爽秋の里山と金剛の滝 秋の自然観察会2018年のご案内[終了]

山の日制定記念イベントとして秋の自然観察会を行います。秋たけなわの五日市丘陵の里山と隠れた秘滝、金剛の滝をハイキングします。

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暑かった夏から谷戸の風景も秋に変わります。田んぼではたわわに実る稲が刈られ、脇のため池にはどんな生き物が見られるでしょうか。尾根道では木の実が、足元にはカンアオイの花が見られるかもしれません。
当日は山慣れたリーダーが同行して自然を解説します。また、小峰公園からの解説もあります。秋の一日を山歩きでご堪能ください。
お一人でも、友人をお誘いしたりご家族連れでもご参加いただけます。

期日   2018年 10月14日(日)
集合   JR武蔵五日市駅前 午前9時  (雨天決行、コースの変更もあります。)
コース  武蔵五日市駅→小峰公園→(尾根道)→金剛の滝→廣徳寺→武蔵五日市駅
解散   武蔵五日市駅 午後15時30頃
募集定員 40名(小学生以上、先着順で定員になり次第締め切ります。)
参加費  一般 1,000円 都岳連会員 800円(保険代・資料代など)小学生は無料
持ち物  昼食、飲料水、行動食(飴や菓子など)、雨具、帽子、手袋や軍手、
     軽登山靴やトレッキングシューズなど、ハイキングスタイルでご参加ください。

参加申し込みと問い合わせ
     申込期間  9月10日(月)から10月11日(木)まで
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    1.Web(QRコード)やメールで都岳連事務局へご連絡下さい。
      氏名、ふりがな、年齢、携帯・電話番号、住所、一般/都岳連会員
      Email:※都岳連事務局宛に

      Tel:03-3526-2550(月曜日から金曜日の13時から17時)
      Fax:03-3526-2551
    2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認下さい。
    3.参加費をどちらかの方法でお振込みください。
       ※料金は各銀行でATMなどの利用条件でご確認下さい。
     (1)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ
     (2)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「自然観察会参加費」と書いて下さい。

山の日とは山の恵みに感謝し、そして美しく豊かな自然を守り次の世界へ引き継ぐことを深く心に刻み付ける日として制定されました。
小峰公園は、五日市丘陵の中に貴重な自然が残り、谷地田の景観と自然の生態系が保たれています。
金剛の滝は両岸が狭まった沢の奥にあり、前の滝はすぐに見られますが、本滝は手彫りのトンネルを抜けないと見られません。滝の脇の崖に金剛仏が彫られています。一見の価値ありです。

主催   公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
     美しい大切な自然を末永く子孫に引き継ぐために自然環境を考えてみましょう。

おもしろ地球観察会2018年度のご案内[終了]

p20180728pond.jpgあきる野市近辺で日本列島誕生や暮らしの歴史を訪ねる初心者向けの地質、地学、歴史などの観察会、おもしろ地球観察会のご案内です。
今回は、秋留台地でヒトが暮らし始めた頃の遺跡に焦点を当てます。秋留台地の段丘や湧水はどういう仕組みでこの地に生まれたのか、それはヒトの暮らしにどのように関わってきたのか、今から15,000年程前にヒトは何故この秋留台地を選んで暮らし始めたのかなどをご紹介します。
今回も、あきりゅうジオの会の方々のご協力をいただき充実した内容です。奮ってご参加下さい。

期日   2018年 9月15日(土) 8:50 集合 JR東秋留駅:五日市線 (雨天決行)
コース  東秋留駅→八雲神社→寶清寺周辺湧水→法林寺(段丘上から秋川等景観)→清水公園湧水→
     小川湧水群→前田耕地遺跡 (昼食) →二宮神社お池→広済寺(湧水・田中丘隅回向墓)→
     秋留大地と地下水・湧水→二宮神社(二宮遺跡)→二宮考古館→東秋留駅
解散   JR東秋留駅 午後15時頃
募集定員 30名 小学生以上
申込期間 8月1日(水)から9月12日(水) 先着順、定員になり次第締め切ります。
参加費  一般 1,500円 都岳連会員 1,300円(保険代・資料代含む、小学生は無料)
持ち物  昼食、行動食、飲料水、雨具、手袋などハイキングスタイルで。
      ウォーキングシューズか軽登山靴を推奨。

