4月10日 春の高尾ハイキングと自然観察会のご案内 2022年春

p20220306nirinso.png日影沢で春の花々をじっくり観察、その後、いろはの森を登山道沿いの樹々の芽吹きを楽しみながら登ります。
この時期ならではの自然の息吹、そして高尾の生き物の豊かさを感じる一日をご一緒しましょう。
期日: 4月10日(日)
集合: JR中央線 高尾駅 北口改札外 9:00 (9:12発の小仏行バスに乗車します)
小雨決行(コースを一部変更することがあります)
コース:JR高尾駅北口(バス)日影バス停→日影沢→いろはの森→高尾山
(班単位での行動になります)
解散: 14:00頃 高尾山山頂
持ち物:昼食、行動食、飲料水、雨具、帽子、手袋、不織布マスクなど。
ハイキングスタイルでご参加ください。ハイキングシューズを推奨。
定員: 20名小学生以上(定員になり次第、締め切ります)
参加費:一般3,000円、学生・都岳連会員2,500円、小学生は無料
消費税込(保険料、資料代など)
この講習会の参加にあたっては、以下にご留意の上、お申し込みください。
(1) 次のアとイを当日の受け付けで提示できることが参加の必要条件になります。
ア 3回の新型コロナウイルス感染症予防接種証明書、または、4月7日(木)以降のPCR検査の陰性証明書のいずれか ※3/20抹消
イ 4月3日(日)からの記入がある健康観察表(→こちらからダウンロードか、同等のもの。若干の記入漏れは可)
(2) 新型コロナウイルスの感染の拡大防止のため、主催者の判断で中止になる場合があります。
(3) 中止やキャンセルの場合、入金額から実費(返金料金、保険料など)を引いた一定額を返金いたします。
(4) 下記「◎感染拡大防止のための次の措置にご協力をお願いいたします。」をご確認ください。
申込期間・振込期間: 3月16日(水)〜4月6日(水)
申込方法:
1.都岳連事務局へ、次のURLからお申込みください。https://www.togakuren.com/tsudou/moushikomi/
2.受付の連絡が事務局からありますので、ご確認ください。
3.参加費を下記(1)、(2)いずれかの方法でお振込みください。
(1) 銀行振り込みで入金する場合
ゆうちょ銀行 店名 〇一九店(ゼロイチキュウ店)
口座番号 0317605 貯金種目 当座預金
名義シャトウキョウトサンガクレンメイ
(2) 郵便振替払込書で入金する場合
郵便振替口座番号 00130-9-317605
振込先名称 (社)東京都山岳連盟
払込書の通信欄に「春の自然観察会参加費」と書いてください。
◎感染拡大防止のための次の措置にご協力をお願いいたします。
(1) 以下の事項に該当する場合は、参加を見合わせてください。
ア 体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
*花粉症による咳、くしゃみなどの場合は他参加者への説明のため事情を申告願います。
イ 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
ウ 政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域などへの渡航または当該在住者との濃厚接触がある場合
[詳細は外務省のホームページをご参照ください。https://www.mofa.go.jp/mofaj/]
(2) 不織布マスクを持参ください。参加受付時や会話をする際には不織布マスクを着用してください。
(3) こまめな手洗いなどによる手指消毒を実施してください。
(4) 他の参加者、主催者スタッフなどとの距離(できるだけ2m以上)を確保してください。
(5) 行動中に大きな声で会話などをしないでください。
(6) 感染防止のために主催者が決めたその他の措置の順守、主催者の指示に従うよう願います。
(7) イベント終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無などについて報告してください。
(8) スマートフォンを使用されている方は、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の使用を推奨いたします。
[厚生労働省のホームページをご参照ください。https://www.mhlw.go.jp]
【自然保護まずはあなたの一歩から】 (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会

