新潟県と群馬県の境に位置する巻機山でおこなわれている、景観保全の山岳ボランティア活動です。
主催:巻機山景観保全ボランティアーズ
1)夏季活動 8月24日(土)~27日(火)
2)秋季活動 9月16日(月)~18日(水)
内容と参加方法などは次のWebページをご覧下さい。
→ 巻機山景観保全ボランティアーズ OFFICIAL WEB SITE
高山植物や動物、登山道などの自然は非常にデリケートです。すばらしい自然を次の世代に残すため私たちは山の自然と環境の保護について活動しています。登山道から出ない、ゴミを拾う、花や植物を取らないなど、ご協力をよろしくお願いいたします。
新潟県と群馬県の境に位置する巻機山でおこなわれている、景観保全の山岳ボランティア活動です。
主催:巻機山景観保全ボランティアーズ
1)夏季活動 8月24日(土)~27日(火)
2)秋季活動 9月16日(月)~18日(水)
内容と参加方法などは次のWebページをご覧下さい。
→ 巻機山景観保全ボランティアーズ OFFICIAL WEB SITE
公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会では、東京都の最高峰、雲取山で年2回の定点観測を行っています。
環境問題に関心があり、各種山岳保険の加入者である方を対象として、雲取山環境調査山行に同行される方を募集いたします。
トイレの使用状況、石尾根の樹木の食害・立ち枯れ状況、沢水の水質等の調査に加え、小屋の主人からおもしろいお話も伺えます。
行動予定
7月20日(土) 奥多摩駅8時30分集合−鴨沢…奥多摩小屋…雲取山…雲取山荘泊(歩行約6時間)
21日(日) 山荘…奥多摩小屋…ヨモギ尾根…お祭−奥多摩駅−入浴後に解散(歩行約4時間30分)
程度 一般向き 難易度 ★☆
地図 雲取山・丹波・奥多摩湖 (1/2.5万)
費用 10,000円位
申込先 都岳連自然保護委員会 までメールで次の情報をお送り下さい。
参加者氏名、住所、電話番号、年齢、液型、緊急連絡先、山岳保険の種類、所属山岳会(あれば)
Email:
都岳連事務局宛へ
申込期限 7月15日まで
備考
参加人数によりコース変更があります。
トイレは、東京都による浄化槽土壌処理方式(夏季用)、山荘自前の蛎殻を利用した循環式(冬季用)、及びソーラーシステムによる抜気(避難小屋)のものがあります。
奥多摩の御前山で2013年4月20日より実施しましたカタクリパトロールは5月19日の保護柵の撤収をもって終了しました。
パトロール期間(自4月20日至29日)のうち2日間は荒天等のため中止しましたが、撤収日を含めた参加人数は延べ91名(エントリー頂いた方は延べ104名)にのぼりました。
保護柵は、次の3コースにカタクリの分布状況により適宜調整しながら設置しました。
①小河内峠上部から惣岳山への登山道
②カタクリの群落が見られる奥多摩体験の森カラマツ広場周辺から御前山避難小屋を経て大ダワ方面
③惣岳山から奥多摩湖方面
片葉のカタクリは今年も多く目にはしましたが、花をつけたカタクリの分布状況はかなり変化しており、特に今年は冬の記録的な寒さに加え4月に入っても不安定な天候が続いたためか、花は非常に少ないとの印象でした。
加えてシカの食害はかなり深刻な状況であり、蕾のない個体や全滅した群生地も見られました。一方、コース場にいくつか設置されている「シカ除けネット」の中は、カタクリをはじめ多くの植物が所狭しと育っていることからみると、ネットはシカの食害にはかなり有効な策であり、擦れ違った登山者から「カタクリは檻の中にしかないのか?」と問われる程で、根本的な対策が急がれると思います。
これは私たちだけの手には余ることではあり、今後は行政とも手を携えて「カタクリ保護活動」の主点を対ヒトから対シカにシフトさせることも視野に入れて取り組んでいきたいと考えています。
なお、5月19日に撤収した保護柵用の杭とロープは、奥多摩自然公園管理センターの許可を頂き御前山避難小屋テラス下に収納しました。これまで山に担ぎ上げていた労力を軽減できたことで、カタクリ保護柵の範囲を広げることも可能となりそうです。
皆様の御協力に心から感謝申し上げます。来年以降も宜しくお願いします。
記事:小髙
写真:花のないカタクリ-手前、鹿食害調査ネット状況-ネット外の笹葉が無い、鹿食害調査ネット状況-ネットの中(向こう側)はカタクリの花などが多い
