カタクリパトロール協力者の募集 2008 [終了]

p20080202sougaku.jpg協力者の募集の予告です。

カタクリパトロール (奥多摩 御前山)
  3月頃にカタクリパトロール隊員募集
  詳細は→こちら

実施時期
  4月 19(土)〜27(日)、29(火)
  5月 11(日)カタクリ保護柵の撤収

写真は、惣岳山(そうがくさん)でのカタクリパトロール。
ロープと看板にご注目ください。


イベントのご案内  2008年度 [終了したもの]

2008年度イベントとしてご案内して終了したものです。
ご参加いただき、ありがとうございました。
● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、群生地での保護ロープの設置や監視、トイレ指導など
を行います。
 対象:自然保護指導員、ご協力いただける方
  4月 19(土)から27(日)奥多摩 御前山
  5月 11(日)カタクリ保護柵の撤収
● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキ
ングです。旬の山菜てんぷらなども味わえます。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員
  5月 18(日)春の自然観察会(武蔵増戸駅、武蔵五日市駅、 網代・城山)
● 高尾山清掃キャンペーン
 環境月間に合わせて、都心に近く自然豊かな高尾山で清掃ハイキングを行います。
セッコクやシャガの花を見ながらのボランティアハイキングです。植物や山の歩き方
などのお話もいたします。感謝状をお渡しています。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員
  6月 8(日)高尾山 清掃山行 (高尾山口駅、高尾山山頂)
● 自然保護指導員の募集 
社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。
詳細は→こちらの募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員など

  7月1(火)から8月22(金)新規 自然保護指導員の募集
  9月7(日)実地及び机上講習 三頭山、【檜原都民の森】 
● 秋の自然観察会(あきる野市 網代・城山)
 紅葉と山野草などを楽しむハイキング、自然観察会です。秋の味覚、キノコ汁も味わえます。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  11月16(日)秋の自然観察会(武蔵増戸駅、網代・城山、武蔵五日市駅)

● 都岳連 日山協・自然保護指導員懇談会
 山岳関係団体から自然保護活動の実績と現状を学び、報告者の方々との意見交換を予定しています。
 対象:都岳連所属の日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規予定者、
    および山岳環境の保全に関心のある方

  11月30(日)国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟 304号室)

秋の自然観察会 2007/11/18 報告

網代弁天山から城山ハイキングと自然観察

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2007年 11月18(日)快晴
 9時に五日市線の武蔵増戸駅前広場で、受付を済ませ、観察会がスタートする。
 網代大橋の下の秋川の川畔を行くと流れの中にコサギが何かをついばんでいる。網代公民館前広場に全員集合して自然保護委員会の徳永委員長の挨拶、今日の予定、観察についてなどを説明する。班毎の行動になるので、参加者53名(内子供3名)1班を8人から10人の7班に班分けをして、そこへ委員会のスタッフが2名つく。
 10時出発。珍しい田んぼが見られる。ここのノハラアザミから始まる。触ってみる。
 事前に、今日の観察の主となる12種を選び、それに春のときの写真、現在の拡大写真を添えて説明などを加えながら進行していく。秋には花が少なく実になっている種が多く、春の花の写真が大いに参考になる。網代城山へ11時15分着、昼食にする。そのあと、休憩時間を利用して西田先生に森林の環境保全的効用、森林の生態系、生物の多様性などを樹林に囲まれた中で、やさしく話していただいた。ジャケツイバラの幹を触りトゲトゲを感じる。
 高尾から車道を歩き、民家の庭先を見ながら廣徳寺の2本の大イチョウを観察する。黄葉しているが今年は遅れている。気根を説明する。2時に「やまぼうし」へ順次、到着する。
 特製のキノコ汁を賞味する。突然に木枯らし一番が吹き出したので暖かいキノコ汁で体が温まったと思う。続いてキノコの話を現物と写真、パソコンの画面で説明していただく。皆さん興味をもって見ていた。3時に解散する。
 秋の日の短い時間であったが、参加の皆さん、それぞれに感じた一日であったと思います。

講師  西田氏(キノコアドバイザー、森林インストラクター)
自然保護委員会観察会スタッフ
CL:森谷、SL:小原、
徳永、大島、椎名、小島、廣田、溝口、野本、猪狩、渡邊、山根、西山、渋谷、野口、長谷川
料理班
小高、西川、小林、天野、東京野歩路会有志

自然保護指導員の心得

日本山岳協会 自然保護指導員の心得

自然の素晴らしさを知り、自然の大切さを一人でも多くの人にわかってもらう、というのが私たち日山協自然保護指導員の目的です。以下の心得に沿い、自覚と良識を持って、各自活動されることをお願いします。

1.各自が心から自然を愛し、育む姿勢を持って行動をする。

2.自然に入るときは、腕章を所定の位置につけ、身分証明書はいつでも提示できるようにする。

3.フィールドレポートの提出
(自然保護運動を行っていくには、知識なしの空文句を唱えていても、その成果はあがらない。必要な知識を蓄え、問題点を抽出し、それを関係者に提起していかなければならない。)