今回ご案内する地域は、秋留台地の東端部分で、東を一級河川である多摩川が流れ、北は平井川、南は秋川によって形成された台地です。特に南を流れる秋川による河岸段丘が発達し、その段丘崖からはたくさんの湧水が流れ出し、いくつもの湧水池や湧水を集めた川が流れています。その水により昔から水田地帯として発達してきました。近年の市街化によりその姿は変化していますが、いまだに枯れることなく湧き続け、流れ続ける清涼な水は市民の癒しの場になっています。また、この地では縄文時代から中世に至るまでの様々な遺跡や遺物が発見されています。

p20180730qrivententy.png参加申し込みと問い合わせ
    1.都岳連事務局へWeb(QRコード)やメールでご連絡下さい。
      氏名、ふりがな、年齢、携帯・電話番号、住所
      Email: ※都岳連事務局宛に

      Tel:03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
      Fax:03-3526-2551
    2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認下さい。
    3.参加費をどちらかの方法でお振込みください。
       ※料金は各銀行でATMなどの利用条件でご確認下さい。
     (1)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ
     (2)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「おもしろ地球観察会参加費」と書いて下さい。

※日本列島の地質の骨格構造や列島誕生時のドラマの跡などを訪ねてきた、おもしろ地球観察会は、今回から秋に実施することになりました。

主催   公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
     美しい大切な自然を末永く子孫に引き継ぐために自然環境を考えてみましょう。

高尾山のクリーンキャンペーン(2018年)の速報

世界環境月間の6月に新緑の高尾山で行われたクリーンキャンペーンの写真による速報です。

2018年の高尾山クリーンキャンペーンは、2018年6月3日(日)に快晴の中、総勢140名により実施しました。参加者は団体が66名、一般参加者が42名になり、自然保護指導員の応援者11名に自然保護委員会のスタッフ20名で実施しました。今回は東日本電信電話株式会社、アカマイ・テクノロジーズ合同会社、カーライル社の3社が団体で参加頂いたことで大変にぎやかなキャンペーン活動になりました。

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高尾山山頂では副委員長のお礼の言葉に続いて参加者の皆さんに感謝状を差し上げました。また、頑張って山頂まで登った8名のお子さんには自然についての冊子をプレゼントいたしました。携帯トイレの話や気象委員会からの気象の話があり無事終了となりました。参加された皆さま、ご支援いただいた自然保護指導員の皆さまに感謝申し上げます。

なお、城山経由で下山した参加者の皆さまは、テイカカズラやマタタビの花などより多くの植物を観ることもできました。
また、この日は全国一斉の環境調査が行われ、自然保護委員会では日影沢と琵琶滝、前日に御前山で水質調査を行ないました。

ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

写真:出発前ルートの説明、高尾山山頂付近での閉会式、ナンテンハギの花、マタタビの花。

カタクリパトロール 2018年度の報告

今年も奥多摩御前山にて自然保護委員会の恒例行事「カタクリパトロール」を公社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)自然保護指導員の協力も頂いて実施しました。
昨年度からはこれまでとは手法を代え、カタクリの開花期間に御前山に至る登山道を実際に歩き、カタクリはどのように分布しているのかを調査し、データを集めて分布図を作成することをパトロールの主眼としています。

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写真: 今年も春の妖精がやってきました、 結実したカタクリと食害に遭ったカタクリ

今年度は4月14日から5月6日を調査期間とし、初日の4月14日には、長年絶滅危惧種等の分布調査を行っている山梨県山岳連盟のメンバーの加勢も得て、18名で①奥多摩湖より大ブナ尾根経由惣岳山→御前山往復→惣岳山→小河内峠経由奥多摩湖、②体験の森トチノキ広場より避難小屋経由御前山→惣岳山→体験の森を経てトチノキ広場、③自然観察会の下見を兼ね体験の森トチノキ広場よりカラマツの広場往復→栃寄沢登山道の各コースに別れ、分布調査及び一昨年より継続している花株の定点調査を行い、更に4月22日、同28日及び5月6日にも委員会主導で調査しました。
今年はどの花も例年より開花が早いですが、カタクリも例外ではなく、調査初日からあちこちで可憐な花を見ることができました。しかし、花株は確実に減っており、食害が更に深刻なものとなっていることが窺えます。

