2009年春 新緑の奥多摩ハイキングと自然観察会のご案内 [終了]

新緑の奥多摩ハイキングと自然観察会 (2009年 春)  [終了]

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新緑のあきる野丘陵でハイキングをしながら春の自然や山野草、地形や歴史などを見ていきます。終点の秋川河畔ではスタッフ手作りの旬の山菜てんぷらと山菜の味噌汁を味わいます。

主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
期日  2009年 4月29日(祝)
集合  JR五日市線 武蔵増戸駅前 AM 9時 雨天決行
参加費 2,000円(保険料、資料代、山菜汁、山野草の天ぷらなど)
    都岳連会員は1,500円
定員  50名(定員になり次第締め切ります)
コース 初心者向き
    武蔵増戸駅→ 弁天山→ 網代城山→ 秋川河畔
解散  15時頃 秋川河畔解散予定(お帰りは武蔵五日市駅から)
持ち物 昼食、水筒、食器、雨具、軍手など
    ハイキングスタイルででご参加ください。軽登山靴かトレッキングシューズ推奨。

申し込みと問い合わせ
   (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
をお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、4月22日(水)です。
    Tel: 03-3526-2550(月から金曜日の13時~17時)
    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後

申し込み後に「春の自然観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

新緑と山の花などの自然を楽しみ、自然環境保全についても考えてみたいと思います。ミニハイキング講座、ミニカメラ講座もあります。ぜひご参加ください。小学生は無料ですのでご家族でもご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。

写真:セリバヒエンソウ

秋の自然観察会 2008/11/16

網代弁天山から城山ハイキングと自然観察

2008年 11月16(日)曇り時々小雨
 

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 前日の夕方からの雨が朝まで降っていたが、集合時間の午前9時は止んでくれた。
 JR五日市線の武蔵増戸駅前で受付を済ませて、観察会の出発地点の網代公民館前へ移動する。ここで、大島自然保護委員会委員長の挨拶、スタッフ紹介、今日の予定の説明、班分けをする。
 前日の調査では雨で滑りやすい場所があり、これからも雨が降る予報もあることから、参加者の靴や服装を見てコースを変更する。網代弁天山を一周して戻り、一部は車道歩いて城山を迂回した。
 途中では各班ごとに廣田講師の設置した植物パネルでの説明やハイキング講座を行い、小峰公園などで地形や地質などの話を藤井講師から聞いた。
 弁天山付近の紅葉と植物の観察、秋川沿いの流れと紅葉、小峰公園の紅葉、廣徳寺境内の大銀杏の黄葉を楽しんだ。
 最終地点の東屋「やまぼうし」では、特製のきのこ汁と甘酒を味わい、無事終了した。
 観察会の途中で小雨があったが、参加者の皆さんは秋を楽しんでほぼ満足の様子であった。

参加者 35名。
講師  藤井 謙昌、 廣田 博
観察スタッフ 13名、 キノコ汁作りと会場作りスタッフ 7名。
 CL 森谷、SL小原
  徳永、椎名、新村、大島、野口、岡田、溝口、猪狩、渡邊、西山、小島、小高、小林、西川

投稿:森谷
写真:左上 網代公民館前から、右上 網代弁天山からの下り、左下 廣徳寺、右下 きのこ汁

公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

自然保護指導員 公開懇談会「山の自然環境保全・保護を学ぶ」のお知らせ [終了]

(公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会 

日時:11月30日(日) 8:35〜12:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター (センター棟 セ-304号室)

対象:日山協自然保護指導員、2008年度新規指導員申請者、日山協関東地区自然保護委員会、
   各団体自然保護関係者および山岳環境保全に関心のある方など

プログラム:
1.山の自然保護・保全活動の報告
 各団体における山の自然保護・保全活動の実績(環境保護活動、調査・研究、普及、教育等)と現状の報告です。

 【報告者】

  • 日本山岳会: 山の環境問題に関する意識調査の報告(富沢克禮氏)
  • 日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト: 環境教育活動(野田憲一郎氏)
  • 日本ヒマラヤ協会: Take in take out(中川裕氏)
  • 日本勤労者山岳連盟自然保護委員会: 山のごみ回収報告(浦添嘉徳氏)
  • 山のECHO: 山岳地のトイレ(上幸雄氏)
  • 日本山岳協会: 自然保護指導員資格制度について(若月東兒氏)
  • 日本自然保護協会: 山岳域の自然保護[AKAYA、他](辻村千尋氏)
  • 東京都山岳連盟: カタクリパトロールと水質調査(小高令子氏)

