日山協 自然保護指導員の2009年度 認定講習会の速報

自然保護指導員の2009年度 認定講習会 2009/06/28(日)

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 曇りのち雨ではあったが講習に影響もなく、奥多摩三頭山の檜原都民の森で、(社)日本山岳協会 自然保護指導員の認定講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われました。
 実施状況を写真で速報します。14名の受講者は、水質検査、地層の見学、自然保護について熱心に受講されました。
 詳細の報告は後日掲示します。

写真:都民の森で講習開始、 水質の調査、 地質の講義、 膝を合わせて自然保護

日本山岳協会・自然保護指導員 2009年度新規募集のご案内 [終了]

(社)日本山岳協会・自然保護指導員 2009年度新規募集のご案内 [終了]

 
東京都山岳連盟では、(社)日本山岳協会の「自然保護指導員」規定に基づき自然保護指導員の認定申請を取り扱っております。本年も、下記の要項で自然保護指導員の募集と認定講習会を行います。加盟団体からのご推挙、特に指導員がおられない山岳会からのご推薦、山岳環境の保護に関心のある個人会員の方をはじめ、皆様のご応募をお待ちしております。
 都岳連自然保護委員会では、御前山のカタクリパトロール・水質調査、雲取山での定点観測・トイレ調査や一般の方を対象とした春・秋の自然観察会、高尾山クリーンハイクなどの自然を守る活動を定期的、継続的に推進しております。自然保護指導員の皆さまにもこれらの活動にご協力をいただいております。
             記

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1.募集人数と資格
 資格:
  (1)東京都山岳連盟加盟団体の会員、または都岳連個人会員である方。
  (2)入山日数が多く山岳環境の保護・保全活動を自覚的に実行できる方。
  (3)実地・机上講習会を受講できること。
 定員: 20人 (定員になり次第締め切りますので、早めにお申し込みください)

2.実地・机上講習会
 6月28日(日) 10:00から16:30 雨天決行
 場所:  檜原都民の森 研修室、および三頭山
 研修内容:水質調査の実際と三頭山系の地理・地勢、活動の現状と山の自然保護関連法規
 集合:  JR武蔵五日市駅 9:00

3.講習および認定費用等
 講習会費用は 6,500円(資料代、事務費、保険代等)
 交通費としてJR武蔵五日市駅から会場までの往復バス代を別途ご負担ください(2,500円程度で参加人数により変動)
 また、指導員認定登録手続きで腕章、証明書発行費用、推薦事務費として 4,500円が別途必要となります。
 認定証明書は、2010年4月1日から5年間有効です。

4.申込み方法
 受付期間:6月1(月)から6月27(土) 電話の受付は、月曜から金曜の13時から17時
 事務局に電話(03-3526-2550)、または
メール
で予約の上、下記の口座に「自然保護指導員 新規認定講習会受講費」と明記し、講習会費6,500円をお振り込みください。
 郵便振替口座名義:社団法人東京都山岳連盟 00130-9-317605番

 なお、27(土)については、この自然保護委員会の連絡ページより申し込みのご連絡をお願いします。
 また、実地・机上講習への参加が日程上難しい方には別途講習会を準備いたしますので、お申し出下さい。

以上

山の野生鳥獣の目撃レポートへの協力依頼 2009年4月から

野生鳥獣の目撃情報の報告について、皆さまにご協力をお願いいたします。

 公益社団法人 東京都山岳連盟では、他の山岳団体と一緒に野生鳥獣の調査活動を行っています。
 山を歩いている際に野生の鳥獣を目撃したときには、「山の野生鳥獣目撃レポート」サイトへご連絡をお願いいたします。
 このサイトは2009/04/01から運用されて、5年間実施されます。
> この調査は平成26年度以降も継続することとなりました。[2014/02/05現在、引用元より]

 次に、「山の野生鳥獣目撃レポート」のホームページの一部を引用しました。(2009/04/01現在)

【この活動は日本を代表する山岳団体(日本山岳協会,日本勤労者山岳連盟, 日本山岳会,日本ヒマラヤンアドベンチャートラスト,東京都山岳連盟(自然保護),山のECHOの協働事業として行われているものです。