現在、委員や自然保護指導員からの調査報告を暫時集計中ですが、調査2年目で参加者が未だに不慣れなためかデータの報告が少ないのが残念です。調査方法には更に検討の必要もあり、カタクリパトロールのあり方について今後に課題を残しました。
まだ、報告をされていないデータをお持ちの方は、早急に送付をお願いします。

高尾山クリーンキャンペーンのご案内 2018年[終了]

p20170604start.jpg 6月は環境月間、6月5日は世界環境デーです。公益社団法人東京都山岳連盟 自然保護委員会ではこれに合わせて”東京都の山”高尾山に登って清掃活動、自然環境保全などを訴える「高尾山クリーンキャンペーン」を実施します。新緑に彩られた高尾山はこの時期、杉の大木に着生する蘭の一種、セッコクの花が満開になるなど魅力にあふれています。
 当日の登山コースは、一般の方が歩きやすい京王線の高尾山口駅から薬王院経由で山頂に至る1号路をはじめ6号路、稲荷山コースなど3つのコースから山頂を目指します。各コースとも山のベテランが先導します。ご家族連れでの参加も歓迎です。
 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

実施日  2018年6月3日(日) 雨天決行
集合   京王線 高尾山口駅前広場 午前9時
     (都岳連の清掃山行を示す青い横断幕が目印です)
事前申込 不要です。※1 当日、集合場所に直接お越しください。
     受け付け時に傷害保険に加入しますので、必ず参加者名簿にご記入ください。
     グループの場合は、作成した名簿の提出でも受付可能です。(氏名、住所、電話番号)
     スタッフとしてご協力頂ける都岳連所属の自然保護指導員の方は事前にメールでご連絡下さい。

参加費  一人200円 (保険代として現地で集金しますので100円玉をご用意ください)
持ち物  昼食、飲料水、飴などの行動食、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイル、歩きやすい靴でご参加ください。
     特にお子様は長袖、長ズボンの着用をお勧めします。(すり傷やマダニ対策)
解散   午後13時ごろ、高尾山山頂で感謝状を差し上げて終了、解散となります。※2
主催   公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へメールか電話でお願いいたします。
     E-mail: ※都岳連事務局宛に
      Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

 この時期は、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花が咲いて、参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があれば杉の木などに着生するランのセッコクの花もよく見えます。
 当日は山登りの基礎講座、梅雨時や夏山に関する気象講座、植物観察なども予定しています。
 お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。

※1 職域など多人数の団体で参加される方は予め都岳連事務局にお問い合わせください。
※2 山頂での解散となりますが、尾根道経由で城山から日影バス停まで自然観察を兼ねたクリーンハイクを行ないますので、ご希望の方はご参加ください。現地で参加者を募ります。

日山協 自然保護指導員 新規募集のご案内 2018年[終了]

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公益社団法人 東京都山岳連盟では、公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会※の自然保護指導員規定に基づき、自然保護指導員の認定講習を実施いたします。

山岳環境の保護・保全活動に関心のある会員皆様のご応募をお待ちしております。また、自然保護指導員のいない山岳会などにおかれましては、この機会に自然保護指導員のご推挙をお願いいたします。
自然保護指導員の認定は、9月から10月ごろに予定しています。資格期間は、認定から2023年3月31日までで、更新が可能です。

募集期間:5月 1日(火)~6月 1日(金)
応募対象:
    1)東京都山岳連盟加盟団体の会員、または都岳連個人会員である方。
    2)入山日数が多く山岳環境の保護・保全活動を自覚的に実行出来る方。
    3)机上・実地講習会を受講できる方。
定員:20人(定員になり次第締め切りますので早めに申込んで下さい)
講習および登録費用:
    講習会受講費:5,500円(資料代、運営費、保険代、2019/1月研修会含む)
    登録諸費用 :4,500円(指導員章、登録証、登録等の事務費用)
    ◎既に自然保護保護指導員の方も、2,500円の参加費で受講できます。
机上・実地講習会
    2018年 6月10日(日) 9:20〜17:00  雨天の場合は6月24日(日)へ延期
    集合 :JR武蔵五日市駅 9:00  解散は、十里木 16:30~17:00ごろ
    内容 :生物(猛禽類)の多様性と生態「大空から見た多様性」、自然保護活動について
    講師 :森林レンジャーあきる野
          9:20~11:00頃 机上講習
         11:15~16:30頃 実地講習 金毘羅山周辺
    持ち物:雨具、昼食等、飲料、筆記用具、双眼鏡、自然保護指導員新規申請書
    服装 :ハイキング装備、軽登山靴程度

