーに近い6月6日(日)、天気にも恵まれて新緑の高尾山で清掃ハイキングを行いました。
今年度の参加者は、一般の参加者が約90名、団体の参加者が約110名で、合計で約200名になりました。
ゴミ拾いと自然観察をしながら高尾山の頂上に向かい、美しい自然の中でハイキングを楽しむことを高尾山に登る多くの人たちにもアピールしました。

朝9時前から高尾山口駅前で受け付けが始まり、自然保護委員会の西山委員長の挨拶に続き、コースと注意事項の説明の後で班を作り、1号路と3号路で3班、6号路が5班、稲荷山が2班で、合計9班に分かれて各コースを登りました。

小さなゴミ袋でも足りるほど登山道のゴミは少なくなってきましたが、店の近くや人の多い頂上周辺ではゴミが見つかります。高尾山頂上と1号路などは多くの人で賑わっていました。トイレも長い列で順番待ちの状態でした。人で混雑しているためか登山道に沿って設置された植生保護のロープを超えて入り込んで歩いたり休憩や食事をする人たちが多く、声を掛けて登山道に出てもらいました。
セッコクは6号路と1号路できれいに咲いていましたが、大山橋では前年に比べ少ないようです。そのほか、シャガ、ガクウツギ、イナモリソウ、サイハイラン、ハンショウヅル、フタリシヅカなどの花を見ることができました。

高尾山の頂上では、ハイキングとこれからの季節の気象の話を城所氏からいただき、都岳連の配布しているゴミ袋の話などの後で、西山委員長から参加者に感謝状をさしあげました。
また、クリーンハイクと並行して、環境月間の恒例の活動である高尾山での水質調査が行われました。

参加された皆さま、ご支援くださった自然保護指導員の皆さま、クリーンハイクへのご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。
ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を広げていきましょう。

講師: 城所氏(気象委員会)
スタッフ: CL 野口、SL 宮崎、猪狩、大島、小原、小島、小林、椎名、渋谷、徳永、新村、西山、長谷川、廣田、福田、藤井、森谷、山口、山根、渡邊
このほか、自然保護指導員5名

写真: 野口、小原
  左上:登山道の緑とシャガの花、右上:高尾山頂上での城所氏、 左下:イナモリソウの花、右下:サイハイランの花

投稿: 野口

北アルプスのライチョウに春を感じる

残雪の北アルプス、燕岳から蛙岩の稜線付近で雷鳥のつがいに出会いました。(2010.5.5)

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雷鳥の毛はちょうど白い冬毛から夏毛に替わるところ。
まだまだ雪が残る燕岳でしたが、雷鳥に春を感じました。

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投稿:さ
写真:ライチョウのつがい、ライチョウのメス、ライチョウのオス
撮影:カメコ

ホトトギスの鳴くふるさとの森をつくる :委員のつぶやきコラム

特許許可局、いま朝の4時頃から甲高い鳴き声が聞こえています。ここあきる野市はその面積の約60%がいわゆる森林です。その森林資源の活用の一環として取り組んでいることに「郷土(ふるさと)の森」構想があります。これは市の大きな資源である市有林を都心部の自治体や企業とのコラボにより整備し、環境学習や癒しの場として提供することなどが目的です。
平成19年から戸倉刈寄地区に「みなと区民の森」が整備され、今年3月には「新宿の森あきる野」、4月に「サントリー天然水の森 奥多摩」と続々誕生しています。
都岳連自然保護委員会がこの地を観察会や委員研修の主なフィールドにして10年以上になります。私有林を提供できる地主さんもいますので、そろそろこのような取り組みに目を向けて考えるグループを立ち上げませんか。