高尾山のクリーンキャンペーン(2019年)の速報です

世界環境月間の6月に新緑の高尾山で行われたクリーンキャンペーンの写真による速報です。

2019年の高尾山クリーンキャンペーンは、2019年6月2日(日)に薄曇りの初夏の緑の中、総勢101名により実施できました。参加者は団体を含めて一般参加者が73名になり、自然保護指導員の応援者と自然保護委員会などのスタッフ28名で実施しました。

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高尾山山頂ではお礼の言葉に続いて参加者の皆さんに感謝状を差し上げました。また、頑張って山頂まで登ったお子さんには自然についての冊子をプレゼントいたしました。携帯トイレの話や気象委員会からの気象、道迷いを防ぐGPSアプリの話があり無事終了となりました。参加された皆さま、ご支援いただいた自然保護指導員の皆さまに感謝申し上げます。

なお、高尾山一帯ではキアシドクガの大量発生でミズキの木のほとんどで葉をきれいに食べられていました。城山経由で下山した参加者の皆さまは、ウツギやガマズミ、エゴの木の花などを観ることができました。
また、この日は全国一斉の環境調査が行われ、自然保護委員会では日影沢と琵琶滝、御前山で水質調査を行ないました。

ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

写真:出発前高尾山口駅前、高尾山山頂付近での閉会式、サイハイランの花、ガマズミの花。

高尾山クリーンキャンペーンに応援いただける自然保護指導員の方へ

高尾山クリーンキャンペーンに応援いただける自然保護指導員の方へ

2014年6月1(日)に都岳連自然保護委員会が実施する高尾山クリーンキャンペーンの運営にご協力いただける都岳連所属の自然保護指導員の方に連絡いたします。

運営にご協力いただける方は、メール
でご連絡をお願いいたします。
また、当日の朝に打合せを行いますので、運営スタッフの集合時間の8時20分に京王線高尾山口駅前に集合ください。
なお、運営スタッフであることを示すために日山協自然保護指導員の腕章を使用しますので、ご持参願います。

高尾山でのクリーンキャンペーンには多くの参加者が見込まれますので、都岳連所属の自然保護指導員で運営にご協力いただける方は、これからでもご連絡をお願いいたします。

高尾山クリーンハイクの実施報告 2011/06/05

高尾山クリーンハイクとセッコク観賞  京王線・高尾山口駅〜高尾山山頂

今年度は世界環境デーの6月5日(日)に、参加者130名、スタッフ24名という大パーティーで自然環境保護を訴える清掃ハイキングを新緑の高尾山で行なった。

梅雨の中休みで心配だった雨もなく薄日さえ差す中、大混雑の高尾山口駅前の集合場所に参加者が次々に集まってきた。申し込み制ではなく当日受付のシステム
だけに受付作業が大変。8時40分予定の受付時間を繰り上げて名簿への記入を開始。一人一人にゴミ袋、資料を手渡していく。併せてこの日、ご協力頂く日山
協自然保護指導員の皆さんを集め概要説明を行なった。

午前9時、全参加者に声をかけて開始の挨拶。クリーンハイクの意義、国定公園内での自然環境保護、行動中の注意などを呼び掛けた後、コース説明、そして班
分け。参加者の希望コースに沿って10班を編成。新緑の中、各班担当リーダーの誘導で山頂に向かった。1号路には企業の方が加わったが、このクリーンハイ
クが企業からも注目されているということか。

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参加者が杉の高木に着生するセッコクの花に歓声を挙げ、林縁に咲くサイハイラン、ギンラン、フタリシズカ、ミツバウツギなどを観賞。各班リーダーの適切な自然解説に参加者は疲れも忘れて聞き入っていた。

各班ともほぼ予定通りに山頂到着。眺望を楽しんだ後、少し下った5号路への分岐にある小広い場所に集合。都岳連気象委員会の城所氏から「今年の梅雨の特徴」と題した気象講座があった。参加者は気象のプロのレクチャーに大注目だった。
自然保護委員会の西山委員長からねぎらいの言葉、続いて感謝状が贈られた。委員長から幼稚園児と小学2年の2名には直接感謝状が手渡され参加者から盛んな拍手が沸いた。
12時30分過ぎ無事、予定を終了した。