申込み:都岳連事務局
    E-mail: ※都岳連事務局宛に
    返信がない場合は、メールアドレスの誤りや、インターネットでの障害が考えられますので、再度ご連絡をお願いいたします。
    03-3526-2550 (月曜日~金曜日 13時~17時)

受付後に全額、10,000円をどちらかの方法でお振込みください。
     (1)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「自然保護指導員新規」と書いて下さい。
     (2)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ

自然保護指導員新規申請書は、ご記入の上、講習会にご持参下さい。
    PDF形式の申請書は、→こちらからダウンロードできます。

都岳連自然保護委員会は、御前山のカタクリパトロールと水質調査、雲取山での定点観測、トイレ調査や一般の方を対象とした春と秋の自然観察会、高尾山クリーンキャンペーンなどの自然を守る活動を定期的、継続的に推進しています。

※ 公社)日本山岳協会は、平成29年4月に、公社)日本山岳・スポーツクライミング協会と名称変更をしています。

奥多摩 御前山へ春の花々を訪ねる自然観察ハイキング 2018春の写真による速報です。

奥多摩 御前山へ春の花々を訪ねる自然観察ハイキング 2018春の写真による速報です。

2018年4月22日(日曜) 奥多摩の御前山、雲ひとつない青空と新緑の中で春の妖精(Spring ephemeral)と呼ばれる春植物を求めての自然観察会が行われました。
増発バスで奥多摩駅を9:30に出発して、落合橋で観察会の説明と自然保護委員会委員長の挨拶の後、林道のウツギの花から自然観察会が始まりました。今回は最終的に 10人の方が参加してくださいました。

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栃寄り沢の登山道は伐採作業が終了して開通しています。沢沿いのわさび田を見ながらネコノメソウやニリンソウなどの多くの種類の植物を観察できました。体力のある方はカタクリの咲く高さまで登り、薄紫色の可憐な花の写真を撮ることができました。今までの里山の観察会に比べると登る時間が多いコースでしたが、新緑と沢山の花が見られました。終了は落合橋バス停での解散になり、予定した16:02発のバスで奥多摩駅に向かいました。

今回のルートで観察した主な植物
木本
ヤマブキ、ウツギ、タニウツギ、ツクバネウツギ、ヤマツツジ、ミツバツツジ、フジ、バライチゴ などの花
草本
ネコノメソウ、ニリンソウ、カタクリ、エイザンスミレ、フタバアオイ、ムラサキケマン、キケマン、セリバヒエンソウ、ミミガタテンナンショウ などの花; ヤマシャクヤク、ホウチャクソウ などは蕾み; ウバユリ、イワタバコ、モミジガサ などの葉が観察できました。

写真:栃寄り沢、ウツギ、コチャルメルソウ、カタクリ

都岳連 自然保護委員会の2018年度イベントのご案内

都岳連 自然保護委員会の2018年度イベントのご案内です。

一般の方や自然保護指導員の方を対象としたイベントのご案内です。各イベントの詳細については、個別のイベントの案内にてご確認ください。
また、自然保護委員会のその他のスケジュールについては、→平成30年度 都岳連 自然保護委員会 予定表を参照下さい。

● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、登山道での監視や分布の調査などを行います。
 対象:自然保護指導員

  4月11~5月6の開花期 個別に監視や分布の調査
  4/14(土) 4/23(月) 5/6(日) カタクリの分布の固定調査日

● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキングです。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員

  4月22日(日) 春の自然観察会(奥多摩 御前山)

● 高尾山クリーンキャンペーン
 環境月間に合わせて、清掃や自然に優しい登り方などを考えるボランティアハイキングです。植物や山の歩き方などのお話もいたします。感謝状をお渡ししています。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員

  6月 3(日)高尾山クリーンキャンペーン

● 自然保護指導員の募集
 (公社)日本山岳・スポーツクライミング協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員

