平成25年度 都岳連 自然保護委員会 予定表

平成25年度 都岳連 自然保護委員会 予定表  [2013.12.7 2版]

    ※下線の付いたイベントは一般の方を対象としています。

 
委員会
実施内容 /担当
準備事項
都岳連・日山協
2012年 12
8

8(土)企画会議、忘年会

15(土)〜16(日)雲取山 冬季環境調査 /調査

3月〜12月● 水質調査

自然保護指導員申請者確定 ※第2土曜日
2013年
1
22

22(火)委員会新年会
 

指導員日山協へ申請 日山協新年会
2
12

17(日)藤井地学教室4

指導員承認

日山協指導員承認

都岳連予算会議

※第2火曜日

3
26
23(土)藤井地学教室 丹沢道志川
指導員認定証明書交付

カタクリパトロール準備開始

指導員認定証明書交付

環境省表彰
4
23

20(土)〜29(祝)カタクリパトロール /調査
開花期により調整

10 環境省 自然公園指導員活動報告
5
14

11(土)自然観察会の下見
12(日)春の自然観察会(金剛の滝)/啓もう

19(日)カタクリ保護柵の撤収

25(土)新規指導員募集案内
5/1-6/30自然保護指導員募集期

都岳連総会
担当理事発表
18-19全国大会下見

※第2火曜日

6
25

2(日)クリーンキャンペーン /啓もう
8(土)藤井地学教室2
22(土)委員研修 あきる野市

  環境月間/全国一斉水質調査
東京国体プレ大会
7
23

7(日)日山協・自然保護指導員 新規認定実地講習会/育成

20(土)〜21(日)雲取山 夏季環境調査 /調査

  (未定)日山協委員研修
関東ブロック大会
8
27
     
9
24

15(日)自然保護指導員通信 秋号発行 /育成
28(土)〜29(日)藤井地学教室3

30(月)自然保護指導員更新案内

14〜16フレアー2013中央大会
28〜10/8東京国体
10
22

20(日)委員研修/研修

  4〜6国体 山岳
13〜14山岳耐久レース
11
26

9(日)自然観察会の下見
10(日)秋の自然観察会(網代城山)/啓もう

16(土)日山協・自然保護指導員 講習会(公開)/育成※10/22変更

 
12
7

7(土)企画会議、忘年会

14(土)〜15(日)雲取山 冬季環境調査 /調査

3月〜12月● 水質調査

(未定)自然保護指導員申請者確定 ※第1土曜日
2014年
1
28

18(土)日山協・自然保護指導員 講習会(公開)/育成

28(火)委員会新年会

(上旬)指導員日山協へ申請 日山協新年会
2
25

7(金)藤井地学教室

(未定)日山協指導員承認

都岳連予算会議

 

3
25
2(日)おもしろ地球観察会 /啓もう
15(土)自然保護指導員通信 春号発行 /育成

カタクリパトロール準備開始

(未定)指導員認定証明書交付

環境省表彰

● 3月〜12月は、水質調査を毎月実施しています。

雲取山調査山行への協力依頼(自然保護指導員) [終了]

東京都の最高峰「雲取山」の環境調査山行にご協力いただける自然保護指導員を募集いたします。 [終了]

都岳連自然保護委員会では、雲取山で年2回の定点観測を行っています。
東京都による浄化槽土壌処理方式(夏季用)、山荘自前の蛎殻を利用した循環式(冬季用)、及び避難小屋(ソーラーシステムによる抜気) の各トイレの使用状況、石尾根の樹木の食害、立ち枯れ状況、沢水の水質等の調査です。

環境問題に興味のある方、ご協力をお願いいたします。多数の応募があった場合は、先着順を原則として依頼いたします。

12月15日(土) 奥多摩駅8時30分集合―鴨沢…奥多摩小屋…雲取山…雲取山荘泊(歩行約6時間)
   16日(日) 山荘…奥多摩小屋… ヨモギ尾根…お祭―奥多摩駅―入浴後解散(歩行約4時間30分)
一般向き 難易度★☆
地図 雲取山・丹波・奥多摩湖(1/2.5万)
費用 10,000円位
備考 参加人数・コース状況により入山コースの変更あり
連絡 12月10日くらいまでに、自然保護委員会 小高まで。
    E-mail: lej04543@nifty.com
    →自然保護委員会HPからご連絡