公益社団法人 東京都山岳連盟では、公益社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員規定に基づき、自然保護指導員の認定講習を実施いたします。
山岳環境の保護・保全活動に関心のある会員皆様のご応募をお待ちしております。現在、自然保護指導員のいない山岳会などにおかれましては、この機会に自然保護指導員のご推挙をお願いいたします。
自然保護指導員の登録期間は、2014年4月からの5年間で、更新が可能です。
講習日:2013年 7月 7日(日)実地講習 あきる野市横沢入を予定
11月16日(土)机上講習 国立青少年オリンピック記念センターを予定
募集期間:5月1日(水)~6月30日(日)
応募対象:
1)東京都山岳連盟加盟団体の会員、または都岳連個人会員である方。
2)入山日数が多く山岳環境の保護・保全活動を自覚的に実行出来る方。
3)実地・机上講習会を受講できること。
定員:20人(定員になり次第締め切りますので早めに申込んで下さい)
講習および認定費用:
講習会受講費:5,500円(実地・机上講習分の資料代、講師料、保険代等)
認定諸費用 :4,500円(腕章、認定証明書、登録等の費用、5年間の通信費)
申込み:都岳連事務局(03-3526-2550)月曜日~金曜日 13時~17時
E-mail: ※都岳連事務局宛に
返信がない場合は、メールアドレスの誤りや、インターネットでの障害が考えられますので、再度ご連絡をお願いいたします。
申請用紙にご記入の上、都岳連事務局にご郵送か、講習会にご持参下さい。
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会
Fax.03-3526-2551
PDF形式申請用紙は、→こちらからダウンロードできます。
都岳連自然保護委員会は、御前山のカタクリパトロールと水質調査、雲取山での定点観測、トイレ調査や一般の方を対象とした春と秋の自然観察会、高尾山クリーンキャンペーンなどの自然を守る活動を定期的、継続的に推進しています。
新緑の里山から隠れた名瀑へのハイキングと自然観察会 (2013年5月 春) [終了]
春真っ盛り! 五日市丘陵の新緑の里山を歩きながら自然や山野草の観察を楽しみませんか。
田んぼの風景を眺め尾根道を登って奥山にある落差14メートルの幽玄の秘滝へご案内致します。秋川河畔では手作りの山菜汁と天ぷらをご賞味ください。
主催 (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
期日 2013年 5月12(日)
集合 JR五日市線 武蔵五日市駅前 AM 9時 雨天決行(コースを変更します)
参加費 1,800円(保険料、資料代、山菜汁、山菜の天ぷら代など)
都岳連の加盟員は1,500円 小学生以下は無料
定員 60名(定員になり次第締め切ります)
コース 初心者向き
武蔵五日市駅→小峰公園→金剛の滝→沢戸橋→秋川河畔
解散 15時半頃 秋川の佳月橋近くの山菜汁会場:やまぼうし(お帰りは五日市駅から)
持ち物 昼食、水、飴などの行動食、食器、箸、雨具、軍手など
ハイキングスタイルでご参加ください。
軽登山靴かトレッキングシューズを推奨します。
申し込みの手順と問い合わせ
申し込期間 4月1日〜5月8日(水)
1.都岳連事務局へ右のメールか、電話でご連絡下さい。
氏名、ふりがな、年齢、携帯・電話番号、住所、一般/加盟員[、メールアドレス]
Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認下さい。
3.参加費をどちらかの方法でお振込みください。
(1)郵便振替払込書で入金する場合
郵便振り替口座番号 00130-9-317605
振込先名称 (社)東京都山岳連盟
払込書の通信欄に「自然観察会参加費」と書いて下さい。
(2)銀行振り込みで入金する場合
ゆうちょ銀行 店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
口座番号 0317605 貯金種目 当座
名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
振り込み人名の前に、シゼンホゴを付けて下さい。
例:シゼンホゴ ヤマダタロウ
小峰公園は昔から里山、里地、田んぼとして利用され、現在は公園として整備されています。昨今、里山の生物多様性が見直されていますが、五日市丘陵の中に貴重な自然が残る地域で、谷地田の景観と自然の生態系が保たれています。