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登山者、ハイカーのマナー向上でゴミは少なかったが参加者がゴミばさみ、ゴミ袋を持って山を歩くことでキャンペーンの意義は十分達成されたのではないだろうか。

また、クリーンハイクと並行して、環境月間の恒例の活動である高尾山での水質調査が行われた。

参加者130名(都岳連加盟35名、一般95名)
なお、今年度は大人数の団体でのご参加についてはご意向に沿えないことになり失礼いたしました。

講師: 城所 邦夫氏(都岳連気象委員会専門委員)
参加スタッフ: 24名 
総指揮: 森谷、CL:宮崎、SL:野口、
班担当: 西山、菊池、徳永、福田、石井、長谷川、笠松、小原、小林、山口、猪狩、野本、蒲池、山根、椎名、新村、小島、廣田、大島、 (担当班順)
水質調査: 藤井、山根
このほか、自然保護指導員のご協力を得ました。

報告: 宮崎 仁一郎

写真:  野口、森谷
左上:高尾山口駅、右上:感謝状、 左下:高尾山山頂付近終了時、右下:ケーブル駅のセッコク観察、 下段左:セッコクの花、右:桜の実

高尾山のクリーンハイクのご案内 2011年度 [終了]

セッコクの花咲く高尾山クリ−ンハイキングのご案内 (2011年度) [終了]

p20100606inamori.jpg 新緑の高尾山で登山道の清掃ハイキングとセッコクの花の観賞を行います。
 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

実施日  2011年6月5日(日)世界環境Day 雨天決行
集合   京王線 高尾山口駅前 午前9時
     (東京都山岳連盟の青い旗が目印です)
申し込み 不要、集合場所に直接お集まりください。
     受け付け時に主催者負担で1日有効の傷害保険に加入します。
参加費  無料
持ち物  昼食、水、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイルで参加してください。
解散   午後1時ごろ、高尾山山頂で感謝状を差し上げて解散になります。
主催   (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話かメールでお願いいたします。
      Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)
      E-mail: ※都岳連事務局宛に

 6月は全国環境月間です。当委員会では、国連が定めた6月5日の世界環境デーに一番近い6月第一日曜日に、この企画を20年近くも続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
 この時期は、杉の木などに着生するランの「セッコク」の花が美しく咲いていて参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があればよく見えます。この他に、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花も見られます。
 気象やハイキングなどの話もあります。お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。
 なお、多人数の団体での参加の方は予め都岳連事務局にお申し出下さい。

写真:  イナモリソウの花

高尾山の氷の花シモバシラを見にハイキングしました。

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2011年1月10日に、初詣を兼ねて氷の花、シモバシラを見に高尾山から相模湖まで歩いてきた。気温が上がったので心配したが、高尾山口駅では薄く氷が張っていて、上部はさらに冷えて登山道が凍結して靴を汚さずに歩くことができた。また、登山道の保護かと思われるが一丁平辺りまでの登山道にはワラでできたコモが敷かれていた。
高尾山頂の直下は、環境が変わってシモバシラができにくくなったという掲示があり、ビジターセンターの設置していた観察路は閉鎖されていた。
ここから一丁平、城山にかけては、わりと大きいシモバシラが沢山できていた。
カメラで接写しようとして保護ロープがあっても中に踏み込む人が絶えない。さらに、崖を登ったり下りたりの跡もしっかり付いていた。途中で見かけた4件は道に戻っていただいた。
高尾山と一丁平上部の展望台からは、白く美しい富士山と南アルプスの一部を見ることができた。
投稿: 野口

高尾山クリーンハイクの実施報告  2010/06/06実施

セッコクの花咲く高尾山クリーンハイクの報告です。(2010/06/06実施)