  5/1~6/1 受付期間
  6月 10(日)自然保護指導員 机上/実地講習会 御前山周辺

● おもしろ地球観察会
 地質、地形、段丘、川の流れ、幻の五日市湖など変化に富んだ秋川流域の地学観察のポイントを歩いて地球形成の不思議を見ます。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員

  9月15(土) おもしろ地球観察会(JR五日市線 東秋留駅周辺)

● 秋の自然観察会 山の日制定記念イベント
 一般の皆さんのための自然観察会です。紅葉と山野草などを楽しむハイキングです。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員

  10月14(日)秋の自然観察会(爽秋の里山と金剛の滝)

● 自然保護指導員の更新手続き
 都岳連で登録、更新をされた(公社)日本山岳・スポーツクライミング協会 自然保護指導員で、2019年3月31付けで資格が終了となる皆様の更新手続きを行います。詳細は後日お知らせする案内をご覧ください。
 対象:2014年(平成26年)4月に認定された方、および更新された方が対象になります。

  11月から1月ごろを予定 自然保護指導員 更新受付

● 日山協 自然保護指導員 研修会(公開)
 詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規申請者、都岳連会員、
    および山岳環境の保全に関心のある一般の方

  2019年1月27日(日)13:30~16:30 国立オリンピック記念青少年総合センター

カタクリパトロール 2018年度の実施について[終了]

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公益社団法人東京都山岳連盟自然保護委員会ではカタクリの群生で知られる奥多摩御前山でカタクリの保護のために保護柵を設置するなどのパトロールを20年にわたって実施してきました。併せて簡易トイレブースを設置、携帯トイレを紹介して山のトイレマナーの啓もう活動も行ってきました。
これらの活動が奏効し、カタクリの盗掘や踏み付けは減り、携帯トイレの認知度も上がりました。
しかし、近年、奥多摩山域でもシカの生息数が爆発的に増え、樹木や山野草のシカによる食害は深刻なものとなっており、カタクリも例外ではありません。
このような状況下、昨年度よりカタクリパトロールの活動内容を見直すことにしました。自然保護指導員の皆様の協力を頂きながら、カタクリの分布状態を調査し、データを集めて分布地図を作成します。
狩猟などによるシカ生息数の調整効果を待つ間、森を守る手段としては防鹿柵の設置が有効なものと考えられ、今後、防鹿柵をどこに設置すべきかを行政に働きかけるためにも、カタクリ群落の分布推移の把握は必要であると思います。
つきましては、次の要領による分布調査へのご協力をお願いいたします。

【カタクリパトロールの実施要領 2018年】

期間: 4月11日(金)~5月6日(日) *開花状況により延長もあります
場所: 御前山に至る登山コース

調査概要:
 この期間中に、自然保護指導員の方には自由な日程・コースで、次の手順で調査をして頂き、自然保護委員会宛にご報告をお願いします。
① 登山コース上から観察できる範囲で、カタクリの群落を分布調査シートに記入します。
   群落の定義と記入方法は、記載例を参照下さい。
   分布調査シートと記載例は、ダウンロードのリンクから入手下さい。
② 証跡として、その場所の写真を撮ります。
③ 調査結果をメール、またはご郵送にてご報告下さい。
   分布調査シート、写真(代表的、特徴的なもの絞って下さい)
   なお、メールでのご報告の際は、容量制限を超えないように写真は3枚程度に分けて送って下さい。

参加申し込み: 4月8日(火)まで
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 次の事項をご記入の上、メールかFaxでエントリーをお願いします。
  住所、氏名、年令、電話か携帯電話番号、緊急連絡先、
  ボランティア保険に加入希望の方はその旨、
  調査日、調査コース
  メール: 都岳連事務局 宛へ

  郵送の場合:〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10パークサイドセブン2階
   公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
   Tel:03-3526-2550 (月曜日から金曜日の13時から17時)

◎1年間有効のボランティア保険に加入をご希望の方、300円の保険料は各自ご負担いただきます。お支払い方法は別途ご連絡します。
 なお、ボランティア保険証のお渡しは後刻となりますが、4月11日から翌3月31日まで有効です。万が一事故等起こりましたら上記申込先にご連絡下さい。