コースの途中でジャケツイバラの黄色い花が見られるかもしれません。尾根から逆沢へ下ると、民家から近い場所に、秘境と感じられる金剛の滝があります。前の滝はすぐに見られますが、本滝は手掘りのトンネルを潜らないと見えません。
ミニハイキング講座、川上断層の話、山の生態系の話などいろいろと企画しております。お一人や友人、ご家族でのご参加をスタッフ一同お待ちしております。
美しい、大切な自然を末永く子孫に引き継ぐために、環境保全を考えてみましょう。
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会
公益社団法人 東京都山岳連盟自然保護委員会ではカタクリの群生で知られる奥多摩の御前山でカタクリ保護のパトロールを実施しています。
開花まで7年もの年月をかけるカタクリを心ないハイカーや盗掘から守り、また沢水の汚染を訴え、山のマナーや山岳トイレ対策などの普及、啓発活動がその目的です。
今年も自然保護指導員や山岳環境問題に関心のある方のカタクリパトロールへのご協力をお願いいたします。
期間 4月20日(土)~29日(祝)、および5月19日(日) ※開花状況により変更あり
4月20日は保護柵の設置、5月19日は撤去日です。特に多くの方の参加をお願いいたします。
集合 JR武蔵五日市駅
平日: 9時、 土・日・祝日: 8時、 5月19日(日)は9時
コース 月夜見第2駐車場~御前山
持ち物 ザック・軍手・ゴミはさみ、行動食、通常のハイキングスタイルでご参加下さい。特に初日と最終日は荷物が多いので、大きめなザックでお願いいたします。
申し込み 4月7日までに、次の連絡内容を下記宛にFAX、または
メール
して下さい。携帯電話では、右のQRcodeから連絡先メールアドレスが読み込めます。
自然保護委員会事務局 FAX ※現在使用していません
※なお、都岳連加盟団体から広く募集すること、車の乗車定員の制約などから、ご参加いただく期日を調整をさせていただく場合がありますのでご留意ください。
また、参加者には当委員会の費用で「ボランティア保険」に加入して頂きます。保険の有効期限は2014年3月31日迄で、各種ボランテイア活動にご利用いただけます(既にご加入済みの方はご連絡下さい)。
—- 連絡内容 ここから—-
希望日
氏名
住所
年齢
所属団体(あれば)
電話・携帯
FAX
メールアドレス
ボランティア保険(加入済み/未加入)
—- 連絡内容 ここまで—-
※ご記入いただいた個人情報は、自然保護委員会で責任を持って管理させていただき、カタクリパトロール以外の目的で使用することはありません。
◎東京都山岳連盟自然保護委員会では、毎年4月中旬にカタクリパトロールを実施しています。この永年の活動が認められ、平成15年には山と渓谷社より「山岳環境B賞」が授与されました。
公益社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会の組織 2013/04
※下線の付いたイベントは一般の方を対象としています。
年月
|
委員会
|
実施内容 /担当
|
準備事項
|
都岳連・日山協
|
2012年 12
|
8
|
8(土)企画会議、忘年会 15(土)〜16(日)雲取山 冬季環境調査 /調査 3月〜12月● 水質調査 |
自然保護指導員申請者確定 | ※第2土曜日 |
2013年
1 |
22
|
22(火)委員会新年会 |
指導員日山協へ申請 | 日山協新年会 |
2
|
12
|
17(日)藤井地学教室4 指導員承認 |
日山協指導員承認 |
都岳連予算会議 ※第2火曜日 |
3
|
26
|
23(土)藤井地学教室 丹沢道志川 指導員認定証明書交付 |
カタクリパトロール準備開始 指導員認定証明書交付 |
環境省表彰 |
4
|
23
|
20(土)〜29(祝)カタクリパトロール /調査 |
10 環境省 自然公園指導員活動報告 | |
5
|
14
|
11(土)自然観察会の下見 19(日)カタクリ保護柵の撤収 |
25(土)新規指導員募集案内 5/1-6/30自然保護指導員募集期 |
都岳連総会 ※第2火曜日 |
6
|
25
|
2(日)クリーンキャンペーン /啓もう |
環境月間/全国一斉水質調査 東京国体プレ大会 |
|
7
|
23
|
7(日)日山協・自然保護指導員 新規認定実地講習会/育成 20(土)〜21(日)雲取山 夏季環境調査 /調査 |