自然保護指導員の2012年度の公開講習会の速報

(公社)日本山岳協会 自然保護指導員の2012年度の公開講習会の写真での速報です。

 

2012年11月17日(土)、日山協自然保護指導員の公開講習会が行われました。

関東都県の山岳団体の方、今年度が更新時期にあたる自然保護指導員や新規申請者の方などが参加して、次のプログラムで行われました。

1. 基調講演

 演題: 日本の生物層とイリオモテヤマネコ
 講師: 安間 繁樹氏 元JICA専門員、野生動物生態学研究家

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2. 講習会

 関連法規、自然保護の問題点、活動の仕方等
 関東都県の山岳環境保護・保全活動の現状と問題点と討議
 山の野生鳥獣目撃レポート

 

3. 特別写真展

 ヒマラヤの変わりゆく景観

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写真: 宮崎
1、基調講演する安間繁樹氏
2、現状報告する各都県の代表  3、展示写真を見る参加者

紅葉の里山ハイキングと自然観察会(2012年 秋)の速報

紅葉の里山ハイキングと自然観察会(2012年 秋)の写真での速報です。

2012年11月11日(日)、多くの参加者を迎えて秋の自然観察会を行いました。五日市丘陵にある横沢入での植物観察、地勢や歴史を知りました。

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稲刈りが終わり、その稲をハザ掛にかけてある田んぼの風景と、黄葉、紅葉しているヌルデやツタウルシ、カエデ類などを見て歩きました。最後にキノコ汁、天ぷらを味わい、秋の一日を過ごしていただきました。

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写真: 横沢入での植物観察、田んぼでの自然の話、クサギの実、山道での説明

報告:森谷

広葉樹はなぜ紅葉するのか?

広葉樹はなぜ紅葉するのか?
晩秋になると樹々は気温の低下を察知し、根が水分の吸い上げを制限し始める。更に、葉と枝の接続部にある「離層」と云う、水道の栓の様な機能を持つ組織が、枝葉への水分の補給を止めてしまう。
葉は太陽の光を受け、空気中の二酸化炭素(CO2)を基に「葉緑素」を作り、樹木の幹へ養分を供給している。所謂、光合成を行っている。その葉緑素は行き場がなくなり、糖分として枝葉に残留する。葉に残った糖分が、紅や黄色に変色して紅葉すると云う訳である。紅くなるのはアントシアン、黄色くなるのは、カロチノイドを含んだ葉である。

やがて葉は、風に吹かれて落葉となり、大地の栄養分として肥沃な土を作り、豊かな緑を育て、それを昆虫が食べ、昆虫を鳥が食べ、鳥は植物の種を大地にばら撒き、その鳥も動物等に食べられたりし、動物は、尿や糞あるいは自分自身の死骸を地球に戻し、樹々の栄養分となる。見事な食物連鎖の世界が構築されている。
太陽と、地球の光と水と空気の相関関係を考えれば、生物多様性が如何に大切であるか。また、人間目線をやめ、自然の摂理に真摯に眼を向る事が、如何に望ましい事であるかが理解出来ると思われる。

(社)東京都山岳連盟自然保護委員
(社)日本山岳協会自然保護指導員
徳永邦光

自然保護指導員の2012年度の公開講習会のご案内[終了]

(公社)日本山岳協会 自然保護指導員の2012年度の公開講習会が開催されます。

日時: 2012年11月17日(土) 9:00から12:00
対象: 日山協自然保護指導員、2012年度新規指導員申請者、各団体自然保護関係者、
および山岳環境保全に関心のある一般の方など
参加費: 500円
   当日にお支払いください。なお、新規指導員申請者は無料です。
定員: 60名
場所: ラパスホール(東京労働会館)7階 豊島区大塚2-33-10
最寄り駅: JR山手線 大塚駅、都電荒川線 大塚駅前駅、丸ノ内線 新大塚駅から徒
歩6分
申し込み: 都岳連事務局へ電話、メールで申し込んでください。
    Eメール: lej04543@nifty.com
    Tel:  03-3526-2550 (月から金曜日の13時から17時)