 高山帯のシカの食害が急速に拡大しています。本来低地性動物と言われていたシカが、近年の個体数の急増により、餌場を求めて高山帯へ進出し、高山植物が全滅するなど、山岳地帯の生態系に大きな影響を与え、放置できない状況になっています。

 これらの野生動物の棲家を活動のフィールドにする山岳団体関係者として、その保護と適正管理は大きな関心事ですが、まずは、生息の実態を把握することからはじめるべきと考えました。

シカ、カモシカ、ライチョウ、クマなど、種類を限定しない。
平地や里山などを除き、亜高山帯以上の高標高を含む日本国内の山岳の各地。

 詳細、および、ご報告は次のリンクからお願いいたします。


https://www.jma-sangaku.or.jp/conservation/yaseichoju/index.html

カタクリパトロール隊員の募集(2009年度) [終了]

カタクリパトロール隊員の募集(2009年度)  [終了]

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 社)東京都山岳連盟自然保護委員会ではカタクリの群生で知られる御前山でパトロールを実施しています。
 開花まで7年もの年月をかけるカタクリを心ないハイカーの盗掘から守り、また沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ対策などの普及、啓もう活動がその目的です。
 今年も自然保護指導員や山岳環境問題に関心のある方のカタクリパトロールへのご協力をお願いいたします。
 なお、参加については山中での作業となるため「山岳保険の加入者」の方とさせていただきます。

期 間  4月18日(土)〜26日(日)、および5月10日(日)

   4月18日は保護柵の設置、5月10日は撤去日です。特に多くの方の参加をお願いいたします。

集 合  平日: JR武蔵五日市駅 9時、 土・日・祝日: 同 8時
           5月10日(日)は9時です。(5/7に追記)
コース  月夜見第2駐車場〜御前山
持ち物  行動食・軍手・ゴミはさみ、 通常のハイキングスタイルでご参加下さい。

申し込 3月31日までに、次の連絡内容を下記宛にFAX、または
メール
して下さい。
    自然保護委員会事務局   FAX ※現在使用していません
    携帯電話では、QRcodeから連絡先メールアドレスが読み込めます。
※岳連加盟団体から広く募集すること、車の乗車定員の制約などから、ご参加いただく期日を調整をさせて頂く場合がありますのでご留意ください。

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—- 連絡内容 ここから—-
希望日
氏名
住所
年齢
所属団体(あれば)
電話・携帯
FAX
メールアドレス
—- 連絡内容 ここまで—-

※ご記入頂いた個人情報は、自然保護委員会で責任を持って管理させて頂き、カタクリパトロール以外の目的で使用することはありません。

◎東京都山岳連盟自然保護委員会では、毎年4月中旬にカタクリパトロールを実施しています。この永年の活動が認められ、平成15年には山と渓谷社より「山岳環境B賞」が授与されました。

公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」 2008/11/30

日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした公開懇談会

2008年11月30日
(日)8:35〜12:00
国立オリンピック記念青少年総合センター
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 日本山岳協会 自然保護指導員などを対象とした自然保護指導員講習会が行われた。
 自然保護指導員の新規申請・更新対象者・專門委員を含めて66名が参加した。今回は山岳団体自然環境連絡会として共に活動している7団体と日本自然保護協会の参加をえて実施された。各代表から熱のこもった報告が続き、内容も大変好評で盛り上がった。昼食をとりながらの交流・懇談では、引き続きこのような企画を希望する意見が出ていた。

1.都岳連自然保護委員会 委員長挨拶 大島文雄

2.山の自然保護・保全活動について次の団体における山の自然保護・保全活動の実績と現状の報告があった。

  • 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
  • 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
  • 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
  • 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
  • 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
  • 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
  • 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、会津駒ヶ岳](辻村千尋氏)
  • 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)

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3.山の自然環境保全・保護を学ぶをテーマに報告者と意見交換を行った。

