秋めく里山の自然 ハイキングと自然観察会の写真による速報です。
2015年 10月18(日) 朝から晴れて、ちょうど良いお天気の中で自然観察会は行われました。
雨天であった前日の下見などにより、観察する動植物の確認と表示、地元のお土産などの準備は整い、22人の参加者を迎えて6班でのきめ細かな観察が行われました。
桜やツタなどが色づき始めて秋が進んでいました。モミジ類の紅葉はこれからですが、沢山の秋の花と草木の実りを観察できました。
ツリフネソウ、コウヤボウキ、ノコンギクなどの花が見られ、チゴユリやホウチャクソウ、ムラサキシキブなどの紫の実がたくさん付いていました。オトコヨウゾメなどの赤い実も鮮やかです。ヤブコウジやヤブランの実はまだ緑色のままでした。
多くの植物の観察の間に武蔵五日市の地形の話や前日から採集した実際の土壌動物を見ながらの動植物の食物連鎖の話などがありました。
コースの終了点となる白萩でも有名な大悲願寺で、香りのよいマイタケがお土産として渡されました。夕食が楽しみですね。
観察会では、およそ次のような植物が見られました。
木本
クサギ、ゴンズイ、オトコヨウゾメ、ガマズミ、テイカカズラ、アケビ、ニシキギ、マユミ、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、サルトリイバラ
草本
(花)ミゾソバ、ツリフネソウ、キバナアキギリ、オケラ、カシワバハグマ、サラシナショウマ、カンアオイ、コウヤボウキ
(実)ウバユリ、ヤブミョウガ、ホウチャクソウ、チゴユリ、ノブキ、ガマ、サンカクイ、シオデ、イノコヅチ
写真:横沢入での話、林道での観察、ミゾソバ、オトコヨウゾメ、横沢入のパノラマ
月: 2015年10月
公社)日本山岳協会 自然保護指導員の研修会2015年の案内[終了]
公社)日本山岳協会 自然保護指導員の2015年度研修会のご案内[終了]
公益社団法人日本山岳協会では、自然保護指導員制度を定め、日本の山岳各地の自然環境の保全に寄与する活動をすすめております。この研修会は、既に指導員で活躍している方々、これから指導員を志す方々に向け、指導員としての在り方や自然への一層の理解などにつき研鑽の機会を提供するものです。
日時: 2015年11月7日(土) 9:00から11:45
対象: 日山協自然保護指導員、山岳環境保護に関心のある方など
参加費: 500円(資料代として)
当日にお支払いください。なお、2015年度新規登録指導員は不要です。
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター[セ402号室]
最寄り駅: 小田急線参宮橋駅から 徒歩約7分
申し込み: 都岳連事務局へ次の情報とともにメールか電話で申し込んでください。
「自然保護指導員研修会参加希望」、氏名、連絡先、(所属団体名)
Eメール: koshu@togakuren.com
Tel: 03-3526-2550 (月から金曜日の13時から17時)
締め切り: 11月4日
なお、この研修会は都岳連に所属する自然保護指導員の更新の条件にもなります。2016年3月末に自然保護指導員資格更新の方、及び昨年度更新時期に更新手続きが未了な方は、ふるってご参加のほどお願いいたします
pdf形式資料のダウンロード
自然保護指導員研修会のご案内 2015年
プログラム
・自然保護指導員について 日山協自然保護常任委員会より報告
・関東地区各県岳連自然保護委員会活動報告など
・基調講演 「自然公園の現状と課題」
NPO法人山のECHO理事 森 孝順 (たかより)氏
- (NPO法人山のECHO理事、元国立公園レンジャー、自然環境研究センター上級研究員・小笠原統括や財団法人自然公園財団 事務局長などを歴任)
国立公園レンジャーの経験を交えて、山域で起きている困った問題とその対応状況について講演頂きます。