    演題と講演者は11月25日時点での予定です。

2.山の自然環境保全・保護を学ぶ
 これまでの活動のレビュー、これからの目指す姿などについて報告者との忌憚の無い意見交換により、自然保護に係る人の役割を学びます。

 【司会】 都岳連 前自然保護委員長  徳永 邦光

 
定員: 80名
申し込み:(公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話、または
メール
をお願いいたします。
      電話 03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)

参加費: 800円 (但し、2008年度新規指導員認定申し込み者は無料)
  申し込み後に郵便振り替用紙に「懇談会」と書いて参加費をお振込みください。
  郵便振り替口座番号 00130-9-317605
  振込先名称    (社)東京都山岳連盟
  ※なお、懇談会参加費は当日会場でも受け付けます。

以上

2008年 秋の自然観察会(紅葉の奥多摩)のご案内 [終了]

紅葉の奥多摩 網代城山ハイキングと自然観察

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 錦秋の奥多摩、あきる野丘陵でハイキングをしながら当委員会のベテラン講師陣と自然や山野草、地形などについて観察します。丘陵の自然の爽やかな冷気に触れて、なぜ紅葉するのか? 自然とは? 地球とは?森林の重要性、生態系などの自然環境保全について考える楽しい一日です。
 春には同じコースで自然観察会を行いました。そのときの花や木々がどんな実をつけ、何色に紅葉しているでしょうか。寒い冬を越して春に再び美しい花を咲かせる準備を始めているのでしょうか。
 初めて参加される方にも楽しめるように写真入の説明パネルを用意し、ミニハイキング講座、山岳写真講座なども行います。また、終着点の秋川河畔では秋の味覚「きのこ汁」を用意しています。小学生は無料ですのでご家族でもご参加ください。

主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
日時  2008年 11月16日(日) 雨天決行(コースを変更します)
集合  JR五日市線 武蔵増戸駅 駅前広場 午前9時
参加費 2,000円(保険料、資料代、キノコ汁など)
    都岳連加盟会員は1,500円
定員  50名(定員になり次第締め切ります)
コース 初心者向き
    武蔵増戸駅→ 弁天山→ 網代城山→ 都立小峰公園→ 秋川河畔(きのこ汁) 
解散  15時頃 秋川河畔解散(お帰りは武蔵五日市駅から )
持ち物 昼食、飴、菓子、食器、雨具、軽い防寒具、軍手など
    ハイキングスタイルでご参加ください。

申し込みと問い合わせ
   (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
をお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、11月7日(金)です。
    電話:03-3526-2550(月から金曜日の13時 – 17時)
    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後

申し込み後に「秋の観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

写真:昨年の紅葉(出発まもなく貴志嶋神社前)

2008年度 (社)日本山岳協会・自然保護指導員 新規募集 [終了]

(社)日本山岳協会・自然保護指導員 2008年度新規募集のご案内

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 東京都山岳連盟では、(社)日本山岳協会の「自然保護指導員」規定に基づき自然保護指導員を認定しております。
 都岳連所属の自然保護指導員は御前山のカタクリパトロール・水質調査、フィールドレポートや一般の方を対象とした春・秋の自然観察会、高尾山清掃山行など幅広く活躍しております。
 本年も、下記の要項で自然保護指導員の募集と認定講習会を行います。指導員がおられない山岳会からのご推挙、山岳環境の保護に関心のある個人会員の方をはじめ、幅広く募集しております。

1.募集人数と資格
 資格:
  (1)東京都山岳連盟加盟団体の会員または都岳連個人会員である方。
  (2)入山日数が多く自然保護活動を自覚的に実行できる方。
  (3)所属山岳会(個人会員にあっては都岳連会長)の推薦がある方。
  (4)実地・机上講習会を受講できること。
 定員: 20人 (定員になり次第締め切りますので、早めにお申し込みください)