4.喫煙者は携帯用の灰皿を持参する。又、ゴミの持ち帰りを励行する。

5.ラジオ又は鈴等は、熊対策以外は使用せず、自然の音を感じる様心がける。

6.腕章をつけることで、”監視”の役割が果たせる反面、道を聞かれたり植物の名前を尋ねられたりすることも多い。入山前にある程度下調べをしておく様心がける。(質問されてもわからない場合は素直に”わかりません”と言う。)

7.自分の得意な分野を持とう。

8.立ち入り禁止区域への進入、禁煙区域又は区間での喫煙、山野草の採取、盗掘など、自然を傷つける行為に対する注意を行う。(オイ、コラ! ではなく、申し訳ありませんが・・と、その区域の禁止事項を説明し理解を求める。)

9.ゴミを拾おう
みかんの皮など自然に帰るからと、捨てる人がいるがやめよう。

山小屋のトイレ事情と登山者のマナー

「山をきれいに、トイレをよくする松本宣言」

(宣言)
1.入山者は、排泄者責任を自覚し、山岳環境や山小屋でのマナーを守り、山で使ったペーパーは必ず持ち返る。また、チップなど経済的負担にも協力する。
1.山小屋等は、自然環境の保全に配慮し、排泄物の適正処理、快適なトイレの提供に努力する。
1.行政は、総合的なトイレ整備方針を策定し、民間・団体を支援する。
1.山岳団体は、登山者に対するマナーの啓発で指導的な役割を担う。
1.旅行社は、山のトイレ問題に理解を深め、ガイドや登山者への教育、指導を実践する。
1.メーカーや技術者は、トイレ機器の研究開発を推進し、処理システムを確立する。

  2001年5月11日 「全国山岳トイレシンポジウムin松本」参加者一同

都岳連「山のトイレマナー」四つの約束

前記「山をきれいに、トイレをよくする松本宣言」を重く受け止め、私たち登山者は排泄者責任を自覚し、これ以上の山の環境汚染を防ぐため、「山のトイレマナー四つの約束」という形で広く加盟団体会員、一般登山者に呼びかけます。
1.山に入るときは、トイレットペーパーか水に流せるティッシュを持って行こう。(携帯トイレを持参すればなお良い)
2.出来るだけ登山口で済ませよう。
3.山小屋では、トイレのルール・マナー(有料制、チップ制、ペーパー分別)を守ろう。
4.緊急に野外排泄するときは、水場を避けて埋め、使用したペーパーは持ち帰ろう。

自然保護と登山者のマナー

ローインパクトな山登りを目指そう

1.自然を傷めないようにする

・登山道からはずれない。休憩時も同様に注意する。
・植物や花は決して採らない。
・湿原や草原には踏み込まない。
・残雪期のぬかるみ道のはみ出しは、植生を破壊する。
・ジクザク道を短縮する踏み跡ルートはつくらない。
・山菜は、来年も採れるように、根こそぎはやめよう。(特別保護地区は不可)
・テントは幕営指定地で張る。
・木の枝を折ったり、幹に落書をしない。
・ケルンを積む時は、目印として必要なだけ。
・三脚で道をふさいで他の登山者が迂回して登山道脇の生態系を踏みつけることのないよう注意しよう。

2.水場を汚さない

・水場の上流には踏み込まない。
・食器洗いや洗顔は、飲み水より下流で。
・残飯類、食物かすは、ごみ袋に入れ全て持ち帰る。
・洗剤は使用しない。
・汚水は直接水に流さず、地面に濾過させる

3.山に持ち込んだものは必ず持ち帰る

・ビニール袋を用意し、必ず持ち帰る。
・燃えるゴミでも焼却しない。
・腐ると思えるゴミでも土に埋めない。
・タバコの吸い殻は携帯灰皿を持参し持ち返る。

4.ゴミを持ち込まない工夫をする

・飲料水は、缶ジュース等をやめ、水筒、テルモスを利用する。
・食料はパッケージなど、過剰包装から出して持参する。
・野菜なども、不用部分はできるだけ取り除く。
・自炊の際は、残飯、汁の残りが出ないよう作る量を充分注意する。
・できるだけ登山口ですませる習慣をつけよう。
・水場の上流は避けよう。
・ティッシュペーパーは水で分解しない。トイレットペーパーを必ず持参する。

6.野生動物への配慮

・野生動物を雑菌から守るために、ペットの持ち込みはやめよう。
・鹿や猿など野生動物に安易にエサを与えない。
・音、光など野生動物を驚かすことはやめよう。

7.移入植物の侵入を防ぐ

・山奥まで車で入って登山するときは、靴底についた里の植物の種を落としておこう。

平成20年度 都岳連 自然保護委員会の予定表 [終了]

平成20年度 自然保護委員会 予定表  [終了:2008.5.06版]

 
委員会
実施内容 /担当
準備事項
都岳連・日山協
2007年 11
27

3(土)〜4(日)日山協全国総会(埼玉県)