あまの

春の自然観察会の実施報告 (2010/5/16実施) 新緑の横沢入

春の自然観察会の実施報告 (2010/5/16実施) 新緑の奥多摩ハイキング 谷地田のある里山と歴史

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2010/5/16(日)朝の天気は明るい曇り空。集合時間の9時20分、参加者は受付を済ませ横沢入へ移動する。9時50分、山間に田んぼが広がる横沢入の管理小屋に集まり、主催者の自然保護委員会の大島委員長の挨拶に続いて、「横沢入タンボの会」の飯野氏から「里山保全地域・タンボの会の発足と活動」の話しをいただく。次に藤井講師から「この辺の地形と伊奈石について」の話を聞く。行動予定の説明、スタッフ紹介等を済ませ、10時25分に班に分かれて出発する。
稲はまだ苗代にあり田植えされてはいない。畦や古道には春の野花が、傾斜地の樹木にも花が咲き始めている。今年は季節が一週間程度遅れている。防空壕や戦車橋も見て、富沢入から尾根道を上がる。多摩の丘陵に見られる樹木や植物が見られる。伊奈石の露天掘りの採掘跡、加工したときのノミの跡が残る石も見られる。
天竺山の頂上で昼食をとり、休憩時間に大島委員長から「自然保護の目的」などの話しを聞く。尾根道を下りて、大悲願寺の境内で藤井講師から「この辺の地形と歴史」の話を聞く。終点の上村会館で、天ぷらと山菜汁を賞味して15時に解散する。
始めてのコースで、ぎこちなさがありましたが無事終了できました。参加者から里山の生態系、緑の大切さなど知ることができましたとの感想もありました。

参加者数 63名、子供3名
スタッフ
特別講師、NPO法人横沢入タンボの会の飯野氏  講師、藤井、廣田。
 CL森谷、SL小原、大島、徳永、椎名、小島、新村、野本、西山、山根、渡邊、猪狩、宮崎、
  渋谷、野口。料理スタッフ、小高、西川、小林、天野、野歩路会の鈴木、蝦名、酒匂
 
投稿: 森谷

写真:左上 横沢入の観察風景、右上 ガマやショウブが生える戦車橋付近、左下 マルバウツギの花、右下 伊奈石の石切り場跡の石にくさびの跡

緑と花の東京の里山をウォーキング

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5月8日に藤の花が満開になった奥多摩の横沢入の里山を自然観察会の下見を兼ねて歩いてきました。
木の上の高い所の藤の花から足元に目をやると、おなじ紫色のタツナミソウの小さな花がありました。

田んぼの畦のいろいろな花は農作業のために雑草として刈り取られていました。
16日の自然観察会では、ウツギの花なども見られると思います。

投稿: 野口

奥多摩御前山カタクリパトロール 2010年度 報告

御前山カタクリパトロール 2010年度 報告

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自然保護委員会の恒例行事の奥多摩御前山カタクリパトロール2010は、5月9日にカタクリ保護柵の撤収作業を行って終了しました。
初日の17日は、この時期の奥多摩とは思えない程の積雪で保護柵設置作業ができず、御前山避難小屋へ資材を荷揚げするに留まり、雪解けを待って24日・25日の両日で設置作業とパトロールを行いました。
そのような次第で実質の活動は2日間のみとなり、協力のお申し出を頂いた多くの自然保護指導員や委員の方は活躍ができず、少々寂しいカタクリパトロール2010と相成りました。
カタクリを見に来られた多くの登山者で賑わったと思われるゴールデンウィークが明けた10日、惣岳山への尾根道、惣岳山頂付近、避難小屋からオオダワ方向への3カ所に設置した保護柵を22名の自然保護指導員と委員で撤収しました。

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惣岳山周辺では例年と逆方向に設置作業を行ったため、ロープが足りずに保護すべき場所に保護柵がない箇所ができましたが、それでもそこのカタクリがまだ健気に咲いていたのが印象的でした。
また最近の傾向ではありますが、月夜見コースよりむしろ体験の森コース、特にカラマツの広場周辺から湧水の広場への尾根道にカタクリが偏在しているようです。来年以降の設置場所の検討課題と思いました。
みなさまのご協力に心より御礼申し上げると共に、来年以降もご協力宜しくお願い申し上げます。

投稿: 小高
写真: 小高、はせがわ  カタクリの保護ロープの設置、御前山でのアンケート、カタクリ