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全国環境月間で世界環境デーに近い6月6日(日)、天気にも恵まれて新緑の高尾山で清掃ハイキングを行いました。
今年度の参加者は、一般の参加者が約90名、団体の参加者が約110名で、合計で約200名になりました。
ゴミ拾いと自然観察をしながら高尾山の頂上に向かい、美しい自然の中でハイキングを楽しむことを高尾山に登る多くの人たちにもアピールしました。

朝9時前から高尾山口駅前で受け付けが始まり、自然保護委員会の西山委員長の挨拶に続き、コースと注意事項の説明の後で班を作り、1号路と3号路で3班、6号路が5班、稲荷山が2班で、合計9班に分かれて各コースを登りました。

小さなゴミ袋でも足りるほど登山道のゴミは少なくなってきましたが、店の近くや人の多い頂上周辺ではゴミが見つかります。高尾山頂上と1号路などは多くの人で賑わっていました。トイレも長い列で順番待ちの状態でした。人で混雑しているためか登山道に沿って設置された植生保護のロープを超えて入り込んで歩いたり休憩や食事をする人たちが多く、声を掛けて登山道に出てもらいました。
セッコクは6号路と1号路できれいに咲いていましたが、大山橋では前年に比べ少ないようです。そのほか、シャガ、ガクウツギ、イナモリソウ、サイハイラン、ハンショウヅル、フタリシヅカなどの花を見ることができました。

高尾山の頂上では、ハイキングとこれからの季節の気象の話を城所氏からいただき、都岳連の配布しているゴミ袋の話などの後で、西山委員長から参加者に感謝状をさしあげました。
また、クリーンハイクと並行して、環境月間の恒例の活動である高尾山での水質調査が行われました。

参加された皆さま、ご支援くださった自然保護指導員の皆さま、クリーンハイクへのご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。
ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を広げていきましょう。

講師: 城所氏(気象委員会)
スタッフ: CL 野口、SL 宮崎、猪狩、大島、小原、小島、小林、椎名、渋谷、徳永、新村、西山、長谷川、廣田、福田、藤井、森谷、山口、山根、渡邊
このほか、自然保護指導員5名

写真: 野口、小原
  左上:登山道の緑とシャガの花、右上:高尾山頂上での城所氏、 左下:イナモリソウの花、右下:サイハイランの花

投稿: 野口

高尾山のクリーンハイクのご案内 (2010年度) [終了]

セッコクの花咲く高尾山クリ−ンハイキングのご案内 (2010年度) [終了]

 新緑の高尾山で登山道の清掃ハイキングとセッコクの花の観賞を行います。
 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

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実施日  2010年6月6日(日) 雨天決行
集合   京王線 高尾山口駅前 午前9時
     (東京都山岳連盟の青い旗が目印です)
申し込み 不要、集合場所に直接お集まりください。
参加費  無料
持ち物  昼食、水、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイルで参加してください。
解散   午後1時ごろ、高尾山山頂で感謝状を差し上げて解散になります。
主催   (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話かメールでお願いいたします。
      Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)
      E-mail: ※都岳連事務局宛に

  6月は全国環境月間です。当委員会では、国連が定めた6月5日の世界環境デーに一番近い6月第一日曜日に、この企画を20年近くも続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
 この時期は、杉の木などに付着するランの「セッコク」の花が美しく咲いていて参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があればよく見えます。この他に、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花も見られます。
 気象、写真、ハイキングなどの話もあります。お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。
 なお、多人数の団体でご参加の方は事前にご連絡をお願いいたします。

写真: シャガの花

都岳連 自然保護委員会のゴミ袋ものがたり

都岳連 自然保護委員会のゴミ袋のお話

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 6月の環境月間に行われる高尾山のクリーンハイクなどで配布しているおなじみのゴミ袋についてのお話です。

 自然保護委員会のゴミ袋配布は、昭和47年にゴミ持ち帰り運動をしようと、国立公園協会が一主婦の提案を取り上げて始めたのをきっかけに、都岳連自然保護委員会も協力しようと始めました。新宿駅で11時55分発の夜行列車に乗る人に配られたのです。