なお、この公開講習会は都岳連に所属する自然保護指導員の更新の条件にもなります。
→ (公社)日山協 自然保護指導員 更新手続きのご案内 2012年

プログラム
1. 講習会
時間: 9:00~ 10:35
内容:
 関連法規、自然保護の問題点、活動の仕方等
 関東都県の山岳環境保護・保全活動の現状と問題点と討議
 山の野生鳥獣目撃レポート

2. 基調講演
時間: 10:45~ 11:55
演題: 日本の生物層とイリオモテヤマネコ
講師: 安間 繁樹氏 元JICA専門員、野生動物生態学研究家

3. 特別展示
写真展: ヒマラヤの変わりゆく景観

日本山岳協会 自然保護指導員 更新手続きのご案内 2012年 [終了]

公益社団法人日本山岳協会 自然保護指導員 更新手続きのご案内 2012年 [終了]

 (公社)日本山岳協会 自然保護指導員の皆様には自然保護活動にご協力をいただき、厚くお礼申しあげます。
 さて、(公社)東京都山岳連盟から自然保護指導員の登録、更新を行い有効期限の5年を迎える方は更新の時期となります。更新の対象になる自然保護指導員の方には、来年度からも引き続き自然保護指導員としてご活躍いただきたく、更新の手続きをお願い申しあげます。
 なお、5年前の住所や電話番号の変更などで連絡がつかない方もあり、11月に入っても都岳連から連絡が届かない対象者をご存知の場合は事務局までご連絡をお願いいたします。

1.更新の対象者について

p20090804shomeiura.jpgのサムネール画像
自然保護指導員 証明書の有効期限が、平成25年3月であることで確認できます。
これは、2008年(平成20年)4月に認定された方、および更新された方が対象になります。(2007年11月に、東京都山岳連盟経由で新規に申請された方、および更新の申請をされた方になります。)

2.更新のための条件について

次の(1)の条件を満たすこと、または(2)のレポートの提出のいずれかが更新の条件になります。
(1)都岳連自然保護委員会主催の2008年4月以降の次の行事への参加
 自然保護指導員の講習会
 カタクリパトロール、クリーンハイク(清掃山行)、自然観察会

(2)次の何れかのレポートの提出
 フィールドレポート2回以上
 山岳における自然保護について
 自然保護活動の具体的実績について
なお、事情によりこれらの条件が充足出来ない場合はご相談ください。

3.更新の手続について

(1)更新申請書に必要事項を記入の上、都岳連事務局にご郵送ください。
 更新申請書は、こちらよりダウンロードできます。
  → PDF形式の更新申請書    (Adobe Readerなどで表示、印刷できます)
  → 表計算形式の更新申請書  (ExcelやOpenOffice.org などで記入できます)

(2)自然保護指導員更新料(更新料、および事務手数料)を郵便振替でお振込みください。
 「自然保護指導員 更新料」と書いて、3,000円をお振込みください。
 郵便振り替口座番号 00130-9-317605
 振込先名称    (社)東京都山岳連盟

(3)申し込みの締め切りは、2012年11月30日まで

4.問合わせ先

 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
 (公社)東京都山岳連盟 事務局
  電話 03-3526-2550(月から金の13時から17時)
  Eメール:
都岳連事務局宛へ

5.自然保護指導員の講習会について

 更新の条件にある自然保護指導員の2012年度の講習会をつぎの日程で実施いたしますので、ぜひご参加ください。
 なお講習会の詳細については、別途ご案内いたします。

 11月17(土) ラパスホール(東京労働会館)

紅葉の里山ハイキングと自然観察会のご案内(2012年 秋) [終了]

紅葉の五日市丘陵 里山ハイキングと自然観察会のご案内 (2012年 秋) [終了]

p20101114yokosawa.jpgあきる野市五日市丘陵にある里山、紅葉と田んぼの風景を楽しみましょう。人々が暮らしてきた歴史を知り、里山の秋の自然や山野草を観察して、そのあとのキノコ汁と天ぷらをご賞味下さい。

