8月度の水質調査に行ってきました。2009/08/15

p20090815suishitu.jpg
p20090815fusiguro.jpg

8月15日、8月度の水質調査に行ってきました。
水質調査と自然保護指導員講習の補講者への水質の概要説明と実際に検査パックを使った実地講習も終えました。

2ヶ月前にはエゴノキが満開でしたが、今回は緑の可愛い実を付け、所々に紫色のクズの花びらが山道を覆い、ウバユリの蕾もふくらみ始め、緑濃い樹林の中にフシグロセンノウのサーモンピンクの花が鮮やかでした。
上流部から少し登った辺りには山葡萄がいっぱい実をつけていて、9月の調査の頃には色づいているかも。季節の移ろいを植物で感ずるのも水質調査の楽しみの一つですね。

参加者は、西山、小林(車)、小原、森谷、宮崎、山根、自然保護指導員講習受講者1名の総勢7名です。

投稿:ヤマネ
写真:小原

苗場山の大湿原を見に行きました

苗場山の大湿原と植物を見に行きました。 2009/8/9
p20090809naebakinkoka.jpg
p20090809naebatitou.jpg

8月に入って苗場山の湿原を見に行こうと急に決まりました。職場帰りで湯沢の仮眠所利用、苗場山登山、小赤沢温泉、お酒の買い出し、へぎそば、帰りの渋滞と充実した内容でした。

津南町秋山郷から入った小赤沢3合目駐車場は、トイレもあり水も使えます。小型バスも入っていて、50台くらい駐車できるようです。
曇り時々小雨。4合目の水はおいしい。木道が始まる湿原入口までの登山道はぬかるみが多く、運動靴で登っていた中学生の団体はどろんこ状態。3箇所の急な岩場には鎖と固定ロープがあった。

苗場山の山の上が広大な台地のような湿原であることには驚かされる。湿原には、チングルマが綿毛状態、咲き遅れたイワイチョウが少々、頂上付近にほんの少しのニッコウキスゲ、ワタスゲが所々に、キンコウカやイワショウブが一面に、リンドウはこれから、モウセンゴケやヒメシャクナゲも見つかりました。

p20090809naebasinshoku.jpg
p20090809naebashufuku.jpg

木道に沿って斜度のあるところでは土壌流失があり、防砂の石組みはあまり効果が出ていないように見える。木道も3箇所くらい土が流れて土台が浮いていた。斜度の少ないところにネットで修復したところがあり、スゲ類が生え始めている。
山頂下部休憩場所は、大きな木のテラスになっていた。この回りの土の流失が心配である。光を下に通す材料か金網のように光と水を通す構造なら植生は残れるのではないだろうか。
自然保護指導員の腕章を付け、自然保護のゴミ袋を持ってゴミを回収しました。大きいものはタオル。そのほかティッシュ、飴の包装など10個程度でした。

8/8(土)20:00所沢駅集合 22:50ゆざわ健康ランド泊2,200円
8/9(日)7:40小赤沢3合目駐車場発 → 10:20湿原入口 → 11:20苗場山頂
12:25山頂下部休憩木テラス発 → 12:40苗場神社発(往復) → 13:35湿原入口発 → 15:45駐車場着
苗場山頂ヒュッテは営業、遊仙閣は休業でした。
駐車場に着いた頃は濃い霧が出て、運転は先が見えず緊張状態。
登山口の秘境・秋山郷の小赤沢温泉楽養館で温泉に入る。濃い赤い湯は鉄ナトリウム・カルシウム塩化物泉とのこと。
お酒は、津南町の苗場山や霧の塔、六日町の八海山などコシヒカリの産地だけあって沢山並んでいました。
湯沢で食べた魚沼地方発祥のへぎそばは、つなぎに布海苔(ふのり:麻織物の糸の糊付けに利用)を使い、へぎ(片木)と呼ばれる器に載せて出すのでこの名があるそうです。
20時を過ぎていたためか、所沢から湯沢までの高速道路料金は特別割引適用で片道1,450円でした。

写真: キンコウカ、 苗場山山頂、 苗場山山頂付近の登山道浸食、 ネットによる修復

参加者: 岡田CL、 長谷川、 野口
投稿: 野口

社)日山協 自然保護指導員 更新手続きのご案内 2009年 [終了]

社)日本山岳協会 自然保護指導員 更新手続きのご案内 2009年 [終了]

 社)日本山岳協会 自然保護指導員の皆様には自然保護活動にご協力をいただき、厚くお礼申しあげます。
 さて、社)東京都山岳連盟から自然保護指導員の登録、更新を行い有効期限の5年を迎える方は更新の時期となります。更新の対象になる自然保護指導員の方には、来年度からも引き続き自然保護指導員としてご活躍いただきたく、更新の手続きをお願い申しあげます。
 なお、5年前の住所や電話番号の変更などで連絡がつかない方もあり、10月に入っても都岳連から連絡が届かない対象者をご存知の場合は事務局までご連絡をお願いいたします。

1.更新の対象者について
p20090804shomeiura.jpg

自然保護指導員 証明書の有効期限が、平成22年3月であることで確認できます。
これは、2005年(平成17年)4月に認定された方、および更新された方が対象になります。(2004年11月に、東京都山岳連盟経由で新規に申請された方、および更新の申請をされた方になります。)

2.更新のための条件について

次の(1)の条件を満たすこと、または(2)のレポートの提出のいずれかが更新の条件になります。
(1)都岳連自然保護委員会主催の2005年4月以降の次の行事への参加
 自然保護指導員の講習会
 カタクリパトロール、クリーンハイク(清掃山行)、自然観察会

(2)次の何れかのレポートの提出
 フィールドレポート2回以上
 山岳における自然保護について
 自然保護活動の具体的実績について

3.更新の手続について

(1)更新申請書に必要事項を記入の上、都岳連事務局にご郵送ください。
 更新申請書は、こちらよりダウンロードできます。
 → PDF形式の更新申請書   (Adobe Readerなどで表示、印刷できます)
 → 表計算形式の更新申請書 (ExcelやOpenOffice.org 3.1などで記入できます)

(2)自然保護指導員更新料(更新料、および事務手数料)を郵便振替でお振込みください。
 「自然保護指導員 更新料」と書いて、3,000円をお振込みください。
 郵便振り替口座番号 00130-9-317605
 振込先名称    (社)東京都山岳連盟

(3)申し込みの締め切りは、平成21年11月30日まで

4.問合わせ先

 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後
 社)東京都山岳連盟 事務局
  電話 03-3526-2550(月~金の13時~17時)
  または、
都岳連事務局宛にメール

5.自然保護指導員の講習会について

 更新の条件にある自然保護指導員の2009年度の講習会をつぎの日程で実施いたしますので、ぜひご参加ください。
 なお講習会の詳細については、別途ご案内いたします。

 11月 28(土) 国立オリンピック記念青少年総合センター

アクセス数 1046でした。2010/9/3