2.実地・机上講習会
 9月7日(日) 10:00~16:30 雨天決行
 場所:  檜原都民の森 研修室、および三頭山 
 研修内容:水質調査の実際と三頭山系の地理・地勢、活動と山の自然保護関連法規
 集合:  JR武蔵五日市駅 9:00

3.講習および認定費用等
 実地および机上の講習会費用として9,000円 (資料代、交通費、事務費、保険代等)です。
 なお、指導員認定時に腕章、認定証明書発行等用等(4,500円)が別途必要となります。
 認定証明書は、2009年4月1日から5年間有効です。

4.申込み方法
★定員になりましたが、2〜3人受け入れができますので9/1(月) まで受付を延長します。★
 受付期間:7/1(火)~8/22(金)  受付は、月曜~金曜の13時~17時
 事務局に電話(03-3526-2550)又は
メール
で予約の上、
 下記の口座に「自然保護指導員 新規認定講習会受講費」と明記し、講習会費9,000円をお振り込みください。
 なお、実地・机上講習への参加が日程上難しい方には別途講習会を準備しますので、お申し出下さい。
 郵便振替口座名義:社団法人東京都山岳連盟 00130-9-317605番

以上

春の自然観察会 2008/5/18

網代弁天山から城山ハイキングと自然観察
2008年 5月18(日)曇り

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 武蔵増戸駅前の広場で9時頃までに受付を済ませ、参加者はスタッフと共に観察会のスタート地点の網代公民館へ向かう。
 秋川に架かる網代大橋の下のフジの花が満開で美しい。網代公民館前広場で準備体操をして、主催者の自然保護委員会の徳永委員長の挨拶、今日の予定、観察の進行についてなどを説明する。同行スタッフ16名(内、講師2名)、参加者28名。スタッフが2~3名、参加者4名か5名で班を構成する。
 10時出発。田んぼには稲が植えられている。蛙の鳴き声が賑やかだ。ここのハルジオンから始まる。似ているヒメジョンとの違い、ノアザミとタムラソウとの違い。今日の観察の主なる植物を選び、廣田講師が用意した花や葉の写真、拡大写真のパネルを見ながら解説し、観察していく。
 弁天山の洞窟がどのようにして出来たのかの興味深い解説が藤井講師よりある。弁天山の頂上にネジキという樹木がある。木の肌が幹も枝もネジれている。ウツギ、ハナイカダと見て進む。
 城山の頂上で昼食後に、五日市盆地が太古の昔は湖であった話、熱中症の話があった。下山時にジャケツイバラの幹のトゲを触り幹の先に咲く黄色の花を見る。
 小峰公園で奥多摩の形成、河が作り出す段丘などの解説がある。山菜汁が待ちどうしい時間のようなので会場へ直行する。会場の「やまぼうし」へ到着して早速、料理班特製の山菜の天ぷら、山菜汁を味わう。盛りだくさんの内容であった観察会は15時に解散して無事に終了した。

講師:藤井 謙昌(地質学、歴史)、廣田 博(植物)
スタッフ: CL 森谷、SL 渋谷、会計 小原
徳永、大島、小島、渡邊、野本、新村、猪狩、山根、西山、野口、長谷川

投稿:森谷
写真:セリバヒエンソウ、ヘビイチゴ、城山頂上、山菜天ぷら

高尾山の清掃ハイキングの案内 (2008年度) [終了]

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新緑の高尾山でセッコクの花の観賞と清掃ハイキングを行います。
ゴミの無い、花と緑の美しい山。環境保全活動の裾野を広げていきましょう。
 
実施日  2008年6月8日(日) 小雨決行
集合   京王線 高尾山口駅前 午前9時
     (都岳連の旗が目印です)
申し込み 不要、集合場所に直接お集まりください。
参加費  無料
持ち物  昼食、水、雨具、軍手、ゴミばさみなど
     日帰りハイキングのスタイルで参加してください。
解散   正午過ぎ頃、高尾山山頂で感謝状を差し上げて解散になります。
主催   (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
     (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール

でお願いいたします。
     Tel: 03-3526-2550(平日の13時 – 17時)

 6月は全国環境月間です。当委員会では、環境月間に合わせてこの企画を続けています。毎年、多くの方が参加してくださいます。
 この時期は、杉の木などに寄生するランの「セッコク」の花が美しく咲いていて参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があればよく見えます。この他に、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花も見られます。
 気象、写真、ハイキングなどの話もあります。お友達、ご家族で、お一人でもお気軽にご参加ください。

2008年春の自然観察会(奥多摩)のご案内 [終了]

p20080426hanaikada.jpg春の奥多摩 山野草観察会と網代城山ハイキング

主催  (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
日時  2008年 5月18日(日)
集合  JR五日市線武蔵増戸駅前広場 AM9時 雨天決行
参加費 2,000円(保険料、資料代、山菜汁、山野草の天ぷらなど)
    都岳連加盟会員は1,500円
定員  50名(定員になり次第締め切ります)
コース 武蔵増戸駅→ 弁天山→ 網代城山→ 秋川河畔
解散  15時頃 秋川河畔解散予定(お帰りは武蔵五日市駅から )
持ち物 昼食、食器、雨具、軍手など

申し込みと問い合わせ
   (公社)東京都山岳連盟 事務局へ電話か、
メール
でお願いいたします。
    参加者の決定:参加費の入金後に確定します。
    申し込みの締め切りは、5月8日(木)です。
    Tel: 03-3526-2550(平日の13時 – 17時)
    〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-10 パークサイド7ビル 2F※移転後

申し込み後に「春の観察会」と書いて参加費をお振込みください。
    郵便振り替口座番号 00130-9-317605
    振込先名称    (社)東京都山岳連盟

新緑のあきる野丘陵で自然や山野草、地形等について、都岳連・自然保護専門委員の20名のスタッフが懇切丁寧に解説します。終着点の秋川河畔ではスタッフ手作りの旬の山菜てんぷら、山菜の味噌汁が出ます。
なお、秋にも同じコースを歩き春と秋の変化を観察し自然界の成り立ちを勉強します。小学生は無料ですのでご家族でもご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。

イベントのご案内  2008年度 [終了したもの]

2008年度イベントとしてご案内して終了したものです。
ご参加いただき、ありがとうございました。
● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、群生地での保護ロープの設置や監視、トイレ指導など
を行います。
 対象:自然保護指導員、ご協力いただける方
  4月 19(土)から27(日)奥多摩 御前山
  5月 11(日)カタクリ保護柵の撤収
● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキ
ングです。旬の山菜てんぷらなども味わえます。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員
  5月 18(日)春の自然観察会(武蔵増戸駅、武蔵五日市駅、 網代・城山)
● 高尾山清掃キャンペーン
 環境月間に合わせて、都心に近く自然豊かな高尾山で清掃ハイキングを行います。
セッコクやシャガの花を見ながらのボランティアハイキングです。植物や山の歩き方
などのお話もいたします。感謝状をお渡しています。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員
  6月 8(日)高尾山 清掃山行 (高尾山口駅、高尾山山頂)
● 自然保護指導員の募集 
社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。
詳細は→こちらの募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員など

  7月1(火)から8月22(金)新規 自然保護指導員の募集
  9月7(日)実地及び机上講習 三頭山、【檜原都民の森】 
● 秋の自然観察会(あきる野市 網代・城山)
 紅葉と山野草などを楽しむハイキング、自然観察会です。秋の味覚、キノコ汁も味わえます。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  11月16(日)秋の自然観察会(武蔵増戸駅、網代・城山、武蔵五日市駅)

● 都岳連 日山協・自然保護指導員懇談会
 山岳関係団体から自然保護活動の実績と現状を学び、報告者の方々との意見交換を予定しています。
 対象:都岳連所属の日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規予定者、
    および山岳環境の保全に関心のある方

  11月30(日)国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟 304号室)