期日  2012年 11月11日(日)
集合  JR五日市線の武蔵五日市駅 AM 9時 雨天決行(コースを変更します)
コース 初心者向き
    武蔵五日市駅→横沢入→天竺山(310m)→大悲願寺→山菜汁会場へ
解散  15時頃 上村会館(キノコ汁会場、あきる野市、お帰りは武蔵増戸駅から)
参加費 2,000円(保険料、資料代、キノコ汁、天ぷらなど)
    都岳連の加盟員は1,500円 小学生以下は無料
定員  60名(定員になり次第締め切ります)
主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会

持ち物 昼食、水筒、飴などの行動食、食器、箸、雨具、軍手など
    ハイキングスタイルでご参加ください。
    軽登山靴かトレッキングシューズを推奨します。

申し込みと問い合わせ
    (公社)東京都山岳連盟 事務局へメールか、電話でお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、11月6日(火)です。
    Eメール:
都岳連事務局宛へ

    Tel:  03-3526-2550(月から金曜日の13時から17時)
    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
申し込み後に、通信欄に「秋の自然観察会参加費」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称     (社)東京都山岳連盟

昨今、里山の生物多様性が見直されています。東京都の里山保全第一号に指定された横沢入は、五日市丘陵の中に貴重な自然が残る地域で、谷地田の景観と自然の生態系が保たれています。
近くでは、江戸時代に伊奈石と呼ばれる良質の砂岩が産出され、信州伊那の石工が移住して石臼や石仏などを加工して南関東一円に販売していました。この採石場跡もコースに入っています。
ミニハイキング講座、地勢、歴史などの話なども企画しております。お一人様から、ご家族まで、お友達も誘って、ぜひ、ご参加ください。
美しい、大切な自然を末永く、子孫に引き継ぐために、自然環境保全を考えてみましょう。

イベントへの協力のご案内: 自然保護指導員の方へ 2012年[終了]

自然保護指導員の方へ: イベントへの協力のご案内 2012年[終了]

都岳連自然保護委員会が一般の参加者を対象に実施するイベントについて、運営にご協力いただける都岳連所属の自然保護指導員の方を若干名募集いたします。
ご協力をよろしくお願いいたします。

●秋の自然観察会

日時  2012年 11月11日(日)紅葉の里山ハイキングと自然観察会:横沢入

観察会の班に入っていただき、主催者側として参加者の安全や運営の補助をしていただける自然保護指導員を若干名募集いたします。多数の応募があった場合は、先着順を原則として依頼いたします。
希望される方は→自然保護委員会HPからご連絡をお願いいたします。
なお、協力いただく場合には、事前の下見(11月4日、または10日予定)への参加と観察会の終了後に感想や希望などのレポートをお願いいたします。

以下のイベントは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

●春の自然観察会

日時  2012年 5月13(日)緑萌える里山ハイキングと自然観察会:横沢入

観察会の班に入っていただき、主催者側として参加者の安全や運営の補助をしていただける自然保護指導員を若干名募集いたします。多数の応募があった場合は、先着順を原則として依頼いたします。
希望される方は→自然保護委員会HPからご連絡をお願いいたします。
なお、協力いただく場合には、事前の下見(5月6日、または12日予定)への参加と観察会の終了後に感想や希望などのレポートをお願いいたします。

●高尾山クリーンハイキング

日時  2012年 6月3(日)クリーンハイキング:高尾山

当日編成する参加者の班に入っていただき、参加者への助言などをしてサポートしてくださる自然保護指導員を募集します。
希望される方は→自然保護委員会HPからご連絡をお願いいたします。
当日は、京王線 高尾山口駅前 8:40に集合をお願いいたします。事前に簡単な打合せを行います。
また、自然保護指導員の腕章を持参ください。

2012年度 都岳連自然保護委員会のイベントのご案内

都岳連自然保護委員会の2012年度イベントのご案内です。

内容の詳細については個別のイベントのご案内にてご確認をお願いいたします。
● 秋の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。紅葉と山野草などを楽しむハイキングです。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員
 