17(土)秋の委員研修(五日市)/研修

18(日)秋の自然観察会(五日市・城山)/啓もう

   
12
9

9(日)机上講習会(都体育館)/研修

予算会議、忘年会

15(土)〜16(日)雲取山 冬季環境調査 /調査

3月〜12月● 水質調査

自然保護指導員申請者確定  
2008年
1
22
22(火)委員会新年会 初旬 指導員日山協へ申請 日山協新年会
2
26
16(土 )地学・地質学習会(五日市)

 指導員承認

16(土)カタクリ資材整理

 日山協指導員承認

19(火)予算会議
3
25

15(木)自然保護指導員通信 春号発行 /育成

指導員認定証明書交付

●3月〜12月 水質調査

カタクリパトロール隊員募集 環境省表彰
2(日)広沢寺清掃
4
25変
19(土)〜27(日)カタクリパトロール /調査 18(金)夜から準備 12(土〉環境省 自然公園指導員活動報告

※第4金曜日に変更

5
29

11(日)カタクリ保護柵の撤収

17(土)春の委員研修(五日市・大沢)、観察会の下見 /研修

18(日)春の自然観察会(網代・城山)/啓もう

31(土〉新規指導員募集案内

20(火)都岳連総会
担当理事発表

山菜研修会5/31~6/1(土日):信濃川上

※第5木曜日

6
24

8(日)高尾山清掃山行 /啓もう

(未定)新人委員研修

24(火)机上講習内容決定

環境月間/全国一斉水質調査
28~29(土日)委員研修会:尾瀬
7
22
5(土)〜6(日)雲取山 夏季環境調査 /調査
(未定)新人委員研修会

22(火)机上講師決定

1(火)〜8月22(金)新規指導員募集期間

 
8
26
    ※指導員募集期間8/22まで
9
30

7(日)日山協・自然保護指導員(新規)育成講習会ー実地及び机上講習 /育成

15(月)自然保護指導員通信 秋号発行 /育成

  ※第5火曜日
10
28

12(日)〜13(祝)山岳耐久レース環境調査

19(日)耐久レース清掃[予定]

1(水)指導員・公開講習案内  
11
25

15(土)秋の委員研修(五日市)、観察会の下見 /研修

16(日)秋の自然観察会(五日市・城山)/啓もう

30(日)都岳連所属の日山協・自然保護指導員懇談会 /研修

  8〜9(土日)日山協全国総会(大阪)
12
6

6(土)予算会議、忘年会

13(土)〜14(日)雲取山 冬季環境調査 /調査

●3月〜12月 水質調査

自然保護指導員申請者確定  
2009年1
27
18(日 )地学・地質学習会(五日市)

27(火)委員会新年会

初旬 指導員日山協へ申請 日山協新年会
2
12変
(未定)指導員承認 (未定)日山協指導員承認 予算会議
3
24
(未定)指導員認定証明書交付

カタクリパトロール準備開始

(未定)指導員認定証明書交付

環境省表彰

● 3月〜12月は、水質調査を毎月実施しています。

春の自然観察会 2007/05/20 報告

p20070520kansatsu.jpg網代城山ハイキングと山野草観察

 早朝は雲があったが集合時間頃には快晴になる。JR五日市線の武蔵増戸駅前にスタッフ18名が待機。料理班の7名は天ぶら会場で下準備をしている。電車が到着するたびに参加者が到着する。受付を済ませ資料を受け取り、人数をまとめて出発する。網代公民館の前に全員集合する。ここで徳永委員長の挨拶、本日の予定、連絡事項等を話したあと班分けをし、班ごとの行動で観察会を進める。総勢100名の大観察会である。
 まずはハルジオンとヒメジョンの見分け方を説明。ニガナが咲いている。テイカカズラも見られる。山桜やつつじの木も多い。奥ノ院の弁天洞窟の中に大黒天が祀られ、この地域の伊那石で出来ている。シイの古木がある。葉がビロードの肌触りのようなヤブムラサキ、実が出ている稚児百合、スミレの実も見られる。コウヤボウキも多い。弁天山の項上にネジキがある。幹も枝もねじれていて、不思議な形をしている。下って城山への道へ入とアセビ、アオキが多い。葉の中央に実がなっているハナイカダがある。鞍部から登りになる。コゴメウツギ、マルバウツギ、ツクバネウツギが咲いている。北側の木の上方に黄色の花のジャケツイバラが見える。小広い網代城山の項上へ着き昼食休憩。ここは戦国時代に山城の本丸だったという。
 高尾の集落で車道へ出る。天王橋でミズキ、テイカカズラを見て小峰公園へ到着。休憩をして、藤井前委員長の話は地球の誕生、温暖化による植物や生態の変化などである。本当におろそかにできない事態になりつつあることが改めてわかる。
 天ぷら会場では、料理班の皆さんが腕をふるった山菜、キノコの天ぷら、山菜汁に参加者の皆さん方大満足。ここで解散となる。
 都岳連通信2007/1号掲載記事から 自然保護委員会:森谷

京都のお寺ではコケが育たなくなっている

2007/12/25 NHKTVニュースによると、京都のお寺ではコケが育たなくなっているそうです。NHKの調査した13社寺中の6カ所で、コケの生長に異常が見つかって、斑ができたり地面が広がっているようです。霧の減少などの気候の変化と都市化の影響ではないかとのことです。

 投稿:野口