秋の自然観察会 2007/11/18 報告

網代弁天山から城山ハイキングと自然観察

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2007年 11月18(日)快晴
 9時に五日市線の武蔵増戸駅前広場で、受付を済ませ、観察会がスタートする。
 網代大橋の下の秋川の川畔を行くと流れの中にコサギが何かをついばんでいる。網代公民館前広場に全員集合して自然保護委員会の徳永委員長の挨拶、今日の予定、観察についてなどを説明する。班毎の行動になるので、参加者53名(内子供3名)1班を8人から10人の7班に班分けをして、そこへ委員会のスタッフが2名つく。
 10時出発。珍しい田んぼが見られる。ここのノハラアザミから始まる。触ってみる。
 事前に、今日の観察の主となる12種を選び、それに春のときの写真、現在の拡大写真を添えて説明などを加えながら進行していく。秋には花が少なく実になっている種が多く、春の花の写真が大いに参考になる。網代城山へ11時15分着、昼食にする。そのあと、休憩時間を利用して西田先生に森林の環境保全的効用、森林の生態系、生物の多様性などを樹林に囲まれた中で、やさしく話していただいた。ジャケツイバラの幹を触りトゲトゲを感じる。
 高尾から車道を歩き、民家の庭先を見ながら廣徳寺の2本の大イチョウを観察する。黄葉しているが今年は遅れている。気根を説明する。2時に「やまぼうし」へ順次、到着する。
 特製のキノコ汁を賞味する。突然に木枯らし一番が吹き出したので暖かいキノコ汁で体が温まったと思う。続いてキノコの話を現物と写真、パソコンの画面で説明していただく。皆さん興味をもって見ていた。3時に解散する。
 秋の日の短い時間であったが、参加の皆さん、それぞれに感じた一日であったと思います。

講師  西田氏(キノコアドバイザー、森林インストラクター)
自然保護委員会観察会スタッフ
CL:森谷、SL:小原、
徳永、大島、椎名、小島、廣田、溝口、野本、猪狩、渡邊、山根、西山、渋谷、野口、長谷川
料理班
小高、西川、小林、天野、東京野歩路会有志

春の自然観察会 2007/05/20 報告

p20070520kansatsu.jpg網代城山ハイキングと山野草観察

 早朝は雲があったが集合時間頃には快晴になる。JR五日市線の武蔵増戸駅前にスタッフ18名が待機。料理班の7名は天ぶら会場で下準備をしている。電車が到着するたびに参加者が到着する。受付を済ませ資料を受け取り、人数をまとめて出発する。網代公民館の前に全員集合する。ここで徳永委員長の挨拶、本日の予定、連絡事項等を話したあと班分けをし、班ごとの行動で観察会を進める。総勢100名の大観察会である。
 まずはハルジオンとヒメジョンの見分け方を説明。ニガナが咲いている。テイカカズラも見られる。山桜やつつじの木も多い。奥ノ院の弁天洞窟の中に大黒天が祀られ、この地域の伊那石で出来ている。シイの古木がある。葉がビロードの肌触りのようなヤブムラサキ、実が出ている稚児百合、スミレの実も見られる。コウヤボウキも多い。弁天山の項上にネジキがある。幹も枝もねじれていて、不思議な形をしている。下って城山への道へ入とアセビ、アオキが多い。葉の中央に実がなっているハナイカダがある。鞍部から登りになる。コゴメウツギ、マルバウツギ、ツクバネウツギが咲いている。北側の木の上方に黄色の花のジャケツイバラが見える。小広い網代城山の項上へ着き昼食休憩。ここは戦国時代に山城の本丸だったという。
 高尾の集落で車道へ出る。天王橋でミズキ、テイカカズラを見て小峰公園へ到着。休憩をして、藤井前委員長の話は地球の誕生、温暖化による植物や生態の変化などである。本当におろそかにできない事態になりつつあることが改めてわかる。
 天ぷら会場では、料理班の皆さんが腕をふるった山菜、キノコの天ぷら、山菜汁に参加者の皆さん方大満足。ここで解散となる。
 都岳連通信2007/1号掲載記事から 自然保護委員会:森谷