◎なお、8日までのエントリーに間に合わない方も、自由に日時とコースを選び、安全に十分留意された上で調査・ご報告いただきますようよろしくお願いいたします。また、参加される方はご自分で山岳保険などへご加入されることを推奨いたします。

山岳自然環境セミナー 第2回が行われました。

「山の自然が崩壊する 続・深刻化するシカの被害」をテーマとして山岳団体自然環境連絡会が主催する第2回山岳自然環境セミナーが、平成30年3月11日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センター行でわれました。

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多くの方にシカの被害の現状を認知していただきたい。

(1)基調講演
  ヨーロッパ狩猟の過去と現在 ―狩猟権から動物の尊厳まで―
    講演者 駒澤大学名誉教授 野島 利彰 氏
(2)パネルディスカッション
  山岳地のシカ対策、共生を促進するための課題

近年、日本列島の各地でニホンジカ(以下「シカ」と表記)の個体数が急激に増加し、その生息域が高山・亜高山帯にまで拡大し、山岳地の生態系に深刻な影響与えています。シカの被害として、森林の衰退、希少植物の消失、土壌の浸食などが発生し、わが国の豊かな生物多様性を守る上で、一刻も放置できない問題となっています。登山者も、山岳地域でその状況をつぶさに見ており、山を愛する者として何らかの行動をすべきと考えております。

奥多摩 御前山へ春の花々を訪ねる自然観察ハイキング 2018春[終了]

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『奥多摩・御前山へ春の花々を訪ねる春の自然観察ハイキング』奥多摩町、春の観察会2018年のご案内です。

新緑燃える林道から沢沿いの道を歩いて自然や山野草の観察を楽しみましょう。林縁ではイチリンソウ、ニリンソウ、チゴユリなどの春の花々が迎えてくれます。春の息吹、森の癒しを存分に感じながら山の一日をご堪能ください。当日は山慣れたリーダーが同行して自然を解説します。

期日   2018年 4月22日(日)
集合   JR青梅線・奥多摩駅前 9時20分
     *9時30分発の鴨沢西行バスに乗ります。
コース  奥多摩駅<バス>境橋バス停→栃寄り沢入口→トチノキ広場(昼食休憩・トイレ)→
     奥多摩都民の森 体験の森(見学・トイレ)→境橋バス停<バス>奥多摩駅
解散   奥多摩駅 午後16時頃
募集定員 30名(小学5年以上、先着順で定員になり次第締め切ります)
参加費  一般 1,500円 都岳連会員 1,300円(保険代・資料代など)小学生は無料
     バス代 480円(往復)が別に必要です。
持ち物  昼食、飲料水、飴などの行動食、雨具、帽子、手袋や軍手など、
     軽登山靴などの歩きやすい靴、ハイキングスタイルでご参加ください。
     ストックは先にプロテクタ―を付けてご使用ください。

参加申し込みと問い合わせ
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     申込期間  3月14日(水)から4月18日(水)まで
    1.都岳連事務局へ右のQRコードやメールでご連絡下さい。
      氏名、ふりがな、年齢、携帯・電話番号、住所、一般/都岳連会員
      Email:※都岳連事務局宛に

      Tel:03-3526-2550(月曜日から金曜日の13時から17時)
      Fax:03-3526-2551
    2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認下さい。
    3.参加費をどちらかの方法でお振込みください。
       ※料金は各銀行でATMなどの利用条件でご確認下さい。
     (1)銀行振り込みで入金する場合
      ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
      口座番号 0317605 貯金種目 当座
      名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
      振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
      例:シゼンホゴ ヤマダタロウ
     (2)郵便振替払込書で入金する場合
      郵便振り替口座番号 00130-9-317605
      振込先名称    (社)東京都山岳連盟
      払込書の通信欄に「自然観察会参加費」と書いて下さい。

参考:JR時刻表 *帰りは変わることがあります。
 行き 新宿駅  7:44発→奥多摩駅 9:17着(ホリデー快速おくたま3号)
 帰り 奥多摩駅 16:18発→東京駅 18:03着(ホリデー快速おくたま4号 東京行)
    奥多摩駅 16:54発→東京駅 18:36着(ホリデー快速おくたま6号 東京行)