 最初は白いレジ袋を買って配りました。次の年、当時の委員長の稲垣さんが、袋を寄付していただける会社を見つけて、自然保護憲章と東京都山岳連盟自然保護委員会の名を入れてもらって作りました。しばらくこの状態が続き、山小屋で重宝がられ、山小屋組合が山と渓谷社にたのんで、大量に作られるようになりました。2006年あたりから袋は小さくなりました。

 ゴミ袋は野本さんや宮地さんに山と渓谷社から運んでもらっていました。

投稿: 椎名
写真は、残っていた今までのゴミ袋です。写真を右クリックして新規のページで表示すると大きくなります。

イベントへの協力のご案内: 自然保護指導員の方へ 2009年[終了]

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2009年度は、希望する人数に達しましたので締め切らせていただきました。
自然保護指導員の皆様のご協力に感謝いたします。

都岳連自然保護委員会が一般の参加者を対象に実施するイベントについて、この運営ご協力いただける都岳連所属の自然保護指導員の方を若干名募集いたします。

(1)2009年春の自然観察会

日時  2009年 4月29日(祝)自然観察会

観察会の班に入っていただき、一緒に主催者側として行動していただける自然保護指導員を若干名募集いたします。先着順を原則として依頼いたします。
希望される方は→自然保護委員会HPからご連絡をお願いいたします。

(2)高尾山クリーンハイク

日時  2009年 6月8(日)クリーンハイク:高尾山の1日

当日編成する参加者の班に入っていただき、参加者の助言などをしてサポートしていただける自然保護指導員を募集します。希望される方は腕章を持参の上、当日お申し出ください。

(3)2009年秋の自然観察会

日時  2009年 11月15日(日)自然観察会

観察会の班に入っていただき、一緒に主催者側として行動していただける自然保護指導員を若干名募集いたします。先着順を原則として依頼いたします。
希望される方は→自然保護委員会HPからご連絡をお願いいたします。

高尾山クリーンハイク 2009/06/07

高尾山クリーンハイクとセッコク観賞  2009年6月7日(日)天候は晴れ

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 天気に恵まれた京王高尾山口駅前に、小学生、大学生、専門学校学生、若い人から中高年とたくさんの参加者がぞくぞくと集まってきました。保険兼受付名簿に記名して、ゴミ袋、手袋、チラシを受け取りました。
 午前9時から渋谷リーダの開会の挨拶、大島自然保護委員長の挨拶、今日の行動についての説明と続いた後、参加人数が多いので3コース、8班に希望により分かれました。1号路は3班、6号路は4班、稲荷山は1班となりました。各班には、自然保護指導員の方にも加わっていただき、参加者の安全確認、助言などで協力していただきました。
 参加者も一般登山者も多い6号路では、セッコクの花は昨年より咲き始めが早く、少なめのようでした。稲荷山コースはセッコクが見られないので、帰りに希望者と同行して1号路を下りて観賞しました。
 一般登山者や観光客が非常に多く、集合場所の頂上は大変な人出でした。動物もビックリでしょう。ビジターセンターの北側の広場で班が到着するたび、大島委員長の挨拶、城所先生の気象の話をしていただき、参加者に感謝状を差し上げて順次解散しました。

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 クリーンハイクの参加者がゴミバサミやゴミ袋を持って行動しているのを見て、一般登山者が「ご苦労様です」「有難う」など声をかけてくれました。登山道にゴミは少なかったのですが、「ゴミを捨ててはいけない」「ゴミを持ち帰ろう」などの啓もう、啓発の良い機会になったと思います。参加した皆さんも自然保護運動に一助を尽くした思いで、一日を過ごされたのではないかと思います。

 200名を超える大人数の参加者があったクリーンハイクは、細かい心遣いには難がありましたが無事終了。皆様、有難うございました。自然保護指導員の方々には、ご支援いただき誠に有難うございました。今後も他のイベントなどでのご協力をよろしくお願いいたします。