司会は徳永邦光 都岳連自然保護委員。

4.講演のあとの食事会では報告者を交えて親睦も深められた。

公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

自然保護指導員 公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

(公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会 

日時:11月30日(日) 8:35〜12:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター (センター棟 セ-304号室)

対象:日山協自然保護指導員、2008年度新規指導員申請者、日山協関東地区自然保護委員会、
   各団体自然保護関係者および山岳環境保全に関心のある方など

プログラム:
1.山の自然保護・保全活動の報告
 各団体における山の自然保護・保全活動の実績(環境保護活動、調査・研究、普及、教育等)と現状の報告です。

 【報告者】

  • 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
  • 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
  • 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
  • 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
  • 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
  • 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
  • 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、他](辻村千尋氏)
  • 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)

    演題と講演者は11月25日時点での予定です。

2.山の自然環境保全・保護を学ぶ
 これまでの活動のレビュー、これからの目指す姿などについて報告者との忌憚の無い意見交換により、自然保護に係る人の役割を学びます。

 【司会】 都岳連 前自然保護委員長  徳永 邦光

 
定員: 80名
申し込み:(公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話、または
メール
をお願いいたします。
      電話 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

参加費: 800円 (但し、2008年度新規指導員認定申し込み者は無料)
  申し込み後に郵便振り替用紙に「懇談会」と書いて参加費をお振込みください。
  郵便振り替口座番号 00130-9-317605
  振込先名称    (社)東京都山岳連盟
  ※なお、懇談会参加費は当日会場でも受け付けます。

以上

自然保護指導員の手引きの配付のおしらせ

自然保護指導員の手引きなどの配付のおしらせ  2008年9月30日発送

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 自然保護指導員の日常の山岳環境保全活動の指針として利用していただくために『日山協 自然保護指導員の手引き』が作成されています。自然保護指導員がどのような活動をしているか、また、して欲しいかを解説するこの手引きを利用していただくことで、皆さまの今後の活動に弾みがつくことを期待しております。
 都岳連所属の自然保護指導員と2008年度新規指導員申請予定者の方々に下記の資料を送付いたします。資料は2008年9月30日に都岳連自然保護委員会から発送いたしました。
 発送作業の不手際による同封資料の不足や住所記載ミス、住所の更新がなされていないなどにより本資料が届かないことなどが考えられます。各山岳会やお知り合いなどでこのような情報がありましたらご連絡をお願いいたします。情報を入手次第、再送いたします。
 なお、住所の変更や資料が届かないなどのご連絡は、都岳連事務局か→お問い合わせとご連絡について、からお願いいたします。
 

  1. 日山協「自然保護指導員の手引き」 
          ※2008年度新規指導員申請予定者には11月30日以降にお渡しいたします。
  2. 自然保護指導員通信(2008年後半)
  3. 秋の観察会(紅葉の奥多摩)のご案内
  4. 公開懇談会のご案内「山の自然環境保全・保護を学ぶ」
  5. 郵便振込み用紙(懇談会用800円) ※11月30日の懇談会の参加費
  6. 自然保護指導員新規・更新申請書 ※2008年度新規指導員申請予定者
  7. 郵便振込み用紙(指導員申請用4,500円)※これから新規指導員申請費用を支払う方
  8. 都岳連自然保護委員会ホームページのご案内

     なお、これらの内容には変更が生じることもありますので、ご承知ください。

以上

日山協 自然保護指導員の2008年度 認定講習会の報告

日本山岳協会 自然保護指導員の認定講習会の報告(2008年度)

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9月7日(日)、ブナの自然林が残る奥多摩三頭山の檜原都民の森で、(社)日本山岳協会 自然保護指導員の新規認定「机上・実地」講習会が都岳連自然保護委員会主催で行われた。
 
JR武蔵五日市駅前に9時集合、貸し切りバスで檜原都民の森へと向った。講習は車内で始まり、小高講師から都岳連活動紹介、森林に囲まれた研修センターでは、藤井講師
から三頭山の地質・地勢の特徴の講義と三頭大滝付近にて奥多摩の地質、断層を探索した。昼食後は、岡田講師から自然保護指導員の基礎知識と心得、水質調査とその目的が講義されて、3班に別れて沢の水の水質調査実習を行った。
 帰りの車中では積極的な意見が出され、来年度から始まる新指導員の活躍が期待される講習会となった。