主催   公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
     美しい大切な自然を末永く子孫に引き継ぐために自然環境を考えてみましょう。

地球の歴史を訪ねる〜おもしろ地球観察会2018年3月の写真による速報です。

2018年3月4日(日) 晴れて暖かな早春の武蔵五日市駅付近で、おもしろ地球観察会が行われました。今年も応募者が多く、定員まで受け付けて32人の参加者により行われました。
今回は、五日市の奥の手にある戸倉・星竹周辺に焦点を当て、戸倉城山からも地形を眺めました。講師の「あきりゅうジオの会」のメンバーにより、現場ごとに写真や図を表示して説明いただきました。

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JR武蔵五日市駅から臨時バスに乗り、最初の子生神社で資料の配付と移動の班分けを行い、ご挨拶と準備体操をして観察会が始まりました。階段の多い三嶋・武多摩神社は省略しました。
子生神社(のらぼう菜の碑、飢饉と火山)→沢戸橋下(チャートの断層岩、石拾い)→
久保河原(千枚岩露頭)→光厳寺→断層崖・戸倉城山城址→西戸倉→星竹(土場の跡)
西戸倉からバスに乗り、武蔵五日市駅で午後15時30分頃に解散しました。

今回は、戸倉城山で岩場があるので、登らない方のために戸倉しろやまテラスで自然や歴史・文化の説明コースを準備したのですが、参加者全員が戸倉城山に登頂することになりました。
観察コースの中では、梅、椿、サンシュユ、ロウバイ、ミツマタ、オオイヌフグリなどの春を感じる植物の花が見られました。

写真:秋川でチャートの断層岩の観察と石拾い、戸倉城山からの解説、星竹の土場の跡、サンシュユの大木

奥多摩小屋(秩父多摩甲斐国立公園内)の存続等についての要望書

秩父多摩甲斐国立公園内の奥多摩小屋の存続等についての要望書

公益社団法人東京都山岳連盟は、奥多摩小屋の管理運営主体である奥多摩町が老朽化した奥多摩小屋を閉鎖する方針であることを知り、環境大臣、東京都知事、奥多摩町長宛に平成29年11月8日付けで存続などについての要望書を提出しました。

およそ次のような内容です。
1. 奥多摩小屋の維持、または再建
2. 奥多摩小屋テントサイトの存続
3. 環境に配慮したトイレの設置

要望書はこちらから→http://www.togakuren.com
→要望書のPDF形式はこちらから

 

また、2月9日の東京新聞に関連の記事が掲載されました。「奥多摩山域を愛する会」を結成して行われた署名活動などが紹介されています。なお、署名活動は2月末で終了します。

現在、平成30年2月9日の東京新聞の関連記事は見ることができなくなっています。
 東京新聞:「奥多摩小屋 存続させて」 登山愛好家が署名活動「安全確保に」

山岳自然環境セミナー 第2回のご案内[終了]

「山の自然が崩壊する 続・深刻化するシカの被害」をテーマとして山岳団体自然環境連絡会が主催する第2回山岳自然環境セミナーが行われます。多くの方にシカの被害の現状を認知していただきたい。

以下、参照先のWebページから
近年、日本列島の各地でニホンジカ(以下「シカ」と表記)の個体数が急激に増加し、その生息域が高山・亜高山帯にまで拡大し、山岳地の生態系に深刻な影響与えています。シカの被害として、森林の衰退、希少植物の消失、土壌の浸食などが発生し、わが国の豊かな生物多様性を守る上で、一刻も放置できない問題となっています。登山者も、山岳地域でその状況をつぶさに見ており、山を愛する者として何らかの行動をすべきと考えております。

第2回山岳自然環境セミナーの詳細情報はこちらから↓
http://www.jma-sangaku.or.jp/conservation/yaseichoju/static/shikaseminar.html

日時: 平成30年3月11日(土) 午前10時30分~午後5時(受付開始10時)
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟501号室
参加費:500円(当日集金)
主催: 山岳団体自然環境連絡会
内容:
(1)基調講演
  ヨーロッパ狩猟の過去と現在 ―狩猟権から動物の尊厳まで―
    講演者 駒澤大学名誉教授 野島 利彰 氏
(2)パネルディスカッション
  山岳地のシカ対策、共生を促進するための課題