 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を広げていきましょう。

 環境月間の例年の行事で、クリーンハイクと同時に水質調査も行われました。(藤井、山根)
 新聞へ大きく掲載されたり、インターネット検索から団体の申し込みがあったりで、参加者の合計は210名でした。

参加委員  CL渋谷、SL野口、大島、小島、徳永、西山、新村、廣田、山口、椎名、小原、渡邊、小林、猪狩、長谷川、宮崎、森谷
投稿:森谷

 

写真:高尾山口駅前で集合、 1号路の杉の枝先のセッコク、 高尾山で見かけた紫ラン、 高尾山山頂直下の木陰で感謝状

高尾山のクリーンハイクのご案内 (2009年度) [終了]

セッコクの花咲く高尾山クリ−ンハイキング

 新緑の高尾山で登山道の清掃ハイキングとセッコクの花の観賞を行います。
 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を広げていきましょう。

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実施日  2009年6月7日(日) 雨天決行
集合   京王線 高尾山口駅前 午前9時
     (都岳連の青い旗が目印です)
申し込み 不要、集合場所に直接お集まりください。
参加費  無料
持ち物  昼食、水、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイルで参加してください。
解散   午後13時ごろ、高尾山山頂で感謝状を差し上げて解散になります。
主催   (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール

でお願いいたします。
     Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

 6月は全国環境月間です。当委員会では、この企画を全国環境月間に合わせて長く続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
 この時期は、杉の木などに寄生するランの「セッコク」の花が美しく咲いていて参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があればよく見えます。この他に、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花も見られます。
 気象、写真、ハイキングなどの話もあります。お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。

高尾山からの夕日、ダイヤモンド富士

p20081223diafuji.jpg12月23日 高尾山から見る夕日が富士山の頂上に沈むダイヤモンド富士を見に高尾山に登ってきました。
16時過ぎまで富士山は見えませんでしたが、この美しい自然のショーの5分前頃から富士山のシルエットが見えて、雲もほとんど無くなり短い時間で見る見る富士山の頂上に沈んでいきました。毎年冬至の前後の数日が楽しめるそうです。
また、朝は昨日からの雪が残り雪景色で、氷の粒や雪が日に溶けて雨のように枝から落ちるのも美しく感じました。

投稿:野口

高尾山 クリーンハイク 2008/6/8

高尾山クリーンハイクとセッコク観賞 2008年6月8日(日) 曇り(予報は午前中に小雨)

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 今日のセッコクを観賞しながらの高尾山の清掃山行は、6月の環境月間に合わせた自然保護の啓もう活動である。
 京王高尾山口駅前に8時ごろからスタッフが集まり、電車が着くたびに参加者が増えてくる。9時から開会式を行う。開催の挨拶、自然保護委員会の大島委員長の挨拶があり、今日の予定、班分けについて説明をする。
 参加者63名、スタッフ16名になった。参加人数が多いので、スタッフ2~3名、参加者10名前後、協力してくれた自然保護指導員も入り、5班の編成にする。
 9時25分に順次出発する。参道へ入るとシャガの花が咲いている。シャガは土止めに効果があり高尾山の参道、登山道の斜面に多く見られる。
 6号路(びわ滝コース)を行き、びわ滝分岐から15分位で杉の大木の上方にセッコクの花が咲いている。その先にも、薬王院あたりにも今年はセッコクが多く咲いている。黄色の花のジャケツイバラも見える。
 橋の脇の広場でカメラ講座を行う。水量の多い沢道から緩やかな道、急登の階段を登り、尾根の広場に出る。休憩しながら熱中症対策とハイキング講座を行う。薬王院からの道と合わさると賑やかになり、頂上は人で賑やかで、誰かかが山の銀座だと言っていた。
 高尾山頂上では気象講座、自然保護委員会が行っている水質調査についての説明もする。そして今日の清掃山行に参加していただいたことに対する感謝状を差し上げて、委員長挨拶があり解散する。