(未定)日山協委員研修 関東ブロック大会 |
|
8
|
27
|
|||
9
|
24
|
15(日)自然保護指導員通信 秋号発行 /育成 |
30(月)自然保護指導員更新案内 |
14〜16フレアー2013中央大会 28〜10/8東京国体 |
10
|
22
|
20(日)委員研修/研修 |
4〜6国体 山岳 13〜14山岳耐久レース |
|
11
|
26
|
9(日)自然観察会の下見
|
||
12
|
7
|
7(土)企画会議、忘年会 14(土)〜15(日)雲取山 冬季環境調査 /調査 3月〜12月● 水質調査 |
(未定)自然保護指導員申請者確定 | ※第1土曜日 |
2014年
1 |
28
|
18(土)日山協・自然保護指導員 講習会(公開)/育成 28(火)委員会新年会 |
(上旬)指導員日山協へ申請 | 日山協新年会 |
2
|
25
|
7(金)藤井地学教室 |
(未定)日山協指導員承認 |
都岳連予算会議
|
3
|
25
|
2(日)おもしろ地球観察会 /啓もう 15(土)自然保護指導員通信 春号発行 /育成 |
カタクリパトロール準備開始 (未定)指導員認定証明書交付 |
環境省表彰 |
東京都の最高峰「雲取山」の環境調査山行にご協力いただける自然保護指導員を募集いたします。 [終了]
都岳連自然保護委員会では、雲取山で年2回の定点観測を行っています。
東京都による浄化槽土壌処理方式(夏季用)、山荘自前の蛎殻を利用した循環式(冬季用)、及び避難小屋(ソーラーシステムによる抜気) の各トイレの使用状況、石尾根の樹木の食害、立ち枯れ状況、沢水の水質等の調査です。
環境問題に興味のある方、ご協力をお願いいたします。多数の応募があった場合は、先着順を原則として依頼いたします。
12月15日(土) 奥多摩駅8時30分集合―鴨沢…奥多摩小屋…雲取山…雲取山荘泊(歩行約6時間)
16日(日) 山荘…奥多摩小屋… ヨモギ尾根…お祭―奥多摩駅―入浴後解散(歩行約4時間30分)
一般向き 難易度★☆
地図 雲取山・丹波・奥多摩湖(1/2.5万)
費用 10,000円位
備考 参加人数・コース状況により入山コースの変更あり
連絡 12月10日くらいまでに、自然保護委員会 小高まで。
E-mail: lej04543@nifty.com
→自然保護委員会HPからご連絡
(公社)日本山岳協会 自然保護指導員の2012年度の公開講習会の写真での速報です。
2012年11月17日(土)、日山協自然保護指導員の公開講習会が行われました。
関東都県の山岳団体の方、今年度が更新時期にあたる自然保護指導員や新規申請者の方などが参加して、次のプログラムで行われました。
1. 基調講演
演題: 日本の生物層とイリオモテヤマネコ
講師: 安間 繁樹氏 元JICA専門員、野生動物生態学研究家
2. 講習会
関連法規、自然保護の問題点、活動の仕方等
関東都県の山岳環境保護・保全活動の現状と問題点と討議
山の野生鳥獣目撃レポート
3. 特別写真展
ヒマラヤの変わりゆく景観
写真: 宮崎
1、基調講演する安間繁樹氏
2、現状報告する各都県の代表 3、展示写真を見る参加者
広葉樹はなぜ紅葉するのか?
晩秋になると樹々は気温の低下を察知し、根が水分の吸い上げを制限し始める。更に、葉と枝の接続部にある「離層」と云う、水道の栓の様な機能を持つ組織が、枝葉への水分の補給を止めてしまう。
葉は太陽の光を受け、空気中の二酸化炭素(CO2)を基に「葉緑素」を作り、樹木の幹へ養分を供給している。所謂、光合成を行っている。その葉緑素は行き場がなくなり、糖分として枝葉に残留する。葉に残った糖分が、紅や黄色に変色して紅葉すると云う訳である。紅くなるのはアントシアン、黄色くなるのは、カロチノイドを含んだ葉である。
やがて葉は、風に吹かれて落葉となり、大地の栄養分として肥沃な土を作り、豊かな緑を育て、それを昆虫が食べ、昆虫を鳥が食べ、鳥は植物の種を大地にばら撒き、その鳥も動物等に食べられたりし、動物は、尿や糞あるいは自分自身の死骸を地球に戻し、樹々の栄養分となる。見事な食物連鎖の世界が構築されている。
太陽と、地球の光と水と空気の相関関係を考えれば、生物多様性が如何に大切であるか。また、人間目線をやめ、自然の摂理に真摯に眼を向る事が、如何に望ましい事であるかが理解出来ると思われる。
(社)東京都山岳連盟自然保護委員
(社)日本山岳協会自然保護指導員
徳永邦光