● 自然保護指導員の更新手続き
 都岳連で登録、更新をされた日本山岳協会 自然保護指導員で、2013年3月31付けで資格が終了となる皆様の更新手続きを行います。詳細は後日お知らせする案内をご覧ください。
 対象:2008年(平成19年)4月に認定された方、および更新された方が対象になります。(2007年11月に、東京都山岳連盟経由で新規に申請された方、および更新の申請をされた方。)
 
● 日山協 自然保護指導員 講習会(公開)
 詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規予定者、都岳連会員、
    および山岳環境の保全に関心のある一般の方
  11月17(土)国立青少年オリンピック記念センター(予定)
  11月17(土)ラパスホール(東京労働会館)※9/26変更

次のイベントは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、群生地での保護ロープの設置や監視、トイレ指導などを行います。
 対象:自然保護指導員、ご協力いただける方
  4月21(土)から30(祝)奥多摩 御前山
  5月20(日)カタクリ保護柵の撤収
● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキングです。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員
  5月13(日)春の自然観察会(横沢入)
● 高尾山クリーンハイク
 環境月間に合わせて、都心に近く自然豊かな高尾山で清掃ハイキングを行います。セッコクやシャガの花を見ながらのボランティアハイキングです。植物や山の歩き方などのお話もいたします。感謝状をお渡ししています。
 対象:一般の皆さん、都岳連会員、自然保護指導員
  6月 3(日)高尾山 クリーンハイク (高尾山口駅から高尾山山頂)
● 自然保護指導員の募集
 公益社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員
  5月21(月)から6月25(月)新規 自然保護指導員の募集
  7月8(日)実地・机上講習会 あきる野市横沢入り(予定)

自然保護指導員 実地講習会の速報(2012年度)

2012年7月8日に行われた日山協自然保護指導員の新規募集実地講習会2012年度の速報です。

日山協自然保護指導員の新規募集のための実地講習会が行われました。

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講習会は、およそ次のような内容でした。

午前
指導員の心構え(自然保護憲章): 岡田専門委員
里山から学ぶこと: 飯野氏(NPO法人横沢入タンボの会)
横沢入りの自然観察: 福田氏(NPO法人横沢入タンボの会)
生物指標から見る横沢入りの水質調査: 岡田専門委員

午後
3班に分かれて、各班のリーダによる自然観察が行われた。
また、藤井氏による「石山遺跡、伊那石、五日市湖、地名の由来」の講義も行われた。

今年度の参加者は4名でしたが、密度の濃い講習会となりました。

写真:福田氏の説明を聞く、藤井氏の説明を聞く、ハラヒロトンボ、ヤブカンゾウ(花に見えるのは葉やガク)

石井

(公社)日山協 自然保護指導員 新規申請手続きのご案内 2012年

東京都山岳連盟では、(公社)日本山岳協会の自然保護指導員規定に基づき、自然保護指導員の認定講習を実施しております。
山岳環境の保護・保全活動に関心のある会員皆様のご応募をお待ちしております。
現在、自然保護指導員のいない山岳会などにおかれましては、この機会に自然保護指導員のご推挙をお願いいたします。

講習日:2012年7月8日(日)実地講習 於 あきる野市横沢入
募集:6月4日(月)~7月6日(金)   
応募対象:
 1)東京都山岳連盟加盟団体の会員、または都岳連個人会員である方。
 2)入山日数が多く山岳環境の保護・保全活動を自覚的に実行出来る方。
 3)実地・机上講習会を受講できること。
定員:20人(定員になり次第締め切りますので早めに申込んで下さい)
講習および認定費用:
 講習会受講費:5,500円(実地・机上講習分の資料代、講師料、保険代等)
 認定諸費用 :4,500円(腕章、認定証明書、登録等の費用)
申込み:都岳連事務局(03−5524−5231)月曜~金曜 13時~17時

詳細なPDF資料はこちらから→ f20120702shidoinkoshu.pdf

都岳連自然保護委員会は、御前山のカタクリパトロールと水質調査、雲取山での定点観測、トイレ調査や一般の方を対象とした春と秋の自然観察会、高尾山クリーンハイキングなど自然を守る活動を定期的、継続的に推進しています。
 