参加スタッフ:  大島、藤井、徳永、小島、溝口、新村、小原、西山、山根、渡邊、小林、猪狩、野口、長谷川、CL 渋谷、 SL 森谷

投稿:森谷
写真:例年より多いセッコクの花、高尾山口駅での挨拶、高尾山頂上での感謝状、ヤマボウシ

高尾山クリーンキャンペーンに関する考察

 地球温暖化問題を主なテーマとして、本年7月7日「2008北海道洞爺湖サミット」が開催された。約1000年から2000年前の中世期、地球の気温は、温暖期や小氷期等の変動を繰り返しながら比較的安定していたが、西暦1750年頃から、人間による化石燃料の使用によって平均気温が上昇し始めた。化石燃料に含まれる二酸化炭素やメタン等の温室効果ガスの放出が急速な地球温暖化の大きな要因とされている。このままでは、西暦2100年までの間に、平均気温が最大6.4℃上昇すると言われている。これは過去1万年の気温再現結果に照らして上昇の速度が明らかに異常である。今後20~30年の間に「京都議定書」「洞爺湖サミット」「09デンマーク会議」等でドラスティックな温暖化抑止対策を講じておかなければ、地球は取り返しのつかない事態に陥るだろう。

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 さて、2007年6月23日、中央高速と関越道間の圏央道が開通した。高尾山を隧道でぶち抜き、圏央道高尾トンネルの掘削工事が2009年度貫通を目指し現在着々と進行している。圏央道は、神奈川県横須賀市から高尾山を通り、埼玉県、茨城県を抜け、千葉県木更津市を結ぶ首都圏中央連絡自動車道路である。高尾山は東京都心から50キロ、電車で1時間足らずで、家族連れや若者達、中高年とあらゆる階層の人々に愛され、年間250万人が訪れるという。東京を訪れる外国人観光客の人気は、浅草、秋葉原に次いで高尾山だそうだ。最近、フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」が、高尾山を三ツ星にランクしたほどだ。
 近郊に緑豊かな憩いの場を持つことが近代的な大都市の条件なら、高尾山はその役割を十分に果している。南斜面が温暖帯、北斜面は冷温帯であるため、約1300種の植物、5500種の昆虫類、130種の野鳥、30種の哺乳動物が棲息しているという。貴重な自然の宝庫であり、見事な食物連鎖のシステムが構築されている。トンネルによって水脈が分断され、生命の根源である水がむやみに放出され、滝が涸れ、高尾山の豊かな自然に多大な悪影響を及ぼすことが懸念される。
 宇宙の出現は137億年前、地球が46億年前、生命の誕生が40億年前、そして人類が現れたのが600万年前とは、元自然保護委員長・藤井謙昌が唱えるところである。想像も出来ない驚くべき時間をかけて形成された地球の歴史を考えるならば、我々人間は、地球に対してもっと謙虚にならなければならないだろう。産業革命後僅か260年で、人類は鉄とコンクリートにより自然界の循環サイクルを断ち切り、生態系破壊を始めた。今さら260年前の社会に戻ることは不可能であるが、これからは便利さばかり求めることにブレーキをかけて行かねばならない。
 1972年6月5日、スウェーデンの首都ストックホルムで国連人間環境会議が開催された。以来、6月5日が「世界環境デー」となった。我々は毎年6月初旬の日曜日、新聞等で参加者を募集して高尾山清掃キャンペーンを実施している。同年尾瀬で始まったゴミ箱撤去運動以来、高尾山にもゴミは殆ど見当たらなくなった。20年余も続けてきたことが世間の風潮と相まって漸く効果が出てきたものと認識している。継続は力なりだ。
 時代は今、将に環境の世紀、自然保護という傲慢な考えを捨て、人類は動植物と平等に地球の恩恵を享受するという思考へと展開して行かなければならないと考えている。

 自然保護指導員 徳永 邦光
 (都岳連通信第4号 巻頭言より)