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帰路の車中での感想:(参加者20名中、18名からの感想)

  • 山でトイレに行き難くなる。
  • 地質が少し難しかった。
  • 自分の山行が常にインパクトを与えていると思っていたが、やはり複雑な思い。
  • 水質検査が有意義だった。
  • 山の準備をしてきて、歩かなくてすんだのは良かったのか?(物足りない?)これから先のことを思うと責任が重いと感じる。
  • 数時間の講習で指導員とは心配。メルマガでもっと情報が欲しい。
  • トイレ使用料を100円払っていたが、200円位支払わなければと感じた。
  • トイレの持ち帰りは実施しているが、現物の持ち帰りに抵抗があったが、今回考え直さねばと思った。
  • 山が疲弊していくのを感じた。自分に何が出来るのか考えていきたい。
  • 人間との共存が大事。ほったらかしではいけないと思った。
  • 考えるのに良いきっかけとなった。
  • 米国では施設を整えて入山料として30$くらい徴収している。そろそろ日本でも徴収するべく検討したらどうだろうか。
  • 人が山へ入るインパクトとの折り合いを考えなくてはと思った。
  • 歳とともにトイレの快適性を求めてきた。雲取山の500円は妥当だと思えた。
  • 自分も山を汚してきたのかと反省しながらの参加でした。
  • 今年のカタクリパトロールに参加した。山の成り立ちに興味を覚えた。”お花つみ”は好きだったが反省し、(携帯トイレを)自ら実施して行く事で広めたい。
  • トイレの意識を新たにした。地質は楽しかった。
  • 三頭の大滝を別の目で見られて良かった。テントを指定地以外で張らないよう注意していきたい。
  • 自分に何が出来るかわからないが、努力していきたい。

 全体として「地質を有意義と感じた参加者多数。これから山に登る時に、山を見る眼が変わる」との感想もありました。

アンケート:
 し尿持ち帰り袋(トイレパック)を使用した経験のある受講生は1名のみ。今後のPRが必要と思われた。

受講生:20名 (女性6名、男性14名、40代が2名、残りは50代と60代が半々) 

委員会スタッフ16名
講師:藤井、岡田、小高
委員:渡邉、西山、山根、猪狩、大島、徳永、溝口、小島、廣田、野口、小林、野本、小原

投稿:大島、西山、小島
写真:基礎知識の講義、水生生物の調査、地質の調査

2008年度 (社)日本山岳協会・自然保護指導員 新規募集 [終了]

(社)日本山岳協会・自然保護指導員 2008年度新規募集のご案内

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 東京都山岳連盟では、(社)日本山岳協会の「自然保護指導員」規定に基づき自然保護指導員を認定しております。
 都岳連所属の自然保護指導員は御前山のカタクリパトロール・水質調査、フィールドレポートや一般の方を対象とした春・秋の自然観察会、高尾山清掃山行など幅広く活躍しております。
 本年も、下記の要項で自然保護指導員の募集と認定講習会を行います。指導員がおられない山岳会からのご推挙、山岳環境の保護に関心のある個人会員の方をはじめ、幅広く募集しております。

1.募集人数と資格
 資格:
  (1)東京都山岳連盟加盟団体の会員または都岳連個人会員である方。
  (2)入山日数が多く自然保護活動を自覚的に実行できる方。
  (3)所属山岳会(個人会員にあっては都岳連会長)の推薦がある方。
  (4)実地・机上講習会を受講できること。
 定員: 20人 (定員になり次第締め切りますので、早めにお申し込みください)

2.実地・机上講習会
 9月7日(日) 10:00~16:30 雨天決行
 場所:  檜原都民の森 研修室、および三頭山 
 研修内容:水質調査の実際と三頭山系の地理・地勢、活動と山の自然保護関連法規
 集合:  JR武蔵五日市駅 9:00