高尾山のクリーンハイク(2012年度)の速報

環境月間の2012年6月3日(日)に新緑の高尾山で行われた清掃ハイキングの写真による速報です。

一般の参加者に団体の参加者と自然保護指導員の協力者も加えて、参加者は125名になりました。
雨が少し降るような天候にもかかわらず、予定通り高尾山口駅から高尾山山頂までゴミ拾いをしながら他の登山者にも自然環境保護を訴えて登山しました。
山頂では気象の話を聴き、感謝状をお渡しして解散となりました。

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セッコクやシャガ、ウツギ、サイハイランなどの花が咲いていて楽しめました。また、ハナイカダやミヤマシキミの実なども見られます。

ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

写真:高尾山口駅前での開会式、高尾山頂上付近での閉会、ウリノキの花、ハナイカダの実

春の観察会の実施報告(2012/5/13実施) 緑萌える里山ハイキング

緑萌える里山ハイキングと自然観察会:2012年5月13日(日) あきる野市 横沢入

天候は晴れ、スタッフは午前8時20分に小倉公園に集合して受付準備を始める。
午前9時に殆どの参加者が集まる。開会、主催の自然保護委員会の西山委員長から挨拶。続いて、秋川消防署から救助隊員でもある山岸さんが来て下さり話をして頂く。奥多摩への登山の注意、登山時には必ずライトを持参するように、奥多摩の山々は樹林に覆われている為に、ヘリコプターでの救助は大変に難しい、などの話をされて最後に「登山には十分に気を付けてください、そして今日怪我などをして、再びお会いしないように」で締めくくられた。(救助隊員の気持ちです。)
所々で話をして頂く藤井講師を紹介、そしてスタッフを紹介しながら班分けをして出発。

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小机・横沢入林道を進みながらハナイカダ、ホウチャクソウ、カンアオイなど植物観察をしていく。横沢入では、昨日から田植え前の準備で畔の補修や整備作業をしていた。鶯やほかの小鳥のさえずりを聞きながら昼食をとり、藤井講師から「奥多摩の地形、地質、歴史」など、宮崎委員から「山の写真の写し方」を聞く。富田入りから尾根へ登り、伊奈石の採石場を見て、天竺山から尾根道を進み大悲願寺へおりる。佳月橋近くの休憩所で秋川の流れを聞きながら山菜汁と山菜てんぷらを賞味して頂いた。

参加者:大人44名、子供3名。
講師:藤井
同行スタッフ:廣田、蒲池、山根、西山、渡邉、椎名、福田、野口、猪狩、古谷、笠松、宮崎、新村、徳永、野本、久我谷、SL小原、CL森谷、料理スタッフ:小高、小林、西川、野歩路会(鈴木、高浜)

報告:森谷博史

写真: 左上 横沢入での昼食、右上 地質や写真撮影の話、左下 畦道に咲く花、右下 タツナミソウ

2012年度のカタクリパトロールが始まりました。

予定どおり、4月21日(土)から2012年度のカタクリパトロールが始まりました。

花の分布状況はかなり変化しています。また、今年は冬の記録的な寒さに加えて春になっても気温の低い日が続いたため、例年より遅くカタクリパトロールをスタートしたにもかかわらずカタクリの花はほとんど咲いていない状況で、保護ロープの設置場所の選定には苦慮しました。

初日は指導員を含め25名の参加者を得て、次の3コースで花の分布状況により適宜調整しながら保護ロープを設置しました。
(1)例年同様、惣岳山への巻道・岩場の両コ-スより、上部登山道
(2)カタクリの群落が見られる奥多摩体験の森カラマツ広場周辺から御前山避難小屋を経て大ダワ方面
(3)昨年より始めた惣岳山から奥多摩湖方面

p20120422katakuri.jpg山頂でお会いした奥多摩自然公園管理センターのレンジャーの方々、体験の森の事務所の方々からも大変感謝されました。
体験の森の事務所の方からは、シカがカタクリの蕾を食する被害が増えているとの情報を頂きました。確かに写真の様につぼみのない無惨なカタクリを多く目にしました。対策が急がれると思います。

これからのパトロールを行う各担当の方々、宜しくお願いいたします。

おだか

写真: つぼみのないカタクリ