3.講習および認定費用等
 実地および机上の講習会費用として9,000円 (資料代、交通費、事務費、保険代等)です。
 なお、指導員認定時に腕章、認定証明書発行等用等(4,500円)が別途必要となります。
 認定証明書は、2009年4月1日から5年間有効です。

4.申込み方法
★定員になりましたが、2〜3人受け入れができますので9/1(月) まで受付を延長します。★
 受付期間:7/1(火)~8/22(金)  受付は、月曜~金曜の13時~17時
 事務局に電話(03-3526-2550)又は
メール
で予約の上、
 下記の口座に「自然保護指導員 新規認定講習会受講費」と明記し、講習会費9,000円をお振り込みください。
 なお、実地・机上講習への参加が日程上難しい方には別途講習会を準備しますので、お申し出下さい。
 郵便振替口座名義:社団法人東京都山岳連盟 00130-9-317605番

以上

カタクリパトロール隊員の募集(2008年度) [終了]

カタクリの群生で知られる御前山でパトロールを実施しています。
開花まで7年もの時間を費やすカタクリを心ないハイカーの盗掘から守り、また沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ問題等の普及啓もう活動が目的です。
今年も自然保護指導員はじめ、山岳環境問題に関心のある方のご協力をお願いいたします。

期 間 4月19日(土)〜27日(日)、29日(祝)、および5月11日(日)

    4月19日は保護柵の設置、5月11日は撤去日です。特に多くの方の参加をお願いいたします。

コース 月夜見第2駐車場〜御前山
集 合 平日: JR武蔵五日市駅 9時
    土・日・祝日: 同 8時
持ち物 行動食・軍手・ゴミはさみ、 通常のハイキングスタイルでご参加下さい。
申し込 3月31日までに、次の連絡内容を下記宛にFAX、または
メール
して下さい。
    広く岳連加盟団体から募集するため、日程調整をさせて頂く場合もあります。
    自然保護委員会事務局   FAX ※現在使用していません

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—- 連絡内容 ここから—-

希望日
氏名
住所
年齢
所属団体(あれば)
電話・携帯
FAX
メールアドレス

—- 連絡内容 ここまで—-
※ご記入頂いた個人情報は、自然保護委員会で責任を持って管理させて頂き、カタクリパトロール以外の目的で使用することはありません。

◎東京都山岳連盟自然保護委員会では、毎年4月中旬にカタクリパトロールを実施しています。この永年の活動が認められ、平成15年には山と渓谷社より「山岳環境B賞」が授与されました。

日山協 自然保護指導員 講習会 2007/12/9

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2007/12/9 日山協 自然保護指導員の講習会が行われました。新規・更新対象者、専門委員も含めて参加者は70名になった。

講習会の目的
・自然保護活動とは何か理解する。
・登山者として山の自然を守るために、問題提起します。
・自然保護指導員として何をすべきかの理解。

内容
1 自然保護委員会 委員長挨拶 (徳永)
2 自然保護指導員としての知識 (岡田)
3 都岳連自然保護委員会の活動の紹介 (小高)
4 講演 自然保護と私:自然保護活動 過去、今日、明日 (都岳連自然保護委員会 元委員長 椎名氏)
5 事務連絡、質疑

自然保護指導員 2007年度 新規認定講習会 実地講習会の報告

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  7月1日(日) 小雨模様の中、東京都西多摩郡檜原村「都民の森」山域で、自然保護委員3名の講師と委員会スタッフで、2007年度の自然保護指導員新規申込者15名の内、都合により出席できなかった4名を除いた11名の方々に実地講習会を実施した。

実習内容

  • 都民の森事務所から三頭沢上部間の岩石と地勢の解説と実地観察(藤井謙昌委員)
  • 水質調査項目(COD、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素、大腸菌、導電率)の意味、目的の解説と調査実習(岡田博之、高橋巌委員、スタッフ)

以下に受講者からの感想を報告する。

  • 山小屋が無人で荒れている。自然保護に関心があり定年を機に東京、屋久島両方で保護活動をしたい。自然保護活動は、単なるゴミ対策だけではないと感じた。
  • 世のために役立ちたく申込をした。地球、地形、水質の話を聞いたがあせらず勉強していきたい。
  • 緑を後世に残せるよう、お手伝いしたい。
  • 山への感謝の気持ちで保護活動をしたい。人に注意するには知識、勉強が欠かせないと考え参加した。水質調査をしてみたい。
  • 今まで自然保護に関心がなかったが、これから水の汚染などについて勉強したい。
  • 地勢の学習が自然破壊と関係するとは、考えていなかった。「岩石」について改めて勉強するとともに保護活動をやっていきたい。
  • (登山をしているので)自然に対し「罪悪感」を感じているので、お役に立ちたい。
  • 毎週のように山に行っている。「お花摘み」のゴミが気になっているので少しでも少なくする活動をしたい。
  • 今までガムシャラに登山していたが保護に関心を持つようになった。今日は自然保護の入り口に触れ、扉が開いた感じであり、今後活動をしていきたい。
  • 同じ会の人が積極的に参加しており、私も心新たに山に恩返しをしたい。美しい白然を守りたい。
  • 過去に水質汚染の調査を勉強したことを思い出した。(受講者の)山岳環境保護についての関心が高く、活動に対しても積極的に参加したいとの意欲がヒシヒシと伝わってきた。自然保護活動をやっていきたい。

 実地講習をとおし、自然環境保護の必要性や活動のきっかけを掴んで戴けたのではないかと思う。受講者の意欲を都岳連白然保護活動と融合していくことが課題と考える。実地講習が概ね好評なので、講習内容に改善を加麦質の高い講習会へと発展させたい。
 応募者は咋年19名、今年は15名と数年前の半数以下であった。都岳連加盟山岳会の内、82団体が自然保護指導員を置いて活動されている。指導員のいない会においては山岳環境保護や啓もう活動の上でも指導員のご推薦をお願いしたい。

 都岳連通信2007/2号より  自然保護委員会

カタクリパトロール協力者の募集 2008 [終了]

p20080202sougaku.jpg協力者の募集の予告です。

カタクリパトロール (奥多摩 御前山)
  3月頃にカタクリパトロール隊員募集
  詳細は→こちら

実施時期
  4月 19(土)〜27(日)、29(火)
  5月 11(日)カタクリ保護柵の撤収

写真は、惣岳山(そうがくさん)でのカタクリパトロール。
ロープと看板にご注目ください。


自然保護指導員の心得

日本山岳協会 自然保護指導員の心得

自然の素晴らしさを知り、自然の大切さを一人でも多くの人にわかってもらう、というのが私たち日山協自然保護指導員の目的です。以下の心得に沿い、自覚と良識を持って、各自活動されることをお願いします。

1.各自が心から自然を愛し、育む姿勢を持って行動をする。

2.自然に入るときは、腕章を所定の位置につけ、身分証明書はいつでも提示できるようにする。

3.フィールドレポートの提出
(自然保護運動を行っていくには、知識なしの空文句を唱えていても、その成果はあがらない。必要な知識を蓄え、問題点を抽出し、それを関係者に提起していかなければならない。)

4.喫煙者は携帯用の灰皿を持参する。又、ゴミの持ち帰りを励行する。

5.ラジオ又は鈴等は、熊対策以外は使用せず、自然の音を感じる様心がける。

6.腕章をつけることで、”監視”の役割が果たせる反面、道を聞かれたり植物の名前を尋ねられたりすることも多い。入山前にある程度下調べをしておく様心がける。(質問されてもわからない場合は素直に”わかりません”と言う。)

7.自分の得意な分野を持とう。

8.立ち入り禁止区域への進入、禁煙区域又は区間での喫煙、山野草の採取、盗掘など、自然を傷つける行為に対する注意を行う。(オイ、コラ! ではなく、申し訳ありませんが・・と、その区域の禁止事項を説明し理解を求める。)

9.ゴミを拾おう
みかんの皮など自然に帰るからと、捨てる人